■新型コロナ、22都道府県で175人感染 東京都で29人、群馬県で27人感染 [健康ダイジェスト]
国内では15日午後6時10分の時点で、東京都で29人、群馬県で27人、大阪府で17人、神奈川県で16人、埼玉県で14人、新潟県で11人、千葉県で9人、北海道で6人、愛知県で6人など、宮城県や広島県など25県を除く22都道府県と空港検疫で、新たに計175人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、京都府で1人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万8863人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万9575人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8375人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8388人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、15日時点で27人となっています。
一方、東京都は15日、都内で新たに10歳未満から60歳代、そして80歳代の男女合わせて29人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日と比べて8人増えました。
都内の1日の感染確認が50人を下回るのは60日連続、30人を下回るのは34日連続です。
15日までの7日間平均は19・3人で、前週の121・4%です。
新規感染者29人を年代別にみると、50歳代が9人と最も多く、40歳代が6人で続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。
一方、都の基準で集計した15日時点の重症者は、14日より1人減って3人でした。死亡した人の発表はありませんでした。
都内の感染者は累計38万2442人となり、累計の死者数は3172人となっています。
群馬県は15日、新型コロナウイルスの感染者が新たに27人確認されたと発表しました。直近1週間平均の新規感染者は約15人で、前週の約11人に比べて36%増えました。同県太田市内の工場に続き、桐生市内の高齢者施設などでもクラスター(感染者集団)が発生しており、県内の感染者数が増える要因となっています。
クラスターが判明しているのは、桐生市内の高齢者施設と工場。高齢者施設では15日までに累計27人が、工場では15日までに累計18人が感染しています。先にクラスターが確認された太田市内の工場ではこれまでに累計50人以上が感染しました。
15日の新規感染者をエリア別にみると、前橋市が1人、高崎市が1人、その他が25人でした。県内の感染者は累計で1万7080人となり、累計の死者数は176人となっています。
群馬県は同日、県内在住者4人が新型コロナの新たな変異型「オミクロン型」に感染した人の濃厚接触者として新たに認定されたと発表しました。濃厚接触者に認定された同県在住者は、累計21人になりました。
2021年12月15日(水)
また、京都府で1人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万8863人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万9575人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8375人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8388人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、15日時点で27人となっています。
一方、東京都は15日、都内で新たに10歳未満から60歳代、そして80歳代の男女合わせて29人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日と比べて8人増えました。
都内の1日の感染確認が50人を下回るのは60日連続、30人を下回るのは34日連続です。
15日までの7日間平均は19・3人で、前週の121・4%です。
新規感染者29人を年代別にみると、50歳代が9人と最も多く、40歳代が6人で続きました。65歳以上の高齢者は2人でした。
一方、都の基準で集計した15日時点の重症者は、14日より1人減って3人でした。死亡した人の発表はありませんでした。
都内の感染者は累計38万2442人となり、累計の死者数は3172人となっています。
群馬県は15日、新型コロナウイルスの感染者が新たに27人確認されたと発表しました。直近1週間平均の新規感染者は約15人で、前週の約11人に比べて36%増えました。同県太田市内の工場に続き、桐生市内の高齢者施設などでもクラスター(感染者集団)が発生しており、県内の感染者数が増える要因となっています。
クラスターが判明しているのは、桐生市内の高齢者施設と工場。高齢者施設では15日までに累計27人が、工場では15日までに累計18人が感染しています。先にクラスターが確認された太田市内の工場ではこれまでに累計50人以上が感染しました。
15日の新規感染者をエリア別にみると、前橋市が1人、高崎市が1人、その他が25人でした。県内の感染者は累計で1万7080人となり、累計の死者数は176人となっています。
群馬県は同日、県内在住者4人が新型コロナの新たな変異型「オミクロン型」に感染した人の濃厚接触者として新たに認定されたと発表しました。濃厚接触者に認定された同県在住者は、累計21人になりました。
2021年12月15日(水)
■オミクロン型検出、短時間に タカラバイオと島津がPCR検査用試薬を発売 [健康ダイジェスト]
タカラバイオと島津製作所は15日、それぞれ新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」を検出するためのPCR検査用試薬を開発したと発表しました。タカラバイオは同日、島津製作所は12月下旬から受注を始め、両社とも2022年1月から出荷を予定しています。一般の医療機関ではなく、疫学調査を担う研究機関向けに発売します。
両社が開発した試薬は、ウイルスの表面にある「スパイクタンパク」と呼ばれる突起状のタンパク質の「E484A」という変異を検出します。オミクロン型は変異部位が異なることがあり、この試薬のみですべてを判断することは難しく、島津製作所によると検出率は5~6割といいます。
タカラバイオはE484Aのほかに、オミクロン型の特徴とされるスパイクタンパクの「G339D」の変異を検出する試薬の受注も併せて始めます。
さらに両社は、オミクロン型はデルタ型の特徴となる「L452R」の変異を持たないため、この変異の有無を合わせて検出することで効率的にオミクロン型を見付けられるとしています。
これまでオミクロン型かどうか調べるには、陽性と判明した後にゲノム解析する必要がありましたが、ゲノム解析よりも短時間で特定できるといいます。
両社は新型コロナ患者が急激に増え始めた2020年春から、それぞれPCR検査用試薬を発売し、開発体制を整えて各種の変異型にも素早く対応してきました。
オミクロン型向けのPCR検査用試薬では、スイス製薬大手ロシュも12月初旬に発売したと発表しています。
2021年12月15日(水)
両社が開発した試薬は、ウイルスの表面にある「スパイクタンパク」と呼ばれる突起状のタンパク質の「E484A」という変異を検出します。オミクロン型は変異部位が異なることがあり、この試薬のみですべてを判断することは難しく、島津製作所によると検出率は5~6割といいます。
タカラバイオはE484Aのほかに、オミクロン型の特徴とされるスパイクタンパクの「G339D」の変異を検出する試薬の受注も併せて始めます。
さらに両社は、オミクロン型はデルタ型の特徴となる「L452R」の変異を持たないため、この変異の有無を合わせて検出することで効率的にオミクロン型を見付けられるとしています。
これまでオミクロン型かどうか調べるには、陽性と判明した後にゲノム解析する必要がありましたが、ゲノム解析よりも短時間で特定できるといいます。
両社は新型コロナ患者が急激に増え始めた2020年春から、それぞれPCR検査用試薬を発売し、開発体制を整えて各種の変異型にも素早く対応してきました。
オミクロン型向けのPCR検査用試薬では、スイス製薬大手ロシュも12月初旬に発売したと発表しています。
2021年12月15日(水)
■国内初、胎児の心臓病手術に成功 母子ともに経過良好 [健康ダイジェスト]
国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)は、重い先天性の心臓病「重症大動脈弁狭窄(きょうさく)症」と診断された25週の赤ちゃんの手術を母親の胎内で行い、成功したと発表しました。欧米では実績があるものの、国内では初めて。赤ちゃんは無事に生まれ、母子ともに経過は良好といいます。
この病気は、全身に血液を送り出すポンプの役割がある左心室の出口にある弁の間隔が狭く、血液が流れにくくなる生まれ付きの疾患。生まれてくる赤ちゃん1万人に約3~4人の割合で発症するといいます。
重症の場合、左心室が正常に育たず、出生直後に心不全を起こして命を落とす恐れがあるほか、左心室が小さくなって使えなくなることもあります。胎児の段階で治療できれば心臓の正常な発育を促し、生後も左右の心室で血液を循環できるようになると期待されています。
同センターは2019年から臨床試験として今回の手術を準備。7月、超音波で胎児の様子を観察しながら、胎児の心臓にカテーテルを入れて大動脈弁に至らせ、先端のバルーンを膨らませて弁を広げる「大動脈弁形成術」を、妊娠25週の母親のおなかの中の赤ちゃんに実施しました。左心室の発育が促され、赤ちゃんは帝王切開で無事に生まれたといいます。経過は良好で、血液が正常に循環するか観察を続けます。
同センターによると、先行する欧米での手術の成功確率は約70~90%で、そのうち左心室の機能が回復し、全身の血液を循環できるようになるのは約30~50%といいます。
臨床研究は2025年までに計5例を目標としています。同センターの左合治彦副院長は、「重篤な先天性心疾患に対して、胎内で治療できる可能性を示した意義は大きい。今後も安全性や有効性を評価し、胎児の病気で悩んでいる人の希望となる治療法を確立していきたい」と話している。
胎児治療は、生まれた後の治療では手遅れになり得る病気を薬や手術で治すものですが、対象の病気は限られています。ただ、生まれる前に病気を見付ける検査の技術が近年向上し、治療の選択肢が増えることに期待が高まっています。
2021年12月15日(水)
この病気は、全身に血液を送り出すポンプの役割がある左心室の出口にある弁の間隔が狭く、血液が流れにくくなる生まれ付きの疾患。生まれてくる赤ちゃん1万人に約3~4人の割合で発症するといいます。
重症の場合、左心室が正常に育たず、出生直後に心不全を起こして命を落とす恐れがあるほか、左心室が小さくなって使えなくなることもあります。胎児の段階で治療できれば心臓の正常な発育を促し、生後も左右の心室で血液を循環できるようになると期待されています。
同センターは2019年から臨床試験として今回の手術を準備。7月、超音波で胎児の様子を観察しながら、胎児の心臓にカテーテルを入れて大動脈弁に至らせ、先端のバルーンを膨らませて弁を広げる「大動脈弁形成術」を、妊娠25週の母親のおなかの中の赤ちゃんに実施しました。左心室の発育が促され、赤ちゃんは帝王切開で無事に生まれたといいます。経過は良好で、血液が正常に循環するか観察を続けます。
同センターによると、先行する欧米での手術の成功確率は約70~90%で、そのうち左心室の機能が回復し、全身の血液を循環できるようになるのは約30~50%といいます。
臨床研究は2025年までに計5例を目標としています。同センターの左合治彦副院長は、「重篤な先天性心疾患に対して、胎内で治療できる可能性を示した意義は大きい。今後も安全性や有効性を評価し、胎児の病気で悩んでいる人の希望となる治療法を確立していきたい」と話している。
胎児治療は、生まれた後の治療では手遅れになり得る病気を薬や手術で治すものですが、対象の病気は限られています。ただ、生まれる前に病気を見付ける検査の技術が近年向上し、治療の選択肢が増えることに期待が高まっています。
2021年12月15日(水)
■アメリカのコロナ感染者が5000万人を超え、死者も80万人を突破 ワクチン接種開始から1年 [健康ダイジェスト]
アメリカでは14日、新型コロナウイルスのワクチン接種開始からちょうど1年を迎え、国民の60%超が接種を完了しました。
アメリカ国内で初めて認可されたワクチン(ファイザー製)の接種は昨年12月14日に始まり、今年4月には、さらに2種類のワクチン(モデルナ製と、1回接種のジョンソン・エンド・ジョンソン製)が認可され、全成人を対象に接種が進められました。
この1年間で、人口全体の60%超に相当する2億200万人がワクチン接種を完了し、約4億8400万回分のワクチンが配布されました。アメリカ政府は現在、16歳以上の全員を対象に追加接種を促しています。
ワクチンが普及する中、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、アメリカの新型コロナウイルス感染者は13日に累計5000万人を超え、14日には死者が累計80万人を突破しました。感染者と死者は、国別で世界最多となっています。
80万人という死者数は、首都ワシントンやボストンなどの都市の人口より多く、第2次世界大戦のアメリカの死者の2倍近い水準です。
感染者は9月に累計4000万人を超え、死者は10月に累計70万人を超えていました。
直近の11週間で10万人が死亡するなど、このところ昨冬以来の速いペースで再び死者が急増しています。昨年の死者が35万人であるのに対し、今年に入って45万人が死亡しています。
現在も新規感染者が1日12万人に迫るペースで確認され、感染者が増える傾向にあります。
11月27日から12月4日までの調査では、感染者の99・9%をデルタ型が占めていて、感染拡大の要因となっており、死者の大半はワクチン未接種者や高齢者となっています。
オミクロン型の感染は全土で43人確認されていますが、まだ大きな感染拡大はみられていません。
2021年12月15日(水)
アメリカ国内で初めて認可されたワクチン(ファイザー製)の接種は昨年12月14日に始まり、今年4月には、さらに2種類のワクチン(モデルナ製と、1回接種のジョンソン・エンド・ジョンソン製)が認可され、全成人を対象に接種が進められました。
この1年間で、人口全体の60%超に相当する2億200万人がワクチン接種を完了し、約4億8400万回分のワクチンが配布されました。アメリカ政府は現在、16歳以上の全員を対象に追加接種を促しています。
ワクチンが普及する中、アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学の集計によると、アメリカの新型コロナウイルス感染者は13日に累計5000万人を超え、14日には死者が累計80万人を突破しました。感染者と死者は、国別で世界最多となっています。
80万人という死者数は、首都ワシントンやボストンなどの都市の人口より多く、第2次世界大戦のアメリカの死者の2倍近い水準です。
感染者は9月に累計4000万人を超え、死者は10月に累計70万人を超えていました。
直近の11週間で10万人が死亡するなど、このところ昨冬以来の速いペースで再び死者が急増しています。昨年の死者が35万人であるのに対し、今年に入って45万人が死亡しています。
現在も新規感染者が1日12万人に迫るペースで確認され、感染者が増える傾向にあります。
11月27日から12月4日までの調査では、感染者の99・9%をデルタ型が占めていて、感染拡大の要因となっており、死者の大半はワクチン未接種者や高齢者となっています。
オミクロン型の感染は全土で43人確認されていますが、まだ大きな感染拡大はみられていません。
2021年12月15日(水)
■新型コロナ、20都道府県で144人感染確認 東京都で24人、新潟県で19人感染 [健康ダイジェスト]
国内では14日午後6時30分の時点で、東京都で24人、新潟県で19人、群馬県で17人、大阪府で15人、千葉県で11人、愛知県で10人、埼玉県で7人、神奈川県で6人など、宮城県や広島県など27県を除く20都道府県と空港検疫で、新たに計144人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また、東京都で1人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万8692人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万9404人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8374人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8387人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている14日時点の重症者は、前日より1人増えて27人となっています。
東京都は14日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて24人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日と比べて5人増えました。
都内の1日の感染確認が50人を下回るのは59日連続、30人を下回るのは33日連続です。
14日までの7日間平均は18・1人で、前週の113・8%です。
一方、都の基準で集計した14日時点の重症の患者は、13日と同じ4人でした。
また、都は感染が確認された50歳代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。
新潟県では新たに19人の感染が判明。このうち18人は長岡市の小学校の児童13人と家族5人で、県はクラスター(感染集団)が発生したとしています。
2021年12月14日(火)
また、東京都で1人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め172万8692人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて172万9404人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8374人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8387人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている14日時点の重症者は、前日より1人増えて27人となっています。
東京都は14日、都内で新たに10歳未満から80歳代までの男女合わせて24人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日と比べて5人増えました。
都内の1日の感染確認が50人を下回るのは59日連続、30人を下回るのは33日連続です。
14日までの7日間平均は18・1人で、前週の113・8%です。
一方、都の基準で集計した14日時点の重症の患者は、13日と同じ4人でした。
また、都は感染が確認された50歳代の女性1人が死亡したことを明らかにしました。
新潟県では新たに19人の感染が判明。このうち18人は長岡市の小学校の児童13人と家族5人で、県はクラスター(感染集団)が発生したとしています。
2021年12月14日(火)