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■大阪府、11日の新規感染1万5302人 27人死亡 [健康ダイジェスト]

 大阪府は11日、これまでで2番目に多い、1万5302人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。4日連続で1万人を上回り、4日の金曜日に確認された1万2940人から2362人増えました。これで、大阪府内の感染者の累計は48万5513人になりました。
 また、新たに50~100歳代の男女27人の死亡が発表され、大阪府内で感染して亡くなった人は3329人になりました。
 11日時点の重症者は前日から1人増の184人で、これとは別に重い持病などを抱える軽症・中等症の感染者38人も重症病床(612床)を利用しており、実質の使用率は36・3%となりました。
 軽症・中等症病床の入院は2979人。重症病床を使用する38人を除き、確保している軽症・中等症病床(3194床)に対する使用率は92・1%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の判断で陽性と判断された濃厚接触者は746人でした。
 このほか、自宅療養者は5万5023人、入院や療養先を調整中の患者は8万3246人。府が大阪市住之江区に設置した臨時医療施設「大阪コロナ大規模医療・療養センター」には新たに1人が入所し、計2人が療養しています。
 また、公費によるPCR検査などを3万1146件実施しました。

 2022年2月11日(金)




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■新型コロナ、国内感染9万8370人 死者累計2万人超える [健康ダイジェスト]

 国内では11日午後6時30分の時点で、東京都で1万8660人、大阪府で1万5302人、神奈川県で8125人、愛知県で6639人、埼玉県で6179人、兵庫県で5505人、千葉県で5437人、福岡県で4842人、北海道で3683人、京都府で2474人、茨城県で1703人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに9万8370人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。金曜日の感染者数としては過去最多で、4日連続で9万人を上回りました。
 また、大阪府で27人、神奈川県で18人、愛知県で13人、北海道で11人、東京都で9人、兵庫県で7人、福岡県で7人、千葉県で6人、岐阜県で6人、群馬県で6人、奈良県で5人、静岡県で5人、京都府で3人、佐賀県で3人、岡山県で3人、熊本県で3人、埼玉県で2人、宮崎県で2人、広島県で2人、栃木県で2人、滋賀県で2人、長崎県で2人、和歌山県で1人、富山県で1人、山口県で1人、長野県で1人、高知県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて150人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め378万404人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて378万1116人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万92人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万105人となり、2万人を超えました。
 オミクロン型変異ウイルスによる感染急拡大に伴い、死者数は5日連続で100人を超えており、高齢者を中心に増加傾向が続いています。
 これまでの累計感染者は378万1116人で、全体の致死率は概算で0・5%。年代や性別不明などを除いた死者約1万8400人を分析した厚生労働省のデータによると、高齢になるほど死者が増える傾向があり、70歳代以上が全体の84%を占めています。一方で、20歳代は27人、10歳代は4人、10歳未満は0人でした。
 国内最初の死者は、2020年2月13日に発表された神奈川県在住の80歳代女性。その後、流行「第3波」さなかの2021年1月下旬に累計5000人を超え、アルファ型変異ウイルスによる第4波の4月下旬に1万人を超えました。デルタ型変異ウイルスが主流だった昨夏の第5波では、ワクチン接種が進んだこともあり、1日当たりの死者数は従来より少なかったものの、オミクロン型変異ウイルスの影響で年明けからは急増しています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より70人増えて、11日時点で1340人となっています。

 2022年2月11日(金)




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■膵臓の細胞増やして移植、マウスで糖尿病治療に成功 東京大学・医科学研究所 [健康ダイジェスト]

 糖尿病の根治へ向け、インスリンを作る膵臓(すいぞう)の膵島細胞を増やす新たな手法の開発に成功したと、東京大学の医科学研究所が11日発表しました。
 糖尿病は膵臓からのインスリン分泌が不足することで発症しますが、インスリンを作る膵島細胞は生後すぐに増殖が止まってしまうため、インスリン分泌に支障が生じても再生させることができません。
 東大医科学研究所の山田泰広教授(実験病理学)らの研究チームは、マウスを使った実験で、出生前後に膵臓で活発に働くMYCL(ミック・エル)という遺伝子が膵島細胞の増殖にかかわっていることを発見。MYCL遺伝子を働かせることにより、大人のマウスの膵臓の膵島細胞を増やすことに成功しました。
 試験管内で増殖させた膵島細胞をマウスに移植することでも、糖尿病の症状が改善されたということです。
 試験管レベルでは、脳死ドナーから提供された人の膵臓の膵島細胞がMYCL遺伝子により増殖することも確認されたということで、山田教授らは5年後をめどに、増殖させた膵島細胞を糖尿病患者に移植する臨床応用を始めることを目指すとしています。
 脳死ドナーから提供された膵島細胞の移植はすでに保険診療の対象となっていますが、ドナーが少ないため一般的な治療にはなっていません。また、iPS細胞などから膵島細胞を作る研究も行われていますが、十分な治療効果が得られていません。
 今回のMYCL遺伝子を使って膵島細胞を増やす方法では「がん化」のリスクも低いとみられるということで、山田教授は「マウスの実験の段階だが糖尿病の治療を置き換える可能性がある知見だと思う。一日も早く患者の役に立てるよう研究を進めたい」と話しています。
 この内容は科学誌「ネイチャー・メタボリズム」に掲載されました。

 2022年2月11日(金)




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■ファイザー製コロナ飲み薬「パキロビッドパック」を特例承認 14日にも使用開始 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は10日、アメリカの製薬大手ファイザー製の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「パキロビッドパック」を特例承認しました。アメリカのメルクの「モルヌピラビル」に続き、国内2種類目の軽症者向け飲み薬となり、14日にも使用が始まります。
 パキロビッドパックは、新たに開発された抗ウイルス薬「ニルマトレルビル」2錠と、既存のエイズウイルス治療薬「リトナビル」1錠の計3錠を1日2回、5日間飲みます。臨床試験では、発症3日以内の患者の入院・死亡リスクを89%減らす効果が確認されました。12歳以上で、重症化リスクが高い軽症・中等症の患者が対象となります。
 オミクロン型変異ウイルスにも有効な可能性が高いとされる一方、不整脈や高血圧など複数の病気の薬と併用できず、処方には注意が必要となります。
 政府は、ファイザーと計200万人分の供給について最終合意しています。まず約4万人分が納入されます。27日までは約2000医療機関で処方され、28日以降に全国の薬局でも入手できるようにします。
 国内では、モルヌピラビルが昨年12月、特例承認されました。塩野義製薬も近く、厚労省に製造販売の承認を申請する見通し。

  2022年2月11日(金)




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■5~11歳へのワクチン無料接種を決定 保護者への努力義務は適用せず [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は10日、新型コロナウイルスワクチンの5~11歳への接種を、無料で受けられる「臨時接種」に位置付けることを決めました。オミクロン型変異ウイルスに対する子供の発症予防効果などのデータが不十分なため、保護者に接種を受けるように努めることを求める「努力義務」の適用は見送りました。厚労省が専門家分科会に提案し、了承されました。
 コロナワクチンの接種は現在、妊婦を除いたすべての対象者に、接種を強く促す「努力義務」を課すことが法律で定められています。子供への接種についても、保護者に努力義務を適用するかどうか、専門家分科会で議論がされてきましたが、専門家の間で意見が割れていました。
 10日に開かれた専門家分科会では、「オミクロン型に対する有効性などの十分なデータがそろうのを待つべき」といった慎重な意見が上がり、子供への接種については当面、努力義務を適用しない方針が了承されました。一方で、「努力義務が課されることで、保護者が仕事を休みやすくなる」などの意見も上がっており、今後、十分なデータがそろった場合などには、再び検討を行うことにしています。
 また、分科会では、ワクチンを接種する有効性などが確認されたとして、今までは対象となっていなかった妊婦にも努力義務を適用する方針が決まりました。
 子供へのワクチン接種は3月にも各自治体で始まる予定で、1月に特例承認されたアメリカのファイザー製の5~11歳用ワクチンを使います。投与する成分量は12歳以上の3分の1で、原則3週間の間隔を空けて2回打ちます。
 ワクチン接種の対象となる子供は740万人程度になる見込みです。

 2022年2月11日(金)




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■第6波の感染者増加速度は鈍化傾向、近くピークを迎える可能性 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の助言機関は9日、「感染者の増加速度は鈍化傾向が続いているが、60歳以上の高齢者が増え、重症者数や死者数の増加が継続している」との見解をまとめました。「当面は医療提供体制の窮迫が続く可能性がある」と警戒を促しました。
 全国の新規感染者数は、8日までの1週間で前週の1・19倍と、収束に向かう「1以下」に近付きつつあり、近くピークを迎える可能性があると指摘。まん延防止等重点措置が適用されている35都道府県では、広島や山口、沖縄など7県で減少傾向がみられるとしました。
 年代別の割合でみると、20歳代が減少する一方、10歳未満の子供と、重症化リスクの高い60歳代以上で増加。1日当たりの死者数は8日時点で141人となり、デルタ型変異ウイルスが流行した昨夏の「第5波」のピークの89人を上回りました。
 感染拡大が先行した沖縄県では、新規感染者数が減少してから、入院・施設療養者が減少に転じるまでに2週間ほどを要しました。助言機関は、多くの地域でも高齢者の感染による重症者の増加が当面続くと分析。コロナによる肺炎がみられなくても、基礎疾患の悪化で入院患者が増える恐れがあると訴えました。また、オミクロン型変異ウイルスの別系統で感染力が強い「BA・2」も検疫や国内で検出されており、新規感染者数は再度、増加に転じる可能性があるとしました。
 助言機関の座長を務める脇田隆字・国立感染症研究所長は、「介護福祉施設の高齢者の感染が目立つ。ワクチンの追加接種を進めることが重要だ」と話しています。

 2022年2月11日(金)




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■国内で新型コロナに9万9694人感染、164人死亡 大阪府で1万2828人感染、24人死亡 [健康ダイジェスト]

 国内では10日午後8時30分の時点で、東京都で1万8891人、大阪府で1万2828人、神奈川県で8681人、千葉県で6604人、兵庫県で6677人、愛知県で6122人、埼玉県で5947人、福岡県で4659人、北海道で4098人、京都府で2982人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに9万9694人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
 前週から約2900人増え、木曜日としては過去最多を更新しました。北海道と千葉、兵庫、徳島、高知の各県で、新規感染者数が過去最多となりました。
 また、大阪府で24人、兵庫県で19人、福岡県で14人、東京都で13人、愛知県で12人、北海道で9人、神奈川県で8人、千葉県で6人、埼玉県で6人、広島県で6人、静岡県で5人、岡山県で4人、愛媛県で4人、京都府で3人、宮崎県で3人、茨城県で3人、三重県で2人、大分県で2人、奈良県で2人、栃木県で2人、沖縄県で2人、熊本県で2人、石川県で2人、福島県で2人、秋田県で2人、群馬県で2人、香川県で2人、鹿児島県で2人、佐賀県で1人の、合わせて164人の死亡の発表がありました。
 1日の死亡の発表としては神戸市が1カ月半余りの間に亡くなった人をまとめて発表した昨年5月18日を除くとこれまでで最も多く、3日連続で過去最多を更新しました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め368万2055人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて368万2767人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が1万9942人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて1万9955人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より58人増えて10日時点で1270人となっています。
 大阪府は10日、新たに1万2828人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は47万212人になりました。
 また、24人の死亡が発表され、大阪府内で感染して亡くなった人は3302人になりました。重症者の人数は9日より20人増えて、183人になりました。
 大阪府では感染者の死亡が増えています。「第6波」の死者のうち80歳代以上が7割を占めており、府は高齢者への感染の広がりが影響していると分析しています。府内の累計死者は10日発表で3302人となり、東京都発表の3282人を再び上回りました。
 府内の死者は昨年12月はゼロで、1月は25日を除いてゼロか1ケタ台が続きました。しかし、2月1~10日のうち8日間は13人以上となり、9日は31人に上りました。30人を超えるのは「第4波」の昨年5月29日以来。10日までの1週間は132人で、前週の1・9倍に増えました。
 府によると、「第6波」が始まったとする昨年12月17日~今年2月5日の死者133人のうち69・9%が80歳代以上で、60~70歳代も加えると96・2%を占めます。

 2022年2月10日(木)  




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