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■サル痘感染者に未承認治療薬の投与可能に 厚労省が国内態勢を整備  [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は29日の感染症部会で、欧米を中心に広がっている「サル痘」について、国内で患者が確認された場合、天然痘の治療薬「テコビリマット」が投与できる仕組みを整えたことを報告しました。
 テコビリマットは、アメリカ企業が開発した飲み薬。国内では未承認ですが、ヨーロッパではサル痘の治療薬として承認されています。未承認薬でも投与できる特定臨床研究を活用し、感染者に1日2回、14日間投与する計画で、有効性と安全性を評価します。
 国内ではサル痘の感染者は確認されていないものの、すでに国立感染症研究所で24時間態勢で検査が可能です。都道府県などに設置されている地方衛生研究所でも、ウイルスの遺伝子解析ができるよう検査試薬が配られるなど、準備が進められています。
 発症予防には、かつて人の間で流行していた天然痘のワクチンが有効とされます。ワクチンは国内で製造、備蓄されており、感染者が見付かった場合に同様の特定臨床研究で濃厚接触者らに接種できる態勢も整えました。
 感染症部会では今後、治療薬を投与できる施設の拡大や、感染者との接触リスクが高い医療従事者や保健所の職員へのワクチン接種などが検討されていることが示されました。ヨーロッパなどで感染した患者の多くは軽症で、委員からは「ワクチン、治療薬には副作用もあり、リスクとベネフィット(利益)をよく検討すべきだ」との意見も出ました。
 サル痘に感染すると、発疹や発熱、リンパ節のはれなどの症状が出て、多くの場合、2~4週間で自然に回復します。世界保健機関(WHO)によると今年1月から6月22日までで、サル痘の患者は世界50カ国(アフリカ含む)から報告され3400人以上に上ります。先進国で死者は確認されていません。
 ウイルスは唾液や体液のほか、発疹した箇所に多く存在するため、感染経路は主に直接接触と考えられます。今回の流行では、MSM(男性同性間性的接触者)の間で患者が相次いで確認されています。

 2022年6月29日(水)

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■新型コロナ、全国で新たに2万3346人感染 6月2日以来の2万人超 [健康ダイジェスト]

 29日は午後6時30分までに、東京都で3803人、大阪府で2222人、沖縄県で1709人、愛知県で1434人、神奈川県で1263人、福岡県で1111人、埼玉県で1025人、兵庫県で939人、熊本県で841人など全47都道府県と空港検疫で、新たに2万3346人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。
 新規感染者は前週水曜日(22日)と比べ6068人多く、9日連続で前週の同じ曜日を上回りました。1日の新規感染者が2万人を超えるのは、6月2日(2万678人)以来。
 また、東京都で3人、京都府で2人、佐賀県で2人、北海道で1人、埼玉県で1人、宮城県で1人、岐阜県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、福島県で1人、秋田県で1人、茨城県で1人、長崎県で1人の、合わせて17人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め930万9115人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて930万9827人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万1267人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万1280人。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より4人増えて29日時点で50人となっています。
 一方、大阪府は29日、新型コロナウイルスの新たな感染者を2222人確認したと発表しました。新規感染者は前週同曜日(1413人)と比べ、809人増えました。これで、大阪府内の感染者の累計は101万1988人となりました。
 新たな死者は確認されませんでした。
 29日時点の重症者は前日と変わらず6人で、重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含め重症病床(615床)の実質の使用率は3・9%となりました。軽症・中等症病床には501人が入院しており、軽症・中等症病床(3515床)の使用率は14・3%となりました。
 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は27人でした。自宅療養者は1万424人。公費によるPCR検査などを1万5163件実施しました。

 2022年6月29日(水)

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■東京都国分寺市のクリニックでモルヒネ100倍誤処方で93歳男性死亡 警視庁が医師と薬剤師を書類送検 [健康ダイジェスト]

 昨年、東京都国分寺市のクリニックでモルヒネの内服薬を処方された90歳代の男性が、1週間後に中毒で死亡していたことが、明らかになりました。警視庁はクリニックの医師と調剤薬局の薬剤師が必要な量の100倍に当たるモルヒネを誤って処方したことなどが死亡につながったとして、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
 昨年2月、東京都小平市に住んでいた当時93歳の男性が息苦しさを訴え、国分寺市にある「武蔵国分寺公園クリニック」を受診しました。
 男性は症状を和らげるため、モルヒネの内服薬を処方されたということですが、その後容体が急変し、1週間後にモルヒネによる中毒で死亡していました。
 警視庁が捜査した結果、クリニックの40歳代の女性医師が電子カルテの入力を誤り、必要な量の100倍に当たるモルヒネを処方していたことがわかったということです。
 また、クリニック近くの調剤薬局の60歳代の女性薬剤師も、そのまま処方箋に従って薬の調剤を行っていました。
 警視庁は医師と薬剤師が十分な確認を怠ったことなどが死亡につながったとして、2人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。任意の事情聴取に対し、いずれも容疑を認めているということです。
 医師が勤めるクリニックは取材に対し、「コメントすることはない」としています。

 2022年6月29日(水)

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■東京都、熱中症の疑いで83人病院搬送 うち80歳代女性2人が重体 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、東京都内では29日午後3時までに熱中症の疑いで12歳から100歳までの男女83人が病院に搬送されました。
 このうち80歳代の女性2人が重体で、80歳代の男性2人が重症だといいます。また、36人が中等症、43人が軽症となっています。
 警視庁や東京都監察医務院によりますと、27日には東京都文京区のアパートの1室でこの部屋に住む70代の男性が倒れているのが見付かり、搬送先の病院で死亡しました。その後、死因は熱中症の疑いだったことがわかったということです。
 27日の東京都心の最高気温は35・7度でした。
 30日以降も厳しい暑さが続く見込みで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、屋外で人と2メートル以上距離が確保できる場合はマスクを外すなどして対策をとるよう呼び掛けています。

 2022年6月29日(水)

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■東京都、新たに3803人が新型コロナ感染  前週水曜より1474人増える [健康ダイジェスト]

 東京都は29日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の3803人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1日に発表される新規感染者が3000人を超えたのは5月26日以来、1日に発表される新規感染者が3500人を超えたのは5月25日以来で、約1カ月ぶりです。
 1週間前の水曜日より1474人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは12日連続です。29日までの7日間平均は2370・3人で、前の週の137・3%でした。
 都の担当者は、「本日の感染者数は先週の同じ曜日より、大幅に上昇しているが、この増加幅が明日以降どう推移していくのか注視していく必要がある。また、入院患者の数と重症者の数も非常に重要な指標なので、同じく注視していきたい」と話していました。
 29日に確認された3803人を年代別にみると、20歳代が840人と最も多く、30歳代が744人、40歳代が599人と続きました。65歳以上の高齢者は230人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2132人、未接種は770人でした。
 感染経路がわかっている1298人のうち最も多いのは「家庭内」で、68%に当たる883人でした。
 一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、28日と同じ5人でした。
 また、都は、感染が確認された50歳代と80歳代の男女合わせて3人が死亡したことを発表しました。
 東京都の累計の感染者数は159万5301人となり、累計の死者数は4573人となりました。

 2022年6月29日(水)

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■北朝鮮、新たに5980人の発熱者が発生 韓国脱北者団体、北朝鮮に大型風船で再び医薬品送る [健康ダイジェスト]

 北朝鮮は29日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱者が「5000人台に減少した」と明らかにしました。
 朝鮮労働党機関紙「労働新聞」はこの日、国家非常防疫司令部の発表を引用し、去る27日午後6時から28日午後6時までの24時間で約5980人の発熱者が新たに発生し、約7120人が完治したと報じました。
 報道によると、今年4月末から前日までに発生した累積発熱者は約473万5120人で、このうち99・761%に当たる472万3810人が完治し、約1万1240人が治療を受けています。
 なお、前日基準で新たな死者および累積での死者数の統計、致死率などは公開されていません。直近で最後の発表は去る15日で累積死者数は73人、致死率は0・002%。
 一方、韓国の脱北者団体「自由北韓運動連合」は29日、新型コロナウイルスの感染が広がる北朝鮮に向け、マスクや薬を大型風船で飛ばしたと明らかにしました。
同団体の朴相学(パク・サンハク)代表は報道機関に、「28日夜に(北朝鮮に近い)仁川・江華島から鎮痛剤8万錠、ビタミンC3万錠、マスク2万枚を大型風船20個に付けて北に送った」と伝え、その様子を収めた写真を公開しました。
 風船には「韓国国民と在米同胞の真心と支援により『悪性伝染病(新型コロナ感染症)』の治療薬を送る」と記した垂れ幕も取り付けました。
 同団体は北朝鮮の体制を批判するビラを北朝鮮に向けて飛ばす活動を行ってきました。北朝鮮での新型コロナ感染拡大が伝えられると、ビラの散布を一時停止し、代わりに医薬品を大量に送る計画を発表しました。
 韓国統一部は計画を実行に移さないよう遠回しに求めていたものの、同団体は6月7日、京畿道・抱川から5日に薬やマスクを大型風船20個で北朝鮮に送ったことを明らかにしました。今回は2回目の送付となりました。

 2022年6月29日(水)

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■国内で新たに1万9386人が新型コロナに感染 前週比4000人増 [健康ダイジェスト]

 28日は午後8時20分までに、東京都で2514人、大阪府で2302人、沖縄県で1744人、愛知県で1373人、神奈川県で1091人、福岡県で870人、熊本県で843人、兵庫県で823人など全47都道府県と空港検疫で、新たに1万9386人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者は前週火曜日(21日)と比べ約4000人多く、8日連続で前週の同じ曜日を上回りました。
 また、大阪府で92人、神奈川県で4人、沖縄県で3人、埼玉県で2人、東京都で2人、福岡県で2人、京都府で1人、兵庫県で1人、鹿児島県で1人の、合わせて108人の死亡の発表がありました。なお、大阪府の死者については、今年1月29日から3月24日にかけて亡くなっていたものの、大阪市保健所が把握できていなかった92人が28日一括で計上されました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め928万5774人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて928万6486人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万1250人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万1263人となっています。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より1人増えて28日時点で46人となっています。
 一方、沖縄県は28日、新たに1744人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。先週の火曜日(21日)の1421人に比べて323人増えました。これで県内で感染が確認されたのは25万人を超えて、合わせて25万123人となりました。
 また、沖縄市の80歳代の女性と、中部保健所管内の80歳代の男性が今年4月に、うるま市の70歳代の女性が5月に死亡していたことが確認され、沖縄県内で亡くなった感染者は487人となりました。
 直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は27日時点で611・94人で、依然として全国最多。2番目に多い熊本県の183・78人を大きく引き離しています。病床使用率は40・4%(入院者数255/病床数631)で、重症者用は18・3%(入院者数11/病床数60)となっています。
 アメリカ軍関係は新たに19人の報告がありました。

 2022年6月29日(水)

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■大阪府、新たに2302人が新型コロナに感染 過去の92人の死亡判明も [健康ダイジェスト]

 大阪府は28日、新たに2302人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。前の週の同じ曜日と比べて、約790人増えました。
 また、府は27日発表した1人について取り下げました。これで、大阪府内の感染者の累計は100万9769人となりました。
 重症者は27日と同じ6人となっています。
 一方、死者については、今年1月29日から3月24日にかけて亡くなっていたものの、大阪市保健所が把握できていなかった92人が、28日に一括で計上され、府内で感染して亡くなった人は合わせて5206人になりました。
 これは28日、大阪市保健所の担当者が記者会見を開いて明らかにしました。
 それによりますと、これまでに新型コロナに感染し、医療機関に入院した後、退院などの報告がなかった人が、6月時点で170の医療機関で2000人近くいたということです。
 こうした入院者について、保健所が5月中旬から状況を確認した結果、今年1月29日から3月24日にかけて60~100歳代の男女92人が亡くなっていたことがわかったということです。
 内訳は1月が1人、2月が56人、3月が35人で、この92人を含めて大阪市の死者は2185人となりました。
 死者の人数を正確に把握できていなかったことについて、大阪市保健所は、新型コロナの第6波の感染拡大による業務のひっ迫で、保健所による入院者の状況の確認が後回しになったことや、医療機関から保健所への報告が漏れていたことが原因だとしています。
 大阪市保健所の高田康治感染症対策調整担当部長は、「調査が遅れてしまい申し訳なく思っている。今後は医療機関に積極的に働き掛けるなどして、スピーディーな把握に努めたい」と話しています。

 2022年6月29日(水)

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■1週間の熱中症搬送、全国で4551人 前週の3・4倍で6月として過去最多 [健康ダイジェスト]

 総務省消防庁は28日、各地で猛暑日が相次いだ20~26日の1週間に熱中症で病院に救急搬送された人が全国で4551人(速報値)に上ったと発表しました。1週間の搬送人数としては6月の統計を取り始めた2010年以降、最多となり、前週の1337人と比べて約3・4倍に急増しました。約半数に当たる計2230人は全国的に猛暑となった25、26両日に搬送されました。
 5月1日から6月26日までの搬送者数は計1万142人で、昨年の同じ時期に比べて1・7倍になりました。
 20~26日の1週間に搬送された人のうち、死亡した人は4人です。
 症状別の程度をみますと、入院が必要な「重症」や「中等症」が合わせて1507人、「軽症」が2982人でした。
 搬送された人を年齢別にみると、65歳以上の高齢者が2458人と全体の54・0%を占めています。18歳以上65歳未満が1493人、7歳以上18歳未満が568人、0歳から7歳未満が32人となっています。
 熱中症の発生場所では、自宅の敷地内などの「住居」が1698人と最も多く、次いで歩道などを含む「道路」が823人、駅などの「公衆(屋外)」が634人、道路の工事現場などの「仕事場」が419人、小中高校などの「教育機関」が319人などとなっています。
 都道府県別では、東京都の458人が最も多く、以下、埼玉県397人、愛知県277人、大阪府272人の順でした。

 2022年6月29日(水)

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