■大阪府で新たに61人の新型コロナ感染を確認 新たに11人のオミクロン型感染も確認 [健康ダイジェスト]
大阪府は29日、新型コロナウイルスの感染者が新たに61人確認されたと発表しました。1日当たりの感染者が50人を超えるのは、51人だった28日に続き、2日連続。
60人を超えたのは、64人が確認された11月11日以来。前週の水曜日(12月22日)の24人から37人増えました。
これで、府内の感染者の累計は20万3660人となりました。一方、感染して亡くなった人の発表はありませんでした。
大阪府は同日、府内に住む20歳代から80歳代の男女11人がオミクロン株変異ウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。うち10人は市中感染とみられます。
このうち80歳代の男女2人は、府内で初めてオミクロン型のクラスター(感染者集団)が発生した寝屋川市内の通所型の高齢者施設の利用者で、この施設でオミクロン型への感染が確認されたのは合わせて7人となりました。
また、ほかの9人の中には海外への渡航歴がなく、感染経路がわからない人も含まれているということです。重症の人はいないということです。
大阪府の調査でオミクロン型への感染が確認された人は、合わせて34人になりました。
大阪府は年末年始の帰省や旅行の際の感染予防対策の徹底や、症状がない場合でも無料の検査を受けるよう呼び掛けています。
2021年12月29日(水)
60人を超えたのは、64人が確認された11月11日以来。前週の水曜日(12月22日)の24人から37人増えました。
これで、府内の感染者の累計は20万3660人となりました。一方、感染して亡くなった人の発表はありませんでした。
大阪府は同日、府内に住む20歳代から80歳代の男女11人がオミクロン株変異ウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。うち10人は市中感染とみられます。
このうち80歳代の男女2人は、府内で初めてオミクロン型のクラスター(感染者集団)が発生した寝屋川市内の通所型の高齢者施設の利用者で、この施設でオミクロン型への感染が確認されたのは合わせて7人となりました。
また、ほかの9人の中には海外への渡航歴がなく、感染経路がわからない人も含まれているということです。重症の人はいないということです。
大阪府の調査でオミクロン型への感染が確認された人は、合わせて34人になりました。
大阪府は年末年始の帰省や旅行の際の感染予防対策の徹底や、症状がない場合でも無料の検査を受けるよう呼び掛けています。
2021年12月29日(水)
■17日~25日に日本入国の113人、オミクロン型への感染確認 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は29日、今月17日から25日にかけて海外から日本に入国した113人が新型コロナのオミクロン型変異ウイルスに感染していることが、新たに確認されたと発表しました。
厚労省によりますと、オミクロン型への感染が新たに確認されたのは17日から25日にかけて成田空港や羽田空港、関西空港から入国した10歳未満から70歳代の男女合わせて113人です。
アメリカやフランス、イギリス、ケニアなどに滞在し、空港の検疫所などで受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていて、その後の遺伝子検査でオミクロン型であることが確認されたということです。1日に発表された人数としてはこれまでで最も多いということです。
これで空港への到着時と検疫の宿泊施設で受けた検査で陽性となった人のうち、オミクロン型への感染が確認されたのは合わせて360人となりました。
2021年12月29日(水)
厚労省によりますと、オミクロン型への感染が新たに確認されたのは17日から25日にかけて成田空港や羽田空港、関西空港から入国した10歳未満から70歳代の男女合わせて113人です。
アメリカやフランス、イギリス、ケニアなどに滞在し、空港の検疫所などで受けた新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ていて、その後の遺伝子検査でオミクロン型であることが確認されたということです。1日に発表された人数としてはこれまでで最も多いということです。
これで空港への到着時と検疫の宿泊施設で受けた検査で陽性となった人のうち、オミクロン型への感染が確認されたのは合わせて360人となりました。
2021年12月29日(水)
■60歳代のコロナワクチン未接種者、集中治療室に入る可能性が最高60倍高い イギリスで調査 [健康ダイジェスト]
60歳代の新型コロナウイルスのワクチン未接種者は新型コロナウイルス感染症に感染した場合、集中治療室で治療を受ける確率が同じ年齢帯のワクチン接種者に比べて最高60倍高いという調査結果が出ました。
27日(現地時間)、イギリスの日刊紙「タイムズ」によると、集中治療全国監査研究センター(ICNARC)は新型コロナに感染して集中治療室(ICU)に入院した1万2668人を対象にした分析結果を24日に発表しました。
調査期間は今年5月1日~11月15日、調査地域はイングランド・ウェールズ・北アイルランドでした。この調査によると、ワクチンを接種しなかった60歳代のコロナ患者は1週間に10万人当たり37・3人が集中治療を受けたことが判明。これはワクチン2次接種を完了した同じ年齢帯のブレイクスルー(突破)感染者は10万人当たり0・6人が集中治療を受けたのに比べて、約60倍高い確率でした。
またICNARCは、60歳代未満の年齢帯でも同じような結果が出たと明らかにしました。ワクチン未接種状態で新型コロナに感染した50歳代患者の場合、集中治療を受ける確率がワクチン接種完了者より約30倍高くなりました。40歳代ワクチン未接種者と30歳代ワクチン未接種者の場合も、集中治療を受けた確率がワクチン接種完了者よりそれぞれ15倍と10倍高いことがわかりました。
タイムズは今回の結果について、「ICUの病床が今でも不足している状況で未接種者が医療体系により一層負担を与えている」と指摘し、ロンドンのICU病床は約800床あると推算されるとし、このうち25~30%が新型コロナ患者に割り当てられていると伝えました。
イギリス王立ロンドン・バーツ・ヘルスのICU医師であるルパート・パース氏は今月22日、公共放送のBBCに「ロンドンのICU病床の新型コロナ患者10人中9人はワクチン未接種者だった」と明らかしました。
今回の調査では、集中治療を受けて死亡した比率と退院した比率も公開されました。新型コロナで集中治療を受けた1万2668人のうち、死亡した人は3597人(28・4%)でした。残りの8054人(63・6%)はICUから退院し、1017人(8%)は現在もICUで治療を受けています。
タイムズによると、匿名を求めたあるICU関係者はオミクロン型変異ウイルスが重篤度が低いからといって油断してはいけないと警告。この関係者は「オミクロン型がデルタ型に比べて重篤度が低いのは本当だ」としながらも、「入院治療が必要なオミクロン型の症状が軽微な場合は珍しい」と話し、「オミクロン型患者は2~3週間治療を受けてようやく退院できる」と付け加えました。
イギリスでは、12歳以上の人口の約90%が少なくとも1回以上コロナワクチンを接種しました。まだワクチンを打っていない人口は約500万人と推算されます。ボリス・ジョンソン首相は27日、ツイッターで「我々は150万人分のワクチンを保有している」とし、「自分と愛する家族を守るためにワクチン接種を急いでほしい」と促しました。
2021年12月29日(水)
27日(現地時間)、イギリスの日刊紙「タイムズ」によると、集中治療全国監査研究センター(ICNARC)は新型コロナに感染して集中治療室(ICU)に入院した1万2668人を対象にした分析結果を24日に発表しました。
調査期間は今年5月1日~11月15日、調査地域はイングランド・ウェールズ・北アイルランドでした。この調査によると、ワクチンを接種しなかった60歳代のコロナ患者は1週間に10万人当たり37・3人が集中治療を受けたことが判明。これはワクチン2次接種を完了した同じ年齢帯のブレイクスルー(突破)感染者は10万人当たり0・6人が集中治療を受けたのに比べて、約60倍高い確率でした。
またICNARCは、60歳代未満の年齢帯でも同じような結果が出たと明らかにしました。ワクチン未接種状態で新型コロナに感染した50歳代患者の場合、集中治療を受ける確率がワクチン接種完了者より約30倍高くなりました。40歳代ワクチン未接種者と30歳代ワクチン未接種者の場合も、集中治療を受けた確率がワクチン接種完了者よりそれぞれ15倍と10倍高いことがわかりました。
タイムズは今回の結果について、「ICUの病床が今でも不足している状況で未接種者が医療体系により一層負担を与えている」と指摘し、ロンドンのICU病床は約800床あると推算されるとし、このうち25~30%が新型コロナ患者に割り当てられていると伝えました。
イギリス王立ロンドン・バーツ・ヘルスのICU医師であるルパート・パース氏は今月22日、公共放送のBBCに「ロンドンのICU病床の新型コロナ患者10人中9人はワクチン未接種者だった」と明らかしました。
今回の調査では、集中治療を受けて死亡した比率と退院した比率も公開されました。新型コロナで集中治療を受けた1万2668人のうち、死亡した人は3597人(28・4%)でした。残りの8054人(63・6%)はICUから退院し、1017人(8%)は現在もICUで治療を受けています。
タイムズによると、匿名を求めたあるICU関係者はオミクロン型変異ウイルスが重篤度が低いからといって油断してはいけないと警告。この関係者は「オミクロン型がデルタ型に比べて重篤度が低いのは本当だ」としながらも、「入院治療が必要なオミクロン型の症状が軽微な場合は珍しい」と話し、「オミクロン型患者は2~3週間治療を受けてようやく退院できる」と付け加えました。
イギリスでは、12歳以上の人口の約90%が少なくとも1回以上コロナワクチンを接種しました。まだワクチンを打っていない人口は約500万人と推算されます。ボリス・ジョンソン首相は27日、ツイッターで「我々は150万人分のワクチンを保有している」とし、「自分と愛する家族を守るためにワクチン接種を急いでほしい」と促しました。
2021年12月29日(水)
■フランス、1日の新型コロナ感染者が18万人に迫る 過去最多を更新 [健康ダイジェスト]
フランスで28日、新型コロナウイルスの1日の新規感染者が18万人近くに急増し、過去最多を更新しました。同国ではオミクロン型変異ウイルスにより感染が爆発的に拡大し、イギリスのBBC放送は「ヨーロッパの新規感染者数としては過去最高」と伝えました。
フランスは25日に10万4611人の新規感染者を記録し、昨年3月の流行開始以来、初めて10万人を超えたばかりでしたが、3日間で1・7倍ほどに急増し、28日には17万9807人となりました。
増加した背景について、専門家は、感染力の強いオミクロン型が急速に広がっていることに加え、クリスマス休暇で家族と会う前に新型コロナの検査を受ける人が増えたことなどが挙げられると指摘しています。
感染の急拡大を受けてフランス政府は27日、ワクチン接種を加速させるため飲食店などを利用する際にワクチンの接種証明の提示を義務付ける法案を閣議決定し、法律は、1月15日から施行される見通しです。
また、離れた場所で働くことが可能な企業や従業員に対して1月3日から3週間、週に最低3日はテレワークを行うよう義務付けるなど、対策を一層強化することにしています。
また 28日には、イギリスが新規感染者12万9471人と過去最多を更新し、イタリアでも7万8313人の新規感染者が確認され過去最多となりました。
2021年12月29日(水)
フランスは25日に10万4611人の新規感染者を記録し、昨年3月の流行開始以来、初めて10万人を超えたばかりでしたが、3日間で1・7倍ほどに急増し、28日には17万9807人となりました。
増加した背景について、専門家は、感染力の強いオミクロン型が急速に広がっていることに加え、クリスマス休暇で家族と会う前に新型コロナの検査を受ける人が増えたことなどが挙げられると指摘しています。
感染の急拡大を受けてフランス政府は27日、ワクチン接種を加速させるため飲食店などを利用する際にワクチンの接種証明の提示を義務付ける法案を閣議決定し、法律は、1月15日から施行される見通しです。
また、離れた場所で働くことが可能な企業や従業員に対して1月3日から3週間、週に最低3日はテレワークを行うよう義務付けるなど、対策を一層強化することにしています。
また 28日には、イギリスが新規感染者12万9471人と過去最多を更新し、イタリアでも7万8313人の新規感染者が確認され過去最多となりました。
2021年12月29日(水)
■アメリカで過去最多、44万人が新型コロナに感染 オミクロン型59%で拡大続く恐れ [健康ダイジェスト]
アメリカ疾病対策センター(CDC)は28日、27日に報告された国内の新型コロナウイルス感染者が約44万1000人だったと発表しました。1日当たりでは今年1月8日の約29万4000人を大幅に上回り過去最多。
直近1週間の1日平均は約24万人で前週の6割増しとなり、これまでで最も多かった今年1月の約25万人に迫っています。
CDCは、新規感染者に占めるオミクロン型変異ウイルスの割合の推定も発表し、25日までの1週間で約59%だったとしました。20日の前回発表では、18日までの1週間で約73%を占めるとしていたものの、新たなデータを考慮し、この週の推定値は約23%に下方修正しました。今後さらに多数を占め、感染拡大が続く恐れがあります。
新たに入院する人も26日現在、平均で約9000人となっていて、この1週間で10%以上増加しています。
特に、オミクロン型の感染者が高い割合を占めると推定される東部や中西部の州で、感染者の増加が深刻だとしています。
東部メリーランド州では病床の使用率が80%に迫り、一部の病院では病床当たりの職員の数を削減せざるを得なくなっているほか、マサチューセッツ州の保健当局はすべての病院に対し緊急ではない手術を中止するよう命じました。
アメリカではクリスマスから年末年始にかけて旅行や会食をする人が増えるため、さらなる感染拡大が懸念されており、各地で医療機関の病床が窮迫したり、職員の人手不足が深刻化したりする可能性が指摘されています。
2021年12月29日(水)
直近1週間の1日平均は約24万人で前週の6割増しとなり、これまでで最も多かった今年1月の約25万人に迫っています。
CDCは、新規感染者に占めるオミクロン型変異ウイルスの割合の推定も発表し、25日までの1週間で約59%だったとしました。20日の前回発表では、18日までの1週間で約73%を占めるとしていたものの、新たなデータを考慮し、この週の推定値は約23%に下方修正しました。今後さらに多数を占め、感染拡大が続く恐れがあります。
新たに入院する人も26日現在、平均で約9000人となっていて、この1週間で10%以上増加しています。
特に、オミクロン型の感染者が高い割合を占めると推定される東部や中西部の州で、感染者の増加が深刻だとしています。
東部メリーランド州では病床の使用率が80%に迫り、一部の病院では病床当たりの職員の数を削減せざるを得なくなっているほか、マサチューセッツ州の保健当局はすべての病院に対し緊急ではない手術を中止するよう命じました。
アメリカではクリスマスから年末年始にかけて旅行や会食をする人が増えるため、さらなる感染拡大が懸念されており、各地で医療機関の病床が窮迫したり、職員の人手不足が深刻化したりする可能性が指摘されています。
2021年12月29日(水)