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■モデルナ、秋にも次世代コロナワクチン開発 2023年にコロナ・インフルエンザなど3種混合ワクチン提供へ [健康ダイジェスト]

 世界の製薬大手による新型コロナウイルスの次世代ワクチン開発が進んでいます。アメリカのモデルナやイギリスのグラクソ・スミスクライン(GSK)などは、複数の変異に対応する汎用型ワクチンを2022年に投入します。コロナのエンデミック(一定期間で繰り返される流行)移行が指摘される中、新たな変異型が生まれても対応しやすくなります。日本はワクチン開発が遅れており、海外依存が強まる可能性があります。
 「新型コロナが世の中からなくなることはなく、インフルエンザと同様年1回の予防接種が必要になるだろう」と、モデルナの研究開発を統括するポール・バートン最高医療責任者(CMO)は指摘しています。
 モデルナはまず、「オミクロン型」と「デルタ型」の2種類に対応可能な汎用型ワクチンを開発し、2022年秋の実用化を目指します。バートン氏は、「3月には臨床試験(治験)を始め、早ければ9月上旬にも出荷できる体制を整えたい」とし、「2023年以降は新型コロナウイルスとインフルエンザ、RSウイルスの3種混合型ワクチンを供給したい」と述べ、複数の感染症に対応する汎用型の実用化を急ぐ考え。
 コロナワクチンはウイルス表面にある「スパイク」と呼ばれるタンパク質を標的にして開発されます。ただ新型コロナはスパイクの変異を繰り返すため、新たな変異が登場するたびにワクチンを開発しなければなりませんでした。実際、オミクロン型はデルタ型よりスパイクの変異が増えたため、既存のワクチンの有効性が弱まりました。
 そこで期待されるのが、複数の変異に対応できる汎用型ワクチンの開発。モデルナが開発を進める、オミクロン型とデルタ型対応などの汎用型ワクチンが実現すれば、患者は効率よく接種できるようになります。
 ドイツのキュアバックとGSKは共同で汎用型ワクチンの開発を始め、すでに動物実験で既存ワクチンの10倍の有効性があるとするデータを公表しました。早ければ2022年終わりにも実用化するとしています。
 「自己増殖型」と呼ばれる新たなmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンにも注目が集まります。mRNAが自ら増殖するもので、アメリカのアークトゥルスは複数の新型コロナの変異に対応できるとする研究成果を発表しました。アメリカのグリットストーン・バイオはスパイクの変異に依存しない自己増殖型ワクチンで強力な免疫を誘導できたとする初期の治験の成果を公表。官民連携の「感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)」から最大500万ドル(約6億円)の資金提供を受ける契約も締結しました。
 汎用型ワクチンの開発には高いハードルがあります。何度もパンデミック(世界的な大流行)を引き起こしたインフルエンザでも、汎用型ワクチンが研究されてきました。インフルエンザで年間7万~8万人の死者を出すアメリカでは、国立衛生研究所(NIH)が中心となりインフルエンザの汎用型ワクチンの開発に年2億ドルを投じるものの、まだ実用化されていません。
 ただコロナ下ではワクチンの技術革新が急速に進んでおり、ウイルスベクターといった遺伝情報を使った新たなワクチン技術が次々と登場しています。欧米だけでなく中国やインド、アフリカでも独自のワクチン開発の機運が高まり、新たな変異の登場に備え、政府主導でmRNA技術の導入や量産の準備を進めています。
 一方、日本は新型コロナのワクチン開発で出遅れており、国産ワクチンを実用化できておらず、ファイザーやモデルナといった海外製品に依存しています。海外勢の次世代ワクチンの開発が進めば、海外依存が一段と強まりかねません。

 2022年2月20日(日)




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■新型コロナ、全国で新たに7万1488人感染 死者は158人 [健康ダイジェスト]

 国内では20日午後6時20分までに、東京都で1万2935人、大阪府で8400人、神奈川県で6814人、埼玉県で6070人、愛知県で4690人、兵庫県で4350人、千葉県で4160人、福岡県で3189人、北海道で2334人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに7万1488人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の日曜日(13日)から約6000人減少しました。
 また、大阪府で22人、兵庫県で20人、東京都で17人、神奈川県で13人、北海道で11人、千葉県で10人、福岡県で9人、愛知県で8人、広島県で6人、奈良県で5人、京都府で4人、埼玉県で4人、茨城県で4人、和歌山県で3人、栃木県で3人、滋賀県で2人、静岡県で2人、香川県で2人、高知県で2人、鹿児島県で2人、佐賀県で1人、宮崎県で1人、山口県で1人、山形県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、熊本県で1人、石川県で1人の、合わせて158人の死亡の発表がありました。死亡の発表は6日ぶりに200人を下回りました
 国内で新型コロナへの感染が確認された人は、空港検疫などを含め449万7463人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて449万8175人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万1847人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万1860人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日よりも3人減り20日時点で1477人となっています。
 一方、東京都は20日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万2935人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の日曜日(13日)より139人減りました。18日まで10日連続で前週の同じ曜日を下回った後、19日は1751人上回ったものの、20日は再び減少しました。20日までの7日間平均は1万4804・9人で、前週の94・2%でした。7日間平均が前週を下回るのは9日連続です。
 新規感染者1万2935人を年代別にみると、10歳未満が2389人と最も多く、40歳代が2114人、30歳代が2012人、20歳代が1884人などとなっています。65歳以上の高齢者は1241人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが5983人、接種なしは3631人でした。
 これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か人工心肺装置(ECMO)を使っている重症の患者は、20日時点で19日と同じ87人でした。
 東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、19日から0・4ポイント下がって、20日時点で59・5%です。
 また、都は、感染が確認された70歳代から90歳代の男女合わせて17人が死亡したと発表しました。
 東京都の累計の感染者は90万6564人となり、累計の死者は3448人となりました。

 2022年2月20日(日)




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■全国で8万1621人の新型コロナ感染確認 死者は5日連続で200人台に [健康ダイジェスト]

 国内では19日午後6時15分までに、東京都で1万3516人、大阪府で1万2451人、神奈川県で7700人、愛知県で5751人、埼玉県で5326人、兵庫県で4808人、千葉県で4468人、福岡県で3454人、北海道で2797人、京都府で2172人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに8万1621人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の土曜日(12日)と比べて1万3168人多く、8日ぶりに前週の同じ曜日を上回りました。
 また、大阪府で31人、東京都で27人、愛知県で24人、神奈川県で17人、福岡県で16人、兵庫県で15人、広島県で11人、千葉県で10人、北海道で9人、京都府で8人、奈良県で5人、茨城県で5人、長崎県で4人、三重県で3人、佐賀県で3人、岐阜県で3人、熊本県で3人、群馬県で3人、埼玉県で2人、宮崎県で2人、栃木県で2人、滋賀県で2人、石川県で2人、高知県で2人、宮城県で1人、山口県で1人、山形県で1人、岡山県で1人、島根県で1人、愛媛県で1人、沖縄県で1人、福井県で1人、静岡県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて219人の死亡の発表がありました。1日の死者の発表が200人を超えるのは5日連続です。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め442万5979人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて442万6691人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万1689人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万1702人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より2人減って19日時点で1480人となっています。
 一方、東京都は19日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の1万3516人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の土曜日の1万1765人から1751人増え、8日以来11日ぶりに前週の同じ曜日を上回りました。19日までの7日間平均は1万4824・7人で、前週の90・7%でした。7日間平均が前週を下回るのは8日連続です。
 新規感染者1万3516人を年代別にみると、「40歳代」が2312人で最も多く、次いで「30歳代」が2246人、「10歳未満」が2134人、「20歳代」が2012人などとなっています。65歳以上の高齢者は1421人でした。
 これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か人工心肺装置(ECMO)を使っている重症の患者は、19日時点で18日より7人増えて87人でした。
 また、都は、感染が確認された70歳代から90歳代の男女合わせて27人が死亡したと発表しました。18日より1人多く、1日当たりの死者数としては今年に入って最多でした。

 2022年2月20日(日)




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