■オミクロン型、入国した4人の感染を新たに確認 濃厚接触者は350人 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は13日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が空港検疫で新たに4人確認されたと発表しました。国内のオミクロン型の感染者は計17人となりました。
これを受けて新たに濃厚接触者となったのは約350人で、アプリなどを介して伝え、自治体が宿泊施設で待機するように求めます。
厚労省は13日、海外から日本に到着した20~40歳代の男女4人について、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への感染を確認したと発表しました。国内での感染確認は計17人で、全員が海外からの到着後に判明しています。4人と飛行機に同乗した乗客は4便で計約350人に上り、全員を濃厚接触者として健康観察します。
厚労省によりますと、オミクロン型への感染が確認されたのは、6日に成田空港に到着したナイジェリアに滞在歴がある40歳代の男性、8日に関西空港に到着したアメリカに滞在歴がある20歳代の女性、8日に成田空港に到着したケニアに滞在歴がある30歳代の男性、9日に羽田空港に到着したアメリカに滞在歴がある20歳代の男性の、合わせて4人です。
4人はそれぞれ空港検疫でコロナ陽性が確認されたため、国立感染症研究所でウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析したところ、感染が判明しました。
このうち6日に到着した40歳代の男性は、当日はコロナ陰性でしたが、検疫施設で待機中の9日に陽性となりました。
4人のうち3人はアメリカのファイザー製ワクチンを2回接種済みで、現在は無症状。残る1人の接種歴や症状についは確認中といいます。現在は全員、医療機関などにいるということです。
2021年12月13日(月)
これを受けて新たに濃厚接触者となったのは約350人で、アプリなどを介して伝え、自治体が宿泊施設で待機するように求めます。
厚労省は13日、海外から日本に到着した20~40歳代の男女4人について、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」への感染を確認したと発表しました。国内での感染確認は計17人で、全員が海外からの到着後に判明しています。4人と飛行機に同乗した乗客は4便で計約350人に上り、全員を濃厚接触者として健康観察します。
厚労省によりますと、オミクロン型への感染が確認されたのは、6日に成田空港に到着したナイジェリアに滞在歴がある40歳代の男性、8日に関西空港に到着したアメリカに滞在歴がある20歳代の女性、8日に成田空港に到着したケニアに滞在歴がある30歳代の男性、9日に羽田空港に到着したアメリカに滞在歴がある20歳代の男性の、合わせて4人です。
4人はそれぞれ空港検疫でコロナ陽性が確認されたため、国立感染症研究所でウイルスのゲノム(全遺伝情報)を解析したところ、感染が判明しました。
このうち6日に到着した40歳代の男性は、当日はコロナ陰性でしたが、検疫施設で待機中の9日に陽性となりました。
4人のうち3人はアメリカのファイザー製ワクチンを2回接種済みで、現在は無症状。残る1人の接種歴や症状についは確認中といいます。現在は全員、医療機関などにいるということです。
2021年12月13日(月)
■イギリス、オミクロン型で死者を確認 世界で初確認か [健康ダイジェスト]
イギリスのボリス・ジョンソン首相は13日、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」に感染後の死者1人を確認したと明らかにした。イギリスのメディアなどが報じました。
イギリスでオミクロン型による死者が確認されたのは初めてで、世界でも初とみられます。
イギリスでは12日、オミクロン型の感染が新たに1239人判明し、累計で3137人となりました。同国では2~3日で2倍になるペースで増えており、ジョンソン首相は軍も活用して、ワクチンの接種を加速させると表明しています。
オミクロン型は重症化率は低いとの指摘もあるものの、ジョンソン首相は「感染が速いペースで広がっている。私たちにできる最善のことはブースター接種(追加接種)を受けることだ」と述べました。
新型ウイルス感染の警戒レベルは12日、5段階の「3」から、医療窮迫の恐れがあることを示す「4」に引き上げられました。
2021年12月13日(月)
イギリスでオミクロン型による死者が確認されたのは初めてで、世界でも初とみられます。
イギリスでは12日、オミクロン型の感染が新たに1239人判明し、累計で3137人となりました。同国では2~3日で2倍になるペースで増えており、ジョンソン首相は軍も活用して、ワクチンの接種を加速させると表明しています。
オミクロン型は重症化率は低いとの指摘もあるものの、ジョンソン首相は「感染が速いペースで広がっている。私たちにできる最善のことはブースター接種(追加接種)を受けることだ」と述べました。
新型ウイルス感染の警戒レベルは12日、5段階の「3」から、医療窮迫の恐れがあることを示す「4」に引き上げられました。
2021年12月13日(月)
■「オミクロン型の高波が来ている」とイギリス首相、ブースター接種1カ月前倒しへ [健康ダイジェスト]
イギリスのボリス・ジョンソン首相は12日にテレビ演説し、新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大に対応するため、ワクチンの追加接種(ブースター接種)を加速させると発表しました。2回の接種では「不十分」との認識を示し、年末までに18歳以上のすべての対象者に3回目接種を提供する考えを明らかにしました。来年1月末までとしていた目標を1カ月前倒しします。
イギリス保健当局によると、国内のオミクロン型感染者数は12日までに計3137人となりました。こうした状況を踏まえ、専門家らは12日に警戒レベルを高めることを政府に勧告。ジョンソン首相は「オミクロン型の高波がきている。誰もが疑うべきではない」と危機感を示し、追加接種の加速を決めました。軍を各地に出動させるほか、接種会場の時間延長や接種ボランティアの増員などで体制を整えるとしています。
人口の8割超が住むイングランドでは、公共交通機関や映画館でのマスク着用が義務付けられているほか、13日からは可能な限りの在宅勤務が推奨されます。
イギリス保健安全局の研究では、追加接種でオミクロン型への感染や発症を防ぐ効果が7割以上になる、との結果が出ています。デルタ型感染の場合と比べたところ、イギリスのアストラゼネカ製やアメリカのファイザー製ワクチンの2回接種だと、オミクロン型に対して極めて低いレベルの効果しかなかったものの、いずれも3回目の接種をした場合、効果は70~75%に上昇したといいます。
イギリスでの新型コロナ全体の1日の感染は4万~5万人台で上昇傾向にあります。
2021年12月13日(月)
イギリス保健当局によると、国内のオミクロン型感染者数は12日までに計3137人となりました。こうした状況を踏まえ、専門家らは12日に警戒レベルを高めることを政府に勧告。ジョンソン首相は「オミクロン型の高波がきている。誰もが疑うべきではない」と危機感を示し、追加接種の加速を決めました。軍を各地に出動させるほか、接種会場の時間延長や接種ボランティアの増員などで体制を整えるとしています。
人口の8割超が住むイングランドでは、公共交通機関や映画館でのマスク着用が義務付けられているほか、13日からは可能な限りの在宅勤務が推奨されます。
イギリス保健安全局の研究では、追加接種でオミクロン型への感染や発症を防ぐ効果が7割以上になる、との結果が出ています。デルタ型感染の場合と比べたところ、イギリスのアストラゼネカ製やアメリカのファイザー製ワクチンの2回接種だと、オミクロン型に対して極めて低いレベルの効果しかなかったものの、いずれも3回目の接種をした場合、効果は70~75%に上昇したといいます。
イギリスでの新型コロナ全体の1日の感染は4万~5万人台で上昇傾向にあります。
2021年12月13日(月)
■南アフリカで3万7875人が新型コロナに感染、大統領も感染 多くがオミクロン型か [健康ダイジェスト]
南アフリカ大統領府は12日、シリル・ラマポーザ大統領(69)が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。症状が出ているが軽いということですが、今後1週間、隔離されるということです。
同国で流行する新変異型「オミクロン型」への感染かどうかはわかっていません。ラマポーザ大統領は新型コロナのワクチン接種を完了しています。
大統領府によると、ラマポーザ大統領は12日、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)を終結させた白人与党の元指導者で、11月に死去したフレデリク・デクラーク元大統領の南西部ケープタウンでの追悼式に出席。その後に体調不良を訴えました。
最近は西アフリカ諸国を訪問しており、帰国に伴い12月8日に受けた検査は陰性だったといいます。
南アフリカは11月下旬以降、オミクロン型の流行で感染者が急増。12月9日の確認は2万人を超え、その後も連日1万8000人前後を記録し、12日の新規感染者は3万7875人と過去最多を記録しました。ワクチン接種後に感染する「ブレイクスルー感染」が相次ぎ、在留邦人の感染も増えています。
2021年12月13日(月)
同国で流行する新変異型「オミクロン型」への感染かどうかはわかっていません。ラマポーザ大統領は新型コロナのワクチン接種を完了しています。
大統領府によると、ラマポーザ大統領は12日、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)を終結させた白人与党の元指導者で、11月に死去したフレデリク・デクラーク元大統領の南西部ケープタウンでの追悼式に出席。その後に体調不良を訴えました。
最近は西アフリカ諸国を訪問しており、帰国に伴い12月8日に受けた検査は陰性だったといいます。
南アフリカは11月下旬以降、オミクロン型の流行で感染者が急増。12月9日の確認は2万人を超え、その後も連日1万8000人前後を記録し、12日の新規感染者は3万7875人と過去最多を記録しました。ワクチン接種後に感染する「ブレイクスルー感染」が相次ぎ、在留邦人の感染も増えています。
2021年12月13日(月)