SSブログ

■全国のクラスター件数過去最多1263件 高齢者施設で増加、教育施設で減少 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染で全国で確認されたクラスター(感染者集団)などの数は一時、減少していましたが、7日までの1週間は再び増加に転じて1263件と過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。特に、高齢者施設の増加が顕著になっています。
 厚労省は毎週、報道などをもとに自治体がクラスターと認定した事例や2人以上が感染した事例をまとめています。
 それによりますと、7日までの1週間に全国で確認されたクラスターなどは、合わせて1263件で、前の週から135件増えました。
 クラスターなどの数は、2月28日までの1週間は減少傾向となっていましたが、再び増加に転じ過去最多となりました。
 このうち最も多かったのは「高齢者福祉施設」で、509件でした。前の週と比べて146件増え、過去最多となりました。高齢者施設は、3月21日まで5週連続で過去最多を更新した後、先週、いったん減少に転じていましたが、再び増加しました。
 「医療機関」も、前の週から23件増加し、139件となりました。「障害者福祉施設」も前の週から14件増加して、79件と過去最多となりました。
 一方、「学校・教育施設等」は、前の週から30件減少し、259件でした。保育所などの「児童福祉施設」でも、前の週から19件減少し、173件となりました。
 このほかでは「企業等」が75件、「飲食店」8件、「運動施設等」が11件などとなっています。

 2022年3月9日(水)




nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

■マレーシア、4月1日から入国制限撤廃 ワクチン接種で隔離不要に [健康ダイジェスト]

 マレーシアは4月2日から、新型コロナウイルスのワクチン接種完了を条件に隔離なしの入国を外国人に認めます。飲食店の営業時間規制など大半の規制も撤廃・縮小します。タイやフィリピンも隔離なしの入国制度をすでに始めており、東南アジアで国境を開放する動きが広がってきました。
 イスマイルサブリ・ヤーコブ首相は8日、国会内で記者会見を開き、「4月1日から、この国はエンデミック(一定期間で繰り返される流行)への移行段階に入る」と宣言。「マレーシアはすべての国からの渡航者に開かれた目的地になる」として、ワクチン接種完了者は出発2日前のPCR検査と入国後24時間以内の迅速抗原検査を条件に、隔離なしでの入国を認めると説明しました。マレーシア人もコロナ前と同様に、複雑な手続きなしに出入国できるようになります。
 入国規制以外の規制も大幅に緩和し、深夜以降の飲食店の営業を認めるほか、従業員のワクチン接種の状況に応じて設けていた企業の操業制限も撤廃します。結婚式や会議などの大規模イベントやモスク(イスラム教の礼拝所)で通常の50%までの人数しか参加が認められていなかった規制も4月以降は廃止します。残る規制は公共の場所でのマスク着用義務などのみになります。
 マレーシアの新型コロナの新規感染者数は、オミクロン型変異ウイルスの流行が続き、足元で過去最高の水準にあります。ただ、重症者の割合は感染者の1%以下で、集中治療室(ICU)の病床使用率も42%程度に抑えられ、全人口の5割近くが追加接種(ブースター接種)も終えたことから、規制を緩和しても病床が窮迫する深刻な事態には陥らないと判断しました。
 イスマイルサブリ首相は入国規制の緩和によって「国の経済全体、特に観光業が息を吹き返す」と、効果を強調しました。

 2022年3月9日(水)




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■2021年のCO2排出量、過去最高の363億トンに コロナ反動受け中国やインドで石炭利用増 [健康ダイジェスト]

 国際エネルギー機関(IEA)は8日、2021年の二酸化炭素(CO2)の排出量が363億トンとなり、過去最高になったと発表しました。新型コロナウイルス禍からの景気回復に伴い、CO2を多く排出する石炭の消費が急増しました。国際社会が強化することで一致した気候変動対策が十分でないことが鮮明になりました。
 エネルギーの燃焼や、鉄鋼など産業工程で出るCO2が対象。2020年の排出量は新型コロナの影響で経済活動が落ち込み、2019年比で5・2%減りました。だが景気刺激策とワクチンの普及で、世界の景気が急速に回復し、2021年は2020年に比べて6%増えました。IEAは声明で「20億トン超の排出量の増加は史上最大で、前年のコロナ禍による減少を相殺した」と説明しました。
 地域別でみると、ほとんどの地域で排出量は増えました。ブラジルとインドはそれぞれ10%以上増えたほか、アメリカとヨーロッパ連合(EU)は7%程度増えました。日本の増加分は1%未満。
 中国は5%増えたものの、同国は主要国でほぼ唯一2020年も前年比での増加を記録しており、2021年までの2年間で7億5000万トン増えました。2021年の同国の排出量は119億トン超と、世界全体の33%を占めました。IEAは、世界の排出増は「主に中国がけん引した」と分析しました。
 エネルギー別では石炭の伸びが目立ち、排出増加分の40%以上を石炭が占めました。中国やインドで、天然ガスの価格が高騰した影響で発電コストが割安な石炭火力発電の利用が増えています。
 国際社会は2021年11月の第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)で、気候変動対策の一段の強化、石炭火力の「段階的削減」で合意したものの、実現は難航する可能性が高まっています。

 2022年3月9日(水)




nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■韓国の新型コロナ新規感染者が34万2446人 大統領選挙当日に「過去最多」を更新 [健康ダイジェスト]

 韓国の疾病管理庁中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から34万2446人増え、累計521万2118人になったと発表しました。1日当たりの新規感染者数は初めて30万人を超え、過去最多を更新しました。重症・重篤患者は1087人に増えました。
 新規感染者数は前日の20万2720人から13万9726人急増しました。週末の検査件数減少の影響が消えたこともあるものの、1週間前の2日の21万9227人に比べても約1・6倍、2週間前の2月23日の17万1450人に比べても約2倍に増えました。
 感染者の累計は、国内で初めて感染が確認された2020年1月20日から779日で500万人を突破。今年2月6日に累計100万人を超えた後、21日に200万人、28日に300万人、3月5日に400万人と、増加ペースが加速しています。
 専門家は、現在の流行はほぼピークに達しており、これから2週間ほどの間にピークアウトするとみています。防疫当局は3月12日に新規感染者約35万4000人でピークを迎えると予測するものの、その根拠とする研究機関の予測には飲食店やカフェなどの時短営業緩和が織り込まれておらず、新規感染者数が大きくなる可能性もあります。
 一方、この日発表された重篤・重症患者は1087人で、前日から80人増加。防疫当局は重症者数が3月中旬・下旬には1700~2750人まで増えるとみています。
 重症者用の病床使用率は9日午前0時時点で59・1%と、前日の59・6%と同程度でした。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)の使用率55・0%に対し、首都圏以外は68・8%と高くなっています。
 新たな死者は158人で、累計死者数は9440人となりました。
 在宅治療(自宅療養)中の人は121万8536人で、前日から5万4834人増えました。
 新規感染者のうち市中感染者は34万2388人で、地域別では京畿道が9万6681人、ソウル市が7万4222人、仁川市が1万8823人と首都圏が18万9726人(55・4%)でした。首都圏以外の地域は15万2662人。海外からの入国者の新規感染は58人でした。 
 韓国メディアの中には「大統領選を狙った策略」との批判的な報道もあり、選挙戦では各候補の集会で多くの支持者たちが密集し声を上げる場面も見られました。韓国では9日午前6時から大統領選挙の投票が行われていて、感染者らには午後6時から7時半まで一般の有権者と別に投票時間が設けられているものの、対象者の急増に伴い投開票の作業に影響が出る可能性もあります。  

 2022年3月9日(水)




nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:健康

■東京都、新たに8925人が新型コロナ感染 3日連続で1万人を下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は8日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8925人確認されたと発表しました。1日当たりの感染者が1万人を下回るのは3日連続。
 1週間前の火曜日より約2900人減少し、7日間平均も1万人を下回り、8日時点で9979・3人となりました。1万人を下回るのは、今年1月25日以来です。
 新規感染者8925人を年代別でみると、10歳未満が1791人、10歳代が1247人、20歳代が1250人、30歳代が1416人、40歳代が1521人、50歳代が817人、60歳代が354人、70歳代が229人、80歳代が193人、90歳代が103人、100歳以上が3人、年代がわからない人が1人となっています。65歳以上の高齢者は658人で、全体の7・4%でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3814人、接種なしは2575人でした。
 感染経路がわかっているのは3322人で、最も多い「家庭内」は2295人となり、全体の69・1%を占めました。次に多い「施設内」は20・8%に当たる691人で、このうち保育園と幼稚園で合わせて247人、小学校で184人、高齢者施設で151人の感染が確認されました。
 これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO〈エクモ〉)を使っている重症患者は、8日時点で前日より2人減って67人でした。
 東京都内の新型コロナの患者用の病床使用率は、7日から1・5ポイント下がって8日時点で46・1%です。
 また、都は感染が確認された70歳代から90歳代の男女合わせて22人が死亡したと発表しました。
 22人のうち、感染経路がわかっている人では高齢者施設内で感染した人が7人と最も多く、病院内で感染した人は6人でした。22人のうち少なくとも17人は基礎疾患がありました。
 東京都の累計の感染者は107万5696人となり、累計の死者は3839人となりました。

 2022年3月8日(火)




nice!(4)  コメント(8) 
共通テーマ:健康