■東京都で新たに3533人が新型コロナ感染 前週火曜日から4303人減

　東京都は22日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の3533人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
　7836人の感染が確認された１週間前の火曜日より4303人減り、半数以下になりましたが、前日の21日が祝日だった影響もあるとみられます。１週間前を下回るのは19日連続です。22日までの７日間平均は6834・４人で、前週の80・６％でした。
　都の担当者は、「３連休の間は検査数が少なかったため、ふだんの火曜日より少ない数字だが、連休明けの3500人という数字は決して低くない。これから歓送迎会や卒業パーティーなど飲食の機会が増えやすい時期なので、会食は少人数、短時間でお願いしたい」と話しています。
　新規感染者を年代別にみると、10歳未満が703人と最も多く、10歳代が575人、20歳代が574人で続きました。65歳以上の高齢者は208人でした。
　ワクチンの接種状況別でみると、２回接種済みが1501人、未接種は947人でした。
　感染経路が判明しているのは1335人で、このうち最も多い「家庭内」は995人と74・５％を占めています。
　また、これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺（ＥＣＭＯ）を使っている重症の患者は、22日より１人減って22日時点で45人でした。
　一方、都は、感染が確認された70歳代と80歳代の男女合わせて４人が死亡したと発表しました。
　４人のうち感染経路が判明しているのは２人で、いずれも高齢者施設でした。また、４人のうち少なくとも３人には基礎疾患がありました。
　東京都の累計の感染者は118万2871人となり、累計の死者は4073人となりました。

　２０２２年３月２２日（火）

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■全国の新型コロナ新規感染者、２カ月ぶり３万人下回る 確認は２万7701人

　国内では21日（月曜日）午後６時の時点で、神奈川県で3856人、東京都で3855人、埼玉県で2985人、千葉県で1754人、大阪府で1638人、茨城県で1410人、福岡県で1191人、愛知県で1082人、北海道で1009人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに２万7701人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。３万2471人が確認された前週の月曜日（14日）から4770人減少し、２万991人が確認された１月17日以来、約２カ月ぶりに３万人を下回りました。
　また、千葉県で８人、京都府で７人、東京都で６人、愛知県で５人、福岡県で５人、埼玉県で４人、栃木県で３人、北海道で２人、大分県で２人、滋賀県で２人、茨城県で２人、兵庫県で１人、大阪府で１人、宮城県で１人、岩手県で１人、広島県で１人、愛媛県で１人、神奈川県で１人、秋田県で１人、長野県で１人、青森県で１人、香川県で１人、鹿児島県で１人の、合わせて58人の死亡の発表がありました。
　国内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、空港検疫などを含め613万6605人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて613万7317人となっています。
　感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が２万7183人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて２万7196人です。
　厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、21日時点で951人となっています。
　神奈川県では21日、新たに3856人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表されました。前週の月曜日と比べると349人少なくなっており、１日の感染者が4000人を下回るのは、１月23日以来、約２カ月ぶりです。
　また、県内では21日、１人の死亡が発表されました。
　神奈川県内で発表された感染者は、これで56万5798人となり、このうち1956人が死亡しています。
　県内に適用されているまん延防止等重点措置は、21日を期限に解除されますが、県は、依然として感染者数が多い状況は変わっていないとして、引き続き、基本的な感染対策を徹底するよう呼び掛けています。
　大阪府は21日、府内で新たに1638人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。また、90歳代の女性１人の死亡も確認しました。
　府内の感染者は延べ75万9978人、死者は計4490人になりました。
　重症者は20日と同じ127人でした。コロナ以外の疾病で重症病床での治療が必要な人を含めた府内の重症病床（620床）の使用率は26・５%、軽症中等症病床（3409床）の使用率は55・２%でした。

　２０２２年３月２２日（火）

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