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■東京都で熱中症疑いで119人病院搬送、2人重体 埼玉県で熱中症疑いで2人死亡 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁などによりますと、東京都内では1日午後3時までに熱中症の疑いで7歳から97歳までの男女119人が病院に搬送されました。
 このうち、50歳代と70歳代の男性2人が重体だということです。また、80歳代の3人が重症、47人が中等症、67人が軽症となっています。
 1日の東京都心は日中の最高気温が37度と、7日連続の猛暑日となりました。
 2日も厳しい暑さが続く見込みで、東京消防庁などは我慢せずに冷房を使用し、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、屋外で人と2メートル以上距離が確保できる場合はマスクを外すなどして対策を徹底するよう呼び掛けています。
 一方、埼玉県によりますと1日、県内では熱中症とみられる症状でいずれも70歳代の女性2人が死亡しました。
 県によりますと、1日午前10時半ごろ、所沢市の住宅の部屋で75歳の女性が意識を失っているのを家族が見付け、救急車で病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
 飯能市では午後1時前、77歳の女性が自宅の敷地内で倒れているのを宅配業者が見付けて消防に通報しましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。
 いずれも熱中症とみられ、所沢市の女性の部屋ではエアコンが使われていなかったということです。
 また、県内では、1日午後4時の時点で合わせて122人が熱中症の疑いで病院に搬送されました。このうち5人が重症だということです。
 県は、水分や塩分をこまめに補給するほか、室内ではエアコンを適切に使うなど熱中症対策をとるよう呼び掛けています。

 2022年7月1日(金)

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■北朝鮮、韓国が風船を使って散布したビラや物品からコロナ流入と報道 韓国政府「可能性ない」と反論 [健康ダイジェスト]

 北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、国家非常防疫司令部の発表を引用し、去る6月29日午後6時から6月30日午後6時までの24時間で、全国で新たに発生した発熱者が4570人余りだと報道しました。7日連続で1万人以下を維持しています。全快した患者は5690人余りと集計されました。
 4月末から6月30日午後6時までに確認された発熱者は累計約474万4430人で、このうち99・827%が回復しました。残り0・171%の約8130人が治療を受けています。発熱者とは新型コロナ感染者を指すとみられます。
 また、朝鮮中央通信は1日、国家非常防疫司令部が新型コロナウイルスの流入経路を調査した結果、韓国と境界を接する北朝鮮南部の江原道(カンウォンド)金剛郡(クムガングン)伊布里(イポリ)が最初の発生地域だとの結論に達したと報道しました。同地域で韓国から飛ばされた風船で散布されたビラや物品に触った軍人と子供が最初の感染者だとして、徹底的な通報と監視体制の強化を指示したといいます。
 朝鮮中央通信は国家非常防疫司令部の調査結果として、「伊布里地域で最初に、熱のある人たちが集団で発生した」と伝えました。4月中旬ごろに伊布里から首都・平壌(ピョンヤン)を訪れた数人の中から発熱症状が現れ始め、その接触者を通じて発熱者が急増したといいます。
 伊布里では4月初めに18歳の軍人1人が兵営近く、5歳の幼稚園児1人が住民居住地近くの山で見慣れない物に触れた事実が明らかになったとし、「2人から悪性ウイルス感染症の初期症状らしき臨床的な特徴が現れ、新型コロナウイルス抗体検査でも陽性と判明した」と説明しました。この地域を除き、4月中旬までに全国でみられた発熱者はその他の疾病が発熱原因で、発熱者が集団で発生した事実もなかったことが確認されたとしました。
 朝鮮中央通信は「調査委員会は発熱者に現れた臨床的な特徴と疫学調査、抗体検査結果に基づき、金剛郡伊布里地域に最初に悪性ウイルスが流入したということとその原因を科学的、最終的に確認した」と主張しました。
 金剛郡伊布里は、韓国北部の江原道(カンウォンド)麟蹄郡(インジェグン)と楊口郡(ヤンググン)に接します。 
 朝鮮中央通信は、「国家非常防疫司令部は悪性ウイルス流入経路の確証を得たことから、分境沿線(休戦ライン)と国境地域から風をはじめとする気象現象と風船によって飛んできた見慣れない物を警戒し、出所を徹底解明するよう指示した」と伝えました。住民全体で監視に当たり、発見した場合は直ちに通報する体制を強化し、非常防疫隊が回収処理するなどの非常指示が発令されたといいます。 
 一方、韓国統一部は1日、脱北者団体「自由北韓運動連合」が風船を使って散布したビラや物品から新型コロナウイルスが流入したとする北朝鮮の主張に対し、そのような可能性はないと反論しました。  
 韓国統一部のチャ・ドクチョル副報道官はこの日の定例会見で、ビラが散布された時期や専門家の見解などを根拠として示しながら、「政府はビラなどによる(新型コロナの)北への流入の可能性はないとみている」と明らかにしました。
 チャ副報道官は、韓国側の民間団体がビラを散布したと主張する時期は、北朝鮮側が最初にビラに接触した時期と言及した4月初めよりも遅い4月25日と26日だと説明しました。
 また、物体の表面に残っていたウイルスによって新型コロナに感染するのは事実上不可能だというのが関係機関や専門家、世界保健機関(WHO)の共通した見解だとして、物資や郵便物などから新型コロナに感染したと公式に認められた例はないと指摘しました。
 チャ副報道官は、北朝鮮の意図に関しては「北が報道した 内容をみると、我が国に対する直接的な言及や非難などの表現はなかった」として、「今後北の追加の立場表明など、関連動向を注視しながら総合的に判断する」と述べました。

 2022年7月1日(金) 

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■新型コロナ、新規感染者が29都府県で前週を上回る 東京都、新型コロナ警戒レベル引き上げ [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの感染状況を評価する厚生労働省の助言機関は6月30日、全国の新規感染者について「全国的に上昇傾向に転じた。今後の増加も懸念される」との見解をまとめました。重症者数も緩やかに増加しているとして、医療提供体制への影響を注視する必要があると指摘しました。
 厚労省によると、全国の新規感染者数は6月29日までの1週間で、前週の1・17倍に増えました。東京都で1・37倍、愛知県で1・21倍、大阪府で1・33倍、福岡県で1・20倍と、大都市圏を中心に29都府県で前週を上回りました。島根県で2・92倍、鳥取県でも1・60倍と大幅に増加しました。
 この日の会合では、オミクロン型の新系統「BA・5」の割合が、7月の第1週時点で感染者全体の24%になり、7月下旬には、ほぼ置き換わるとする国立感染症研究所の試算も示されました。助言機関は「今後はBA・5が国内の主流になり、感染者の増加要因になり得る」と指摘しました。
 一方、東京都は6月30日、都内の新型コロナウイルスの感染状況と医療提供体制を専門家が分析・評価するモニタリング会議を開きました。
 この中で専門家は、感染状況の警戒レベルを1段引き上げ、4段階のうち上から2番目の「感染が拡大している」としました。
 新規陽性者の7日間平均は、6月29日時点で2337人となり、2週連続で前の週を上回っていることなどから、専門家は「感染が再拡大している」と指摘しました。
 オミクロン型のうち感染力がより高いとされる「BA・5」の疑いがあるウイルスの割合が増えているほか、都の発熱相談センターに寄せられる相談件数も増加傾向だということです。
 専門家は今後もお盆休みなどで感染拡大の可能性があるとみて、検査や自宅療養支援の体制を強化するほか、「3回目のワクチン接種を促進するとともに、高齢者や重症化リスクが高い人への4回目の接種を加速する必要がある」と指摘しました。
 一方、医療提供体制は「通常の医療との両立が可能な状況である」として、警戒レベルは下から2番目を維持しました。
 ただ、入院患者は6月22日時点で614人だったのが、29日時点では857人になり、2週連続で増加しています。
 都は現在、コロナ病床を約5000床確保しています。病床使用率が40%に達した段階で、熱中症対応などとのバランスを考慮しながら病床の上積みを判断します。
 さらに、専門家は、熱中症の患者が増えている影響で、救急搬送に時間がかかるケースが増えているとして、「今後の動向を警戒する必要がある」と指摘しました。
 モニタリング会議で、東京iCDCの専門家ボード座長で東北医科薬科大学の賀来満夫特任教授は、都内では新規陽性者の増加とともに、猛烈な暑さが続く中、熱中症による搬送件数も増えていると説明。
 そのうえで賀来座長は「今日、今年初めて、東京都に熱中症警戒アラートが出されるなど熱中症のリスクが非常に高まっている。暑さを避け、こまめに水分を補給するなど熱中症対策を十分に行ってもらいたい」と述べました。
 さらに、賀来座長は、熱中症を避けるために屋外では人との距離が確保できている場合や会話をしない場合などはマスクを外し、感染対策と熱中症対策の両立を図るよう呼び掛けました。

 2022年7月1日(金)

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■東京都で新たに3621人が新型コロナ感染 2日連続で3000人超 [健康ダイジェスト]

 東京都は6月30日、都内で新たに10歳未満から90歳代の3621人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。3803人を確認した6月29日に続いて、2日連続で3000人を超えました。
 1週間前の木曜日より1208人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは13日連続です。30日までの7日間平均は2542・9人で、前の週の140・4%でした。
 新規感染者を年代別にみると、20歳代が880人と最も多く、30歳代が722人、40歳代が589人と続きました。65歳以上の高齢者は194人でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが2128人、未接種は662人でした。 
 一方、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、6月29日より2人減って3人でした。
 新型コロナの病床使用率は15・5%で、最大で確保できる見込みの5047床に対し、904人が入院しているということです。オミクロン型の特性を踏まえた重症者用の病床使用率は、3・1%となっています。
 また、都は、感染が確認された70歳代の男性2人が死亡したことを発表しました。
 一方、都は5月に感染を確認したと発表した人のうち、再検査で陰性が確認されるなどした91人を新規陽性者から削除し、人数を訂正しました。
 東京都の累計の感染者数は159万8831人となり、累計の死者数は4575人となりました。

 2022年7月1日(金)

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