SSブログ

■新型コロナ、国内で新たに385人感染 空港検疫で過去最多69人 [健康ダイジェスト]

 国内では28日午後6時の時点で、大阪府で51人、東京都で46人、沖縄県で29人、栃木県で23人、北海道で20人、群馬県で20人、京都府で19人、石川県で14人、兵庫県で12人、愛知県で11人など、茨城県や岡山県など17県を除く30都道府県と空港検疫で、新たに計385人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。うち空港検疫で確認された感染者は69人で、過去最多でした。新規感染者が火曜日に300人を超えるのは、10月26日以来2カ月ぶり。
 また、東京都で1人、石川県で1人の合わせて2人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め173万2044人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて173万2756人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8388人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8401人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より2人増えて、28日時点で46人となっています。
 大阪府は28日、新たに51人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。府内の1日の感染確認が50人を上回るのは、64人が確認された11月11日以来です。前週の火曜日(12月21日)の27人からは、24人増えました。
 これで、府内の感染者の累計は20万3599人となりました。一方、感染して亡くなった人の発表はありませんでした。
 東京都は28日、都内で新たに10歳未満から70歳代の男女合わせて46人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の火曜日と比べて8人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは11日連続です。
また、都内の1日の感染確認が50人を下回るのは73日連続です。28日までの7日間平均は39・7人で、前週の147・0%です。
 28日に感染が確認された46人のうち、ワクチンを2回接種していた人は17人でした。
 一方、都の基準で集計した28日時点の重症者は、27日と同じ2人でした。
 また、都は、感染が確認された60歳代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
 このほか、都内に住む20歳代の女性がオミクロン型に感染していることが、新たに確認されました。
 都によりますと、感染した女性は19日にアメリカから成田航空に到着。宿泊施設で待機していたものの、20日に機内濃厚接触者となり、26日にPCR検査で陽性が判明。同日都健康安全研究センターの独自PCR検査でオミクロン型の疑いがわかり、28日にゲノム解析で確定しました。医療機関に入院しており、無症状だといいます。
 これで、都が確認したオミクロン型の感染者は13人になりました。

 2021年12月28日(火)




nice!(2)  コメント(9) 
共通テーマ:健康

■大阪府で全国初のオミクロン型クラスター 寝屋川市の高齢者施設で5人感染 [健康ダイジェスト]

 大阪府は28日、府内の男女4人が新型コロナのオミクロン型変異ウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表しました。
 このうち3人は寝屋川市にある通所型の高齢者施設の利用者で、この施設ではこれまでに2人の感染が確認されていることから、大阪府で初めてオミクロン型によるクラスター(感染者集団)が発生したとしています。同型によるクラスターが確認されるのは、全国初とみられます。
 大阪府によりますと、オミクロン型への感染が新たに確認されたのは、府内に住む40歳代から80歳代の男女4人。このうち80歳代の女性と60歳代と70歳代の男性2人の合わせて3人は同じ高齢者施設の利用者で、この施設では介護職の女性2人のオミクロン型への感染がすでに確認されています。府はこの施設で新型コロナの感染を8人確認しており、残る3人はオミクロン型と確定していません。
 大阪府はこの高齢者施設を休業にするとともに、施設を利用する高齢者約50人と職員約10人にPCR検査を行い、新型コロナ感染の有無を調べています。
 一方、別の1人は40歳代の女性で、これまでにオミクロン型への感染が確認された人の家族だということです。
 4人はいずれも症状は軽く、入院して治療を受けているということです。
 大阪府の調査でオミクロン型への感染が確認された人は、合わせて23人になりました。
 府によると、28日には摂津市内の学校で生徒5人の新型コロナへの感染を確認しました。一部はオミクロン型の感染が確認されており、残りの生徒のゲノム解析も進めています。5人以外の同校の生徒・職員約500人は陰性だったといいます。

 2021年12月28日(火)




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■京都府でコロナ飲み薬「モルヌピラビル」を国内初投与 全国5000カ所以上で使用登録 [健康ダイジェスト]

 後藤茂之厚生労働相は28日、新型コロナウイルス感染症の軽症・中等症向け飲み薬「モルヌピラビル(商品名・ラゲブリオ)」について、京都府で27日に国内1例目となる患者への投与があったと明らかにしました。厚労省がアメリカのメルクからの申請を受けて24日に特例承認し、希望する医療機関や調剤薬局への配送を始めていました。
 同日開いた厚労省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合で、後藤厚労相が言及しました。京都府によると、患者は入院中の軽症の20歳代男性で、重症化リスクがあったといいます。
 モルヌピラビルは発症早期から1日に2回、5日間服用します。高齢や肥満といった重症化リスクのある患者が対象で、妊婦や妊娠の可能性がある女性は使用できません。
 国が買い上げ、薬を処方する医療機関や患者への薬の配送などに対応できる薬局に配分します。後藤厚労相によると、すでに約4000回分を約900施設に配送したといいます。全国で約2100の医療機関と約3100の調剤薬局が、供給を受けるために必要な登録を済ませました。
 厚労省はモルヌピラビルについて、160万回分の供給契約を結んでおり、年内に配送できるよう20万回分を確保しました。

 2021年12月28日(火)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■新型コロナウイルス、体内に数カ月残留 心臓や脳など全身の細胞に [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスが人体に浸透すると、気道や肺などだけにとどまらないで、数日内に心臓や脳などすべての臓器システムに広がり、半年以上にわたって体内に残留する場合があるという研究結果が公表されました。
 アメリカの国立衛生研究所(NIH)が23日、アメリカで新型コロナウイルス感染症に感染して亡くなった患者44人に対して、2020年4月から2021年3月まで解剖検査を行って採取した臓器組織を分析した後、このような研究結果をオンラインを通じて発表しました。
 この研究によると、新型コロナウイルスは気道や肺など呼吸器を通じて人体に浸透するものの、感染初期から脳全体を含めて全身の細胞に感染することが明らかになりました。症状発生後1カ月が過ぎた後に死亡した患者6人に対して解剖検査を行った結果、6人の脳からコロナウイルスが検出されました。病原体や危険物質から脳を守る血液脳関門も、コロナウイルスを防ぐことができませんでした。
 オーストラリアのニューサウスウェールズ大学のレイナ・マッキンタイヤ教授は、「コロナウイルスが心臓の心筋細胞を殺して、感染で回復した人々が認知障害を経験するという以前の研究結果を裏付ける病理学的根拠を提供している」と述べました。
 短時間に全身に広がったコロナウイルスは、簡単に消えることもありません。NIHが確認した事例の中で、症状の発現以降230日が経過した後にも、体内の至るところで持続的にコロナウイルスのリボ核酸(RNA)が検出された場合もありました。
 NIHははしかウイルスと同じように、コロナウイルスが遺伝情報の一部に欠陥ができた「欠損ウイルス粒子」の形で体内感染を引き起こした結果かもしれないと説明しました。これは一部のコロナウイルス感染患者が長期間にわたってさまざまな後遺症に苦しめられる原因かもしれないとも分析しました。
 コロナの長期後遺症に関して研究を行ってきたセントルイス退役軍人病院臨床疫学センターのズィヤード・アルー所長は、「これまで新型コロナがなぜ多様な人体臓器に影響を及ぼすのかについて疑問を持ってきたが、今回の研究は大変重要な事実を立証した」と評価しました。アルー所長は「新型コロナが頭にもやがかかったような「ブレーンフォグ」を誘発する原因、軽症・無症状のコロナ患者に長期的な後遺症が現れる理由などを明らかにするのに役立つだろう」と語りました。  

 2021年12月28日(火)




nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■航空機内のオミクロン型濃厚接触者の範囲を縮小へ 乗客全員から計5列の乗客に [健康ダイジェスト]

 新型コロナのオミクロン型変異ウイルスの感染拡大を受け、厚生労働省は27日、海外から到着した航空機に同型の感染者がいた場合の濃厚接触者の範囲を縮小すると発表しました。機内の乗客全員とする現行基準を28日から改め、従来の「前後2列を含めた計5列の乗客」に戻します。増加する濃厚接触者を受け入れる自治体の負担軽減を狙います。
 現行の基準は、国内での流行を遅らせるための水際対策として、11月末から運用されてきました。しかし、空港検疫で同型の感染者が判明するケースが増え、27日午前0時時点での濃厚接触者は約7000人に上ります。濃厚接触者は国や自治体が用意した宿泊施設で14日間の待機が求められる一方で、濃厚接触者の急増に伴い、空港を持つ自治体の施設が逼迫(ひっぱく)し、千葉県の熊谷俊人知事らが見直しを要望しています。
 厚労省によると、航空機内に同乗した濃厚接触者のうち、感染が判明したのは0・1~0・2%で、「オミクロン型であっても割合は極め低い」といいます。
 このため、濃厚接触者の範囲を、ほかの変異型ウイルスと同様に感染者の座席と前後2列を含めた計5列の乗客に限ることにしました。
 それ以外の座席に座っていた人は、他の入国者と同様の扱いとします。14日間の自宅待機を要請するほか、オミクロン型流行の国や地域からの入国者には3~10日間、施設で待機する「停留」を求めます。
 新たな基準は28日午前0時以降に到着する便から適用し、すでに施設に入っている濃厚接触者には引き続き施設での待機を求めます。
 さらに、厚労省は28日から濃厚接触者の特定を迅速化します。空港検疫で感染が判明した人の8割がオミクロン型となっているため、検査で陽性の場合は「オミクロン型疑い患者」と扱い、計5列の乗客に濃厚接触者となったことを伝えます。早ければ空港にいる間に連絡がとれるため、感染拡大防止につながるといいます。
 厚労省の27日の発表では、空港検疫でオミクロン型の感染者が新たに59人確認され、検疫での同型の確認は計247人となりました。

 2021年12月28日(火)




nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■新型コロナ、23都道府県と空港検疫で214人感染確認 東京都は35人の感染確認 [健康ダイジェスト]

 国内では27日午後6時30分の時点で、東京都で35人、神奈川県で26人、埼玉県で13人、北海道で11人、大阪府で11人、栃木県で10人、群馬県で7人、新潟県で7人、京都府で7人など、宮城県や岐阜県など24県を除く23都道府県と空港検疫で、新たに計214人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。うち空港検疫で確認された感染者は51人で、8日連続で30人を超えました。1日当たりの新規感染者が200人を超えるのは7日連続。
 これまでのところ死亡の発表はありません。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め173万1660人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて173万2372人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万8386人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万8399人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より6人増えて、27日時点で44人となっています。
 一方、東京都は27日、都内で新たに10歳未満から50歳代と、70歳代、それに80歳代の男女合わせて35人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の月曜日と比べて24人増えました。前週の同じ曜日を上回るのは10日連続です。また、都内の1日の感染確認が30人を上回るのは7日連続で、50人を下回るのは72日連続です。27日までの7日間平均は38・6人で、前の週の154・4%です。
 27日に感染が確認された35人のうち、ワクチンを2回接種していた人は16人でした。
 一方、都の基準で集計した27日時点の重症の患者は、26日と同じ2人でした。
 死亡した人の発表はありませんでした。
 また、いずれも都内に住む60歳代の男性と10歳代の男性の合わせて2人が、オミクロン型変異ウイルスに感染していることが新たに確認されました。
 2人とも海外渡航歴があり、感染した人と同じ飛行機に乗っていた機内濃厚接触者でした。
 60歳代の男性は14日に東アフリカから羽田空港に帰国し、自宅待機していました。17日に発熱し、18日に宿泊療養施設に入所。21日にPCR検査でコロナ陽性と判明し、都健康安全研究センターのゲノム解析の結果、27日にオミクロン型の感染が確定しました。この男性の濃厚接触者は同一機内の人だけといいます。
 10歳代の男性は、20日にアメリカから成田空港に帰国し、自宅待機。23日に発熱、24日にPCR検査でコロナ陽性とわかり、27日にゲノム解析でオミクロン型の感染が確定しました。濃厚接触者は同乗者と渡航歴のない家族3人。家族のPCR検査の結果は確認中といいます。
 2人とも入院していて、一時、発熱の症状がありましたが、今は軽症や無症状だということです。
 これで、都が確認したオミクロン型の感染者は12人になりました。

 2021年12月28日(火)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■初の新型コロナ飲み薬、全国の医療機関や薬局に配送始まる メルク社「モルヌピラビル」 [健康ダイジェスト]

 先週24日に承認された新型コロナウイルスの重症化を防ぐ初めての飲み薬が、27日から全国の医療機関や薬局に配送されています。
 アメリカの製薬大手メルクが開発した「モルヌピラビル」は、新型コロナウイルスの重症化を防ぐ初めての飲み薬で、24日に国内での使用が特例承認されました。
 厚生労働省はすでに160万人分の薬を確保していて、20万人分を27日から全国の医療機関や薬局に順次、配送しており、このうち東京都西東京市の薬局には、27日正午ごろに薬3箱が届きました。
 この飲み薬は、発症から5日以内の軽症から中等症の患者のうち、18歳以上で重症化リスクがある人が対象で、1回4錠を1日2回、5日間服用します。
 薬1箱に40錠入っていて、1箱で1人分に相当するということです。
 自宅や療養施設で薬を受け取ることも可能で、医療機関が患者の最寄りの薬局にファックスなどで処方箋を送り、薬局の薬剤師が電話やオンラインで患者に服用方法などを指導した後、届けることになっています。
 「エコ薬局」の宮川昌和薬局長は、「地域の方々が安心できる薬が一つ増えたと思います。承認されたばかりの薬なので、事前に予想されている副作用以外の症状が出ることも考えられます。飲む前よりも状態が悪化したり、吐き気や発疹などがあったりした場合は、医療機関と連携して迅速に対応したい」と話しています。
 モルヌピラビルについて、厚労省は24日、医療機関に対して、処方後は定期的に経過観察を行うよう通知しました。
 通知では製薬会社に対しても服用した患者全員について、副作用が出ていないか調査した上で、結果を報告することも求めています。
 これらに対応できる医療機関と都道府県が指定した薬局に、国から無償で薬が提供され、患者の自己負担はないことになっており、すでに東京都や大阪府などに配送され、27日から処方できる状態だということです。
 24日に開かれた厚労省の専門家部会で、一部の委員から有効性や安全性に関するデータが限られていると指摘されたことや、オミクロン型への効果について、疑問視する声が出たことなどを受けての対応だとしています。
 通知では、処方できる患者を原則、重症化リスクがある人とし、具体的には、がんや、慢性腎臓病、肥満、糖尿病、ダウン症、心不全などの重篤な心疾患、肝硬変などの重度の肝臓疾患を患っている人などとしています。

 2021年12月27日(月)




nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:健康