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■ファイザーワクチン、有効期限1年に延長 厚労省「品質保たれていると確認」 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスのファイザーのワクチンについて、厚生労働省は品質が保たれていることが確認できたとして、9カ月としていた有効期限を1年まで延長することを認めました。
 新型コロナウイルスのワクチンの有効期限は当初の6カ月から、昨年9月10日に9カ月に延長され、このうちファイザーのワクチンについて厚労省は有効期限を1年まで延長することを認め、4月22日に自治体に通知しました。
 厚労省は、「有効期限はワクチンを一定期間保存した後のデータを集めてメーカーが設定するもので、適切な方法で管理されている場合は、時間がたっても品質が保たれていると確認できたため申請を受けて、薬事上の手続きを行った」としています。
 一方、モデルナのワクチンについては、引き続き有効期限を9カ月としています。
 こうしたワクチンを巡っては、一部の自治体が4月末までに有効期限を迎えるワクチンの使用の見通しが立っていないなどとして廃棄される懸念が出ていました。

 2022年4月25日(月)




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■福岡市の田中カ子さん119歳で死去 ギネス認定の世界最高齢の女性 [健康ダイジェスト]

 存命中の世界最高齢に認定され、国内の歴代最高齢でもあった福岡市の田中カ子(かね)さんが19日午後6時11分、同市内の病院で老衰のため死去しました。119歳でした。
 田中さんは日露戦争開戦の前年、1903(明治36)年1月2日に福岡県和白村(現・福岡市東区)に生まれ、明治から令和まで5つの時代を経験しました。2019(平成31)年3月にイギリスのギネス・ワールド・レコーズ社が「存命中の世界最高齢」として認定。2020(令和2)年9月には、2018年に亡くなった鹿児島県喜界町の田島ナビさん(117歳260日)を抜き、国内の歴代最高齢を更新しました。
 福岡県などによると、田中さんは9人兄弟姉妹の7人目として誕生。19歳で結婚し、夫の英男さんや長男が出征する中、女手一つでうどん店を切り盛りしました。終戦後は夫と米穀店などを営んでいました。
 102歳になった2005年から福岡市の高齢者施設に入居。施設では、親指を立てるグッドサインなど身ぶり手ぶりで職員とやりとりし、交流を楽しんでいたといいます。コーラなどの炭酸飲料やチョコレートが好物で、オセロを楽しんだり計算問題にも挑戦したりして、120歳まで元気に暮らすことを目標にしていました。
 昨年9月の老人の日には、記念品や花束を受け取るとピースサインで応じるなど元気な様子で、睡眠時間が長くなっていたものの健康状態は良好でした。今年に入ってから体調を崩すことが増え、入退院を繰り返していたといいます。
 田中さんの孫の英治さんは、「去年の末から体調を崩し始め、入退院を繰り返していましたが、寝たきりという状況ではなく、病院からは『突然だった』と説明を受けました。急なことだったので驚きました」と話していました。
 訃報を受け、福岡市の高島宗一郎市長は、「カ子さんと初めてお会いしたのは、カ子さんが117歳、国内最高齢になられて間もなくのことで、その後もお会いするたびに、元気をいただいてきました。明治、大正、昭和、平成、令和と5つの時代を生き、119歳まで自分らしく過ごされたカ子さんに、改めて心から敬意を表しますとともに、謹んでお悔やみ申し上げます」とコメントを発表しました。
 厚生労働省によりますと、田中さんが亡くなったことで、国内では1907(明治40)年生まれの115歳で大阪府柏原市に住む巽(たつみ)フサさんが最高齢となります。

 2022年4月25日(月)




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■海外で報告相次ぐ小児急性肝炎、国内でも疑い例確認 原因不明で患者の1割は肝移植も [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は25日、海外で急増している原因不明の子供の急性肝炎について、当てはまる可能性がある入院患者が国内で初めて1人報告されたと発表しました。厚労省は自治体に対し、注意喚起を行うとともに同様のケースの報告を求めています。
 厚労省によると、小児は16歳以下で、21日に医療機関から自治体を通じて連絡がありました。肝炎ウイルスなどのウイルス感染は見付かっていません。詳しい年齢や性別、症状などは公表されていないものの、肝移植は受けていないといいます。
 世界保健機関(WHO)によると、こうした子供の急性肝炎は、今年1月以降、4月21日までにイギリスを中心に12カ国で169人(生後1カ月~16歳)が報告されています。約1割に当たる17人が肝移植を必要とする重篤な状態になり、うち1人が亡くなりました。
 海外の患者は、下痢や嘔吐(おうと)などのほか、重度の急性肝炎による黄だんがみられました。いずれもA~E型肝炎ウイルスには感染していませんでした。胃腸炎や風邪の原因となるアデノウイルスの感染例が多く、発症にかかわりがある可能性も指摘されています。
 森内浩幸・長崎大学教授(小児感染症学)は、「詳細はわからないが、肝炎を引き起こすようなウイルスは、手洗いや、食品衛生を保つことで防げることが多い。新型コロナと同様の対策を、家庭や保育現場で改めて徹底することが重要だ」と話しています。

 2022年4月25日(月)




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