■秋田県の新型コロナ感染者389人、過去最多を更新 愛媛県も386人で過去最多 [健康ダイジェスト]
5日、新型コロナウイルスへの新規感染者は、秋田県と愛媛県で過去最多を更新しました。
秋田県と秋田市は5日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに389人確認されたと発表しました。3月29日の325人を上回り、過去最多となりました。秋田市の感染者も184人と最多でした。
県内では新規感染者が200人前後で推移しています。県は独自の感染警戒レベルについて深刻度が上から3番目の「レベル3」を維持。年度替わりによる首都圏などとの往来が増える時期でもあり、感染状況を注視しています。
秋田県内で感染が確認されたのは、延べ1万7634人となりました。
愛媛県は5日、過去最多となる386人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
県内の感染確認は合わせて2万6161人となりました。
愛媛県で5日、新たに386人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。県内の1日の新規感染者数としては今年1月25日の367人を上回り過去最多となりましたが、県は、医療への負荷は抑えられているとして、4月1日に引き下げた警戒レベルを維持する方針です。
新たに感染が確認された386人の居住地は、松山市が199人、今治市が40人、新居浜市が36人、西条市が26人などとなっています。
年代別では、30歳代が73人、20歳代が69人などとなっていて、10歳未満から40歳代までが8割以上を占めています。
感染経路は家庭内が115人と突出していて、仕事関係や医療・福祉施設も20人を超えています。
また、新たに5件のクラスター(感染者集団)が確認され、内訳は松山市の職場が2件、西条市と伊予市の高齢者施設がそれぞれ1件、新居浜市のスポーツ活動が1件となっています。
2022年4月5日(火)
秋田県と秋田市は5日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに389人確認されたと発表しました。3月29日の325人を上回り、過去最多となりました。秋田市の感染者も184人と最多でした。
県内では新規感染者が200人前後で推移しています。県は独自の感染警戒レベルについて深刻度が上から3番目の「レベル3」を維持。年度替わりによる首都圏などとの往来が増える時期でもあり、感染状況を注視しています。
秋田県内で感染が確認されたのは、延べ1万7634人となりました。
愛媛県は5日、過去最多となる386人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
県内の感染確認は合わせて2万6161人となりました。
愛媛県で5日、新たに386人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。県内の1日の新規感染者数としては今年1月25日の367人を上回り過去最多となりましたが、県は、医療への負荷は抑えられているとして、4月1日に引き下げた警戒レベルを維持する方針です。
新たに感染が確認された386人の居住地は、松山市が199人、今治市が40人、新居浜市が36人、西条市が26人などとなっています。
年代別では、30歳代が73人、20歳代が69人などとなっていて、10歳未満から40歳代までが8割以上を占めています。
感染経路は家庭内が115人と突出していて、仕事関係や医療・福祉施設も20人を超えています。
また、新たに5件のクラスター(感染者集団)が確認され、内訳は松山市の職場が2件、西条市と伊予市の高齢者施設がそれぞれ1件、新居浜市のスポーツ活動が1件となっています。
2022年4月5日(火)
■東京都で6968人が新型コロナ感染 前週火曜から878人減る [健康ダイジェスト]
東京都は5日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の6968人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
前週の火曜日(3月29日)と比べて878人少なく、2日連続で前週の同じ曜日を下回りました。5日までの7日間平均は7482・0人で、前週の104・2%となりました。100%を超えるのは8日連続です。
新たな感染者を年代別でみると、最多は20歳代の1525人で、30歳代の1298人、40歳代の1126人、10歳未満の1083人、10歳代の864人、50歳代の667人と続きました。65歳以上の高齢者は283人。
新規感染者のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは20人でした。 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3370人、未接種は1739人でした。
感染経路がわかっている2484人のうち最も多いのは「家庭内」で、全体の69・4%に当たる1725人でした。
これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、5日時点で4日より1人増えて30人でした。
また、高濃度の酸素を大量に投与する「ハイフローセラピー」を行っている患者などを含める、オミクロン型の特性を踏まえた基準で集計した重症患者は、5日時点で71人でした。この基準での重症患者用の病床使用率は8・8%で、集計を開始した今年2月以来、初めて10%を下回りました。
一方、都は感染が確認された60歳代から90歳代の男女合わせて9人が死亡したと発表しました。
9人のうち感染経路がわかっているのは7人で、高齢者施設が3人、病院内と家庭内がそれぞれ2人でした。また、9人のうち少なくとも8人は基礎疾患がありました。
2022年4月5日(火)
前週の火曜日(3月29日)と比べて878人少なく、2日連続で前週の同じ曜日を下回りました。5日までの7日間平均は7482・0人で、前週の104・2%となりました。100%を超えるのは8日連続です。
新たな感染者を年代別でみると、最多は20歳代の1525人で、30歳代の1298人、40歳代の1126人、10歳未満の1083人、10歳代の864人、50歳代の667人と続きました。65歳以上の高齢者は283人。
新規感染者のうち、医師の判断による臨床診断でみなし陽性とされたのは20人でした。 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが3370人、未接種は1739人でした。
感染経路がわかっている2484人のうち最も多いのは「家庭内」で、全体の69・4%に当たる1725人でした。
これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、5日時点で4日より1人増えて30人でした。
また、高濃度の酸素を大量に投与する「ハイフローセラピー」を行っている患者などを含める、オミクロン型の特性を踏まえた基準で集計した重症患者は、5日時点で71人でした。この基準での重症患者用の病床使用率は8・8%で、集計を開始した今年2月以来、初めて10%を下回りました。
一方、都は感染が確認された60歳代から90歳代の男女合わせて9人が死亡したと発表しました。
9人のうち感染経路がわかっているのは7人で、高齢者施設が3人、病院内と家庭内がそれぞれ2人でした。また、9人のうち少なくとも8人は基礎疾患がありました。
2022年4月5日(火)
■ワクチン3回目接種、派生型「BA・2」にも有効 神戸大などが調査結果発表 [健康ダイジェスト]
神戸大学や兵庫県の研究チームは4日、新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型に対して3回目のワクチン接種が感染抑制に有効であるとの研究結果を発表しました。
神戸大学は、2021年12月に3回目のワクチン接種を受けた付属病院の医師40人を対象に、血中の中和抗体量の調査を行いました。その結果、感染力の強いオミクロン型の派生型「BA・2」に対して、感染を防ぐのに十分な中和抗体の量を全員が持っていたと発表しました。
調査対象は20~60歳代の男女40人で、3回目のワクチン接種から約2週間後の「BA・2」に対する中和抗体量を測定。2回目のワクチン接種から約7カ月後の時点と比べ、平均で約33倍の中和抗体が確認されました。
神戸大の森康子教授(臨床ウイルス学)らは、1月に「BA・1」に対しても3回目のワクチン接種が有効であるとの調査結果を発表しています。
兵庫県は、第6波の主流だったオミクロン型の「BA・1」から「BA・2」に置き換わりが進んでいるとみています。
2022年4月5日(火)
神戸大学は、2021年12月に3回目のワクチン接種を受けた付属病院の医師40人を対象に、血中の中和抗体量の調査を行いました。その結果、感染力の強いオミクロン型の派生型「BA・2」に対して、感染を防ぐのに十分な中和抗体の量を全員が持っていたと発表しました。
調査対象は20~60歳代の男女40人で、3回目のワクチン接種から約2週間後の「BA・2」に対する中和抗体量を測定。2回目のワクチン接種から約7カ月後の時点と比べ、平均で約33倍の中和抗体が確認されました。
神戸大の森康子教授(臨床ウイルス学)らは、1月に「BA・1」に対しても3回目のワクチン接種が有効であるとの調査結果を発表しています。
兵庫県は、第6波の主流だったオミクロン型の「BA・1」から「BA・2」に置き換わりが進んでいるとみています。
2022年4月5日(火)
■国内で新型コロナに3万157人感染、45人死亡 [健康ダイジェスト]
4日は午後8時45分までに、東京都で4384人、神奈川県で3055人、埼玉県で2883人、千葉県で2042人、北海道で1577人、福岡県で1561人、茨城県で1424人、大阪府で1241人、愛知県で1074人など、全47都道府県と空港検疫で、新たに3万157人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。前週の月曜日(3月28日)から285人増え、4日連続で前週の同一曜日を上回りました。
また、大阪府で7人、東京都で7人、兵庫県で5人、千葉県で4人、愛知県で4人、秋田県で2人、群馬県で2人、宮城県で1人、富山県で1人、山口県で1人、岩手県で1人、広島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、静岡県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて45人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め674万849人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて674万1561人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万8336人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万8349人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、4日時点で505人となっています。
大阪府は4日、新たに1241人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の同じ曜日と比べて、約100人多くなっています。これで、大阪府内の感染者の累計は80万7144人となりました。
新たに60~90歳代の男女7人の死亡が判明し、府内の累計死者数は4722人になりました。
4日時点の重症者は前日から2人減の67人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(612床)の実質の使用率は13・7%となりました。軽症・中等症病床には1011人が入院しており、軽症・中等症病床(3302床)の使用率は30・6%となりました。
府が設置した臨時医療施設「大阪コロナ大規模医療・療養センター」での療養者は24人でした。
新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は36人でした。自宅療養者は2万4150人。公費によるPCR検査などを1万646件実施しました。
2022年4月5日(火)
また、大阪府で7人、東京都で7人、兵庫県で5人、千葉県で4人、愛知県で4人、秋田県で2人、群馬県で2人、宮城県で1人、富山県で1人、山口県で1人、岩手県で1人、広島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福井県で1人、福岡県で1人、静岡県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて45人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め674万849人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて674万1561人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が2万8336人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて2万8349人です。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、4日時点で505人となっています。
大阪府は4日、新たに1241人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前週の同じ曜日と比べて、約100人多くなっています。これで、大阪府内の感染者の累計は80万7144人となりました。
新たに60~90歳代の男女7人の死亡が判明し、府内の累計死者数は4722人になりました。
4日時点の重症者は前日から2人減の67人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(612床)の実質の使用率は13・7%となりました。軽症・中等症病床には1011人が入院しており、軽症・中等症病床(3302床)の使用率は30・6%となりました。
府が設置した臨時医療施設「大阪コロナ大規模医療・療養センター」での療養者は24人でした。
新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は36人でした。自宅療養者は2万4150人。公費によるPCR検査などを1万646件実施しました。
2022年4月5日(火)
■新型コロナ、東京都で4384人感染確認 前週比160人減 [健康ダイジェスト]
東京都は4日、都内で新たに「10歳未満」から「100歳以上」の4384人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1週間前の月曜日より160人減りました。直近1週間平均の新規感染者は約7607人で、前週の115・9%でした。100%を超えるのは7日連続です。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が916人と最も多く、30歳代が762人、40歳代が703人で続きました。65歳以上の高齢者は199人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2129人、未接種は1072人でした。
感染経路がわかっているのは1518人で、このうち最も多い「家庭内」は1041人と68・6%を占めています。また、「会食」で感染した38人のうち20歳代が19人と最も多くなりました。
都の担当者は、「感染者の中で、引き続き若い世代が多い傾向だ。4月になって新生活や新学期が始まっているが、若い世代には一人ひとりが感染防止対策を怠らないようにしてほしい」と話しています。
これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、4日時点で3日より2人減って29人でした。
また、都は、感染が確認された70歳代から100歳以上の男女合わせて7人が死亡したと発表しました。
7人のうち感染経路がわかっているのは6人で、内訳は病院内が4人、高齢者施設が1人、家庭内が1人でした。7人のうち少なくとも5人は基礎疾患がありました。
東京都の累計の感染者は127万8311人となり、累計の死者は4198人となりました。
2022年4月5日(火)
1週間前の月曜日より160人減りました。直近1週間平均の新規感染者は約7607人で、前週の115・9%でした。100%を超えるのは7日連続です。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が916人と最も多く、30歳代が762人、40歳代が703人で続きました。65歳以上の高齢者は199人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2129人、未接種は1072人でした。
感染経路がわかっているのは1518人で、このうち最も多い「家庭内」は1041人と68・6%を占めています。また、「会食」で感染した38人のうち20歳代が19人と最も多くなりました。
都の担当者は、「感染者の中で、引き続き若い世代が多い傾向だ。4月になって新生活や新学期が始まっているが、若い世代には一人ひとりが感染防止対策を怠らないようにしてほしい」と話しています。
これまでの都の基準で集計した人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO)を使っている重症の患者は、4日時点で3日より2人減って29人でした。
また、都は、感染が確認された70歳代から100歳以上の男女合わせて7人が死亡したと発表しました。
7人のうち感染経路がわかっているのは6人で、内訳は病院内が4人、高齢者施設が1人、家庭内が1人でした。7人のうち少なくとも5人は基礎疾患がありました。
東京都の累計の感染者は127万8311人となり、累計の死者は4198人となりました。
2022年4月5日(火)
■中国・上海市、外出制限も9006人がコロナ感染 3日連続で過去最多 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの感染拡大で段階的に厳しいロックダウン(都市封鎖)を実施している中国最大の経済都市・上海市では3日、感染者の数が3日連続で過去最多を更新しました。
上海市当局は4日に2400万人を超える全市民を対象にしたPCR検査を実施し、感染者の洗い出しを急いでいます。
中国では3日、1万3137人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。このうち上海市では前日比780人増の9006人の感染が確認され、市の東部で都市封鎖を始めた3月28日の4477人と比べて2倍近くに増えました。
上海市当局は3月28日から5日までの予定で、市内全域を主に東西2つの地域に分けて段階的に厳しい外出制限を行っていますが、感染拡大に歯止めがかかっていません。
また、医療提供体制が窮迫する中、上海市には中国軍の医療関係者約2000人が派遣されるなど、全国各地から医療支援なども強化されています。
一方、感染者の隔離施設では感染した子供に親が付き添えず子供だけで隔離されるケースもあり、インターネット上では批判的な意見が出ています。
段階的な厳しい外出制限が始まってから4日で1週間となりますが、住宅地などで感染拡大が続いており、引き続き多くの地域で外出制限が延長される見通しです。
このうち、3月28日から4月1日まで外出制限が行われるとされていた東部の地域には国内外の金融機関が多く集まっているほか、国際便が多く就航する浦東空港や世界最大のコンテナ取扱量がある上海港があります。
浦東空港では、外出制限の影響で対応に当たる従業員の確保や空港までの貨物の輸送が難しくなっていることなどから、全日空と日本航空は一部の貨物便の欠航が続いているということです。
また、上海港では貨物を配送するドライバーへの感染対策が厳格化されていることなどから、中国メディアは貨物の荷降ろしなどに遅れが出ていると伝えており、事態が長期化すれば国際的な物流網の混乱につながる恐れも指摘されています。
一方、4月1日から5日までの予定で外出制限を行うとされている西部の地域には日本総領事館があるほか、日系企業の事務所なども数多く設置されていて日本人が多く住む地域となっています。
ただ西部でもPCR検査によって住宅地で感染者が確認されるケースが多く、5日以降も外出制限が延長されるところが相次ぐとみられます。
上海市では感染の拡大を受けて3月中旬頃からマンションが封鎖され、野菜などは支給されているものの個人で食料を調達するのが難しいところもあるということです。
2022年4月4日(月)
上海市当局は4日に2400万人を超える全市民を対象にしたPCR検査を実施し、感染者の洗い出しを急いでいます。
中国では3日、1万3137人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。このうち上海市では前日比780人増の9006人の感染が確認され、市の東部で都市封鎖を始めた3月28日の4477人と比べて2倍近くに増えました。
上海市当局は3月28日から5日までの予定で、市内全域を主に東西2つの地域に分けて段階的に厳しい外出制限を行っていますが、感染拡大に歯止めがかかっていません。
また、医療提供体制が窮迫する中、上海市には中国軍の医療関係者約2000人が派遣されるなど、全国各地から医療支援なども強化されています。
一方、感染者の隔離施設では感染した子供に親が付き添えず子供だけで隔離されるケースもあり、インターネット上では批判的な意見が出ています。
段階的な厳しい外出制限が始まってから4日で1週間となりますが、住宅地などで感染拡大が続いており、引き続き多くの地域で外出制限が延長される見通しです。
このうち、3月28日から4月1日まで外出制限が行われるとされていた東部の地域には国内外の金融機関が多く集まっているほか、国際便が多く就航する浦東空港や世界最大のコンテナ取扱量がある上海港があります。
浦東空港では、外出制限の影響で対応に当たる従業員の確保や空港までの貨物の輸送が難しくなっていることなどから、全日空と日本航空は一部の貨物便の欠航が続いているということです。
また、上海港では貨物を配送するドライバーへの感染対策が厳格化されていることなどから、中国メディアは貨物の荷降ろしなどに遅れが出ていると伝えており、事態が長期化すれば国際的な物流網の混乱につながる恐れも指摘されています。
一方、4月1日から5日までの予定で外出制限を行うとされている西部の地域には日本総領事館があるほか、日系企業の事務所なども数多く設置されていて日本人が多く住む地域となっています。
ただ西部でもPCR検査によって住宅地で感染者が確認されるケースが多く、5日以降も外出制限が延長されるところが相次ぐとみられます。
上海市では感染の拡大を受けて3月中旬頃からマンションが封鎖され、野菜などは支給されているものの個人で食料を調達するのが難しいところもあるということです。
2022年4月4日(月)