■大阪府、過去３番目に多い2826人がコロナ感染 沖縄県は過去４番目に多い1596人

　大阪府は14日、新型コロナウイルスの新たな感染者を2826人確認したと発表しました。１日の新規感染者数としては過去３番目の多さで、１日の新規感染者が2000人を上回るのは２日連続です。
　大阪府の吉村洋文知事は14日、確保している全病床の使用率が35%に達した場合、政府に「まん延防止等重点措置」の適用を要請する考えを示しました。14日時点の全病床（3722床）に対する使用率は21・５%でした。
　14日時点の重症者は前日から１人増の７人で、確保している重症病床（612床）に対する使用率は１・１%でした。軽症・中等症病床の入院は前日から88人増の794人で、確保している軽症・中等症病床（3110床）に対する使用率は25・５%となりました。
　自宅療養者は5931人となり、前日から1603人増えました。公費によるＰＣＲ検査などを計１万8633件実施しました。オミクロン型変異ウイルスの新たな感染確認はありませんでした。
　また、60歳代の女性と70歳代の男性が死亡したと発表しました。このうち60歳代の女性は重症化のリスクがあったものの、本人から自宅療養の希望があり、保健所が健康観察をしていましたが、容体が急変し、自宅で亡くなったということです。
　府内の感染者は延べ21万3069人、死者は計3069人になりました。
　一方、沖縄県は14日、新たに1596人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにしました。過去最高の1817人の感染があった前日の13日から221人減りましたが、過去４番目の多さです。1500人を超えたのは３日連続。累計は６万4041人。
　在沖アメリカ軍関係は480人（前日560人）で過去２番目の多さ。累計は7124人。
　入院・療養調整中は3524人（前日3189人）、宿泊施設療養は388人（前日436人）、自宅療養は7390人（前日7018人）、入院は316人（前日313人）でそのうち重症０人、中等症は149人。合計では１万1624人が新型コロナウイルスで療養中となり、最多を更新しました。
　保健所管内別では、那覇市340人、北部113人、中部604人、南部453人、宮古62人、八重山16人、県外７人、確認中１人。
　直近１週間の人口10万人当たり新規陽性者数は666・82人（前日654・56人）で、全国ワーストでした。

　２０２２年１月１４日（金）

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■東京都で4051人が新型コロナに感染 前日比約1000人増は３日連続

　東京都は14日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて4051人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　都内では、今月11日から12日にかけて1236人、12日から13日にかけて926人、13日から14日にかけて927人増えており、３日続けて、前日より1000人前後増える急激な感染拡大となっています。
　また、14日の4051人は１週間前、７日の金曜日の４倍余りに上ります。都内で１日の感染確認が4000人を超えるのは、昨年８月27日以来です。14日までの7日間の平均は1950・４人で、前週の５倍余りとなっています。
　新規感染者4051人を年代別でみると、20歳代が最も多い1474人で、全体の36％余りです。次いで、30歳代が714人となり、17％余りとなっていて、20歳代と30歳代を合わせると全体の半分以上を占めています。65歳以上の高齢者は193人でした。
　ワクチンの接種状況別では、２回接種済みが1970人、接種なしが886人でした。
　一方、都の基準で集計した14日時点の重症者は、13日より１人減って３人でした。
　さらに、都は、感染が確認された90歳代の女性が死亡したことを明らかにしました。
　東京都は、都内の病床使用率が20％になった段階でまん延防止等重点措置の適用について、50％になった段階で緊急事態宣言の発出について、それぞれ国への要請を検討することにしています。
　14日時点の都内の病床使用率は16・６％で、13日から１・５ポイント上昇しました。
　累計の感染者は39万9101人となり、累計の死者数は3177人となりました。

　２０２２年１月１４日（金）

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■アメリカ最高裁、企業へのワクチン接種義務化を認めず

　アメリカ連邦最高裁は13日、大企業の従業員に新型コロナウイルスワクチン接種か、マスク着用と週１回のウイルス検査を義務付けるジョー・バイデン政権の措置について、政府権限を逸脱しているとして施行を差し止める判断を下しました。
　判決は６対３で、保守派の判事全員が差し止めを支持しました。リベラル派の判事３人は差し止めに反対し、「新型コロナウイルス感染症がこの国の労働者にもたらすかつてない脅威に対抗する、連邦政府の能力を阻害する」と述べました。
　最高裁は現在、バイデン大統領の前任のドナルド・トランプ共和党大統領に任命された保守派判事が過半数を占めており、今回の判断はそれを反映するものとなりました。
　一方、連邦政府から助成を受ける医療機関の従業員に対するワクチン接種義務化については、施行を認めました。
　バイデン大統領は声明で、最高裁がワクチン接種・検査の義務化を差し止めたことに失望しているとした上で、従業員にワクチン接種という簡単で効果的な措置を行うことを義務付けるかどうかは、各州と雇用者の判断に委ねられるとしました。
　医療従事者への接種義務化を認めたことに関しては、患者や医師などの命を救うと歓迎しました。
　ドナルド・トランプ前大統領は声明で、「一歩も引かなかった最高裁を誇りに思う」とし、「義務化反対！」と続けました。

　２０２２年１月１４日（金）

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■沖縄県で過去最多の1817人が新型コロナ感染

　沖縄県は13日、新たに1817人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。今月８日の1759人を上回り、過去最多を更新しました。
　県内で確認された感染者は、合わせて６万2445人になりました。
　また、アメリカ軍から沖縄県に対し、新たに560人の感染が確認されたと連絡がありました。
　沖縄県は13日、新型コロナウイルスに感染したり、濃厚接触者になったりするなどして、働くことができない医療従事者が、県内の90の医療機関で合わせて989人に上ることを明らかにしました。このうち66％の661人が、新型コロナウイルスの患者に対応している県内21の医療機関の職員です。
　沖縄県はこれまで、県内の医療従事者の感染状況について、新型コロナの患者に対応している県内21の医療機関を対象に公表してきましたが、13日はこれらも含め、病床が20床以上ある90の医療機関の感染状況について、初めて明らかにしました。

　２０２２年１月１４日（金）

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■東京都のコロナ新規感染3124人、3000人超は昨年９月２日以来

　東京都は13日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の男女合わせて3124人が、新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　都内では、11日から12日にかけて1236人、12日から13日にかけて926人増えており、２日続けて前日より1000人前後、増える急激な感染拡大となっています。
　また、13日の3124人は１週間前の木曜日の５倍近くに上ります。都内で１日の感染確認が3000人を超えるのは、昨年９月２日以来です。13日までの７日間の平均は1503・４人で、前週の689・６％と、７倍近い増加になっています。
　新規感染者3124人を年代別でみると、最も多いのが20歳代の1093人で、全体の約35％です。次いで30歳代が616人で、約20％です。20歳代と30歳代を合わせると、全体の半数余りを占めています。65歳以上の高齢者は158人でした。
　ワクチンの接種状況別でみると、２回接種済みが1549人、接種なしが695人でした。
　感染経路がわかっている1038人のうち、約半数の526人は「家庭内」でした。
　13日時点の入院患者は1056人で、昨年９月30日以来、1000人を超えました。入院患者は今月１日の時点で223人だったのが、２週間もたたないうちに５倍近くになりました。
　都が最大で確保できるとしている6919床の病床使用率は15・１％で、12日より１・４ポイント上昇しました。都は、病床使用率が20％になった段階でまん延防止等重点措置の適用について、50％になった段階で緊急事態宣言の発出について、それぞれ国への要請を検討することにしています。
　一方、都の基準で集計した13日時点の重症者は、12日と同じ４人でした。
　さらに、都は、感染が確認された60歳代の女性１人が死亡したことを明らかにしました。
　累計の感染者は39万5050人となり、累計の死者は3176人となりました。

　２０２２年１月１４日（金）

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■国内で１万8859人が新型コロナに感染、４人死亡 オミクロン型、すべての都道府県で感染確認

　国内では13日午後９時30分の時点で、全47都道府県と空港検疫で、新たに１万8859人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、前週の木曜日（６日）の約４倍となりました。１日当たりの新規感染者が１万5000人を超えるのは昨年９月４日以来、１万8000人を超えるのは昨年９月２日以来、約４カ月ぶり。
　新潟、福井、長野、滋賀、和歌山、島根、広島、山口、愛媛、長崎、沖縄の計11県では、発表された感染者数が過去最多を更新しました。
　東京都では3124人、大阪府では2452人の感染が判明。いずれも１週間前と比べて約５倍に増えました。
　また、広島県で２人、千葉県で１人、東京都で１人の合わせて４人の死亡の発表がありました。
　国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め181万1606人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて181万2318人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が１万8415人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて１万8428人です。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より20人増えて、13日時点で125人となっています。
　また、感染力が強いとされるオミクロン型変異ウイルスを巡っては13日、秋田と佐賀の両県で初めて感染者が発表され、全47都道府県で感染者が確認されました。千葉県は同日、県内の90歳代以上の女性１人が11日に死亡したと発表。オミクロン型に感染した疑いがあり、県が確認を進めています。

　２０２２年１月１３日（木）

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