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■コロナ感染の90歳代女性、入院できず自宅で翌日死亡 神奈川県が発表 [健康ダイジェスト]

 新型コロナの感染拡大で病床使用率が90%を超えている神奈川県は、新型コロナへの感染が確認された90歳代の女性が、先週、救急搬送中に受け入れ先の病院が見付からず、自宅に戻され、その翌日に死亡したと発表しました。
 神奈川県によりますと、死亡したのは鎌倉市の90歳代の女性で、8月8日、発熱やせきなどの症状があり、かかりつけの訪問診療の医師の検査で新型コロナへの感染が確認されました。
 医師は入院が必要と判断して救急搬送を要請し、女性は救急車に乗ったものの、救急隊が問い合わせた医療機関は満床で入院できず、自宅に戻され、その翌日、9日に同居している家族によって、自宅で死亡しているのが見付かったということです。
 女性は循環器などに持病があり、今月初めごろから訪問診療で点滴などの治療を受けていました。
 神奈川県では、入院者が14日時点で1964人で、病床使用率は93・5%に上り、入院が必要な人の受け入れ先がすぐに見付からないケースも増えているということです。
 県の担当者は、「医師が入院が必要と判断した人が入院できなかった、非常に残念な事例と受け止めている。医療機関も努力しているが、県としても、必要な人が医療の措置を受けられるよう、病床確保に努めたい」と話しています。

 2022年8月15日(月)

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■全国で新たに13万8613人が新型コロナ感染 前週より796人増 [健康ダイジェスト]

 国内では15日午後6時20分の時点で、東京都で2万3135人、大阪府で9541人、神奈川県で9049人、福岡県で8076人、埼玉県で7128人、愛知県で6107人など全47都道府県と空港検疫で、新たに13万8613人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。1日当たりの新規感染者は4日連続で20万人を下回りましたが、前週の月曜日(8日)より796人増加しました。
 また、兵庫県で18人、千葉県で15人、東京都で14人、神奈川県で13人、埼玉県で12人、北海道で10人、静岡県で9人、栃木県で8人、広島県で7人、和歌山県で6人、福岡県で6人など計204人の死亡の発表がありました。
 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1581万1949人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1581万2661人となっています。
 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万5406人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万5419人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より6人減って15日時点で607人となっています。
 大阪府は15日、新型コロナウイルスの新たな感染者を9541人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(8160人)と比べ1381人増えました。府内の感染者の累計は164万2006人。
 新たに50~70歳代の男女4人の死亡が判明し、府内の累計死者数は5631人。重症者は、14日から5人増えて65人です。

 2022年8月15日(月)

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■東京都、新たに2万3135人が新型コロナ感染 10日ぶりに前週比5251人増 [健康ダイジェスト]

 東京都は15日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の2万3135人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
 1週間前の同じ曜日(8日)より5251人増え、8月5日以来、10日ぶりに前週を上回りました。15日までの7日間平均は2万6379・1人で、前週の84・7%となりました。
 年代別にみると、40歳代が最も多く、全体の19・3%に当たる4454人でした。次に多かったのは30歳代で、全体の18・6%に当たる4298人でした。65歳以上の高齢者は1829人で、全体の7・9%でした。
 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1万5423人、未接種は3753人でした。
 病床使用率は59・8%。都が30~40%で緊急事態宣言の要請を判断するとしている「重症者用病床使用率」は37・4%でした。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日から4人減って38人でした。
また、15日までの7日間平均は2万6379.1人で、前の週の84.7%となりました。
 一方、都は、感染が確認された40歳代から100歳以上の男女合わせて14人が死亡したことを発表しました。
 東京都の累計の感染者数は259万1400人となり、累計の死者数は4915人になりました。

 2022年8月15日(月)

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■ニューヨーク市の下水からポリオウイルス検出 保健当局が警戒強める [健康ダイジェスト]

 アメリカ・ニューヨーク市で、手足にまひが残ることもある病気、ポリオ(小児まひ)を引き起こすウイルスが下水から検出され、保健当局は感染が広がる恐れがあるとして警戒を強めています。
 アメリカ・ニューヨーク市などの保健当局は12日、市内の下水のサンプルからポリオウイルスが検出されたと発表しました。
 ポリオは、ウイルスが口から体内に入ることで主に乳幼児が感染し、発症すると手足にまひが残ることもある病気ですが、症状が出ないことも多く、保健当局は気付かない間に感染した人から排出されたウイルスが下水に流れ込んだ可能性があるとみています。
 アメリカでは2013年を最後に、ポリオの感染者は確認されていませんでしたが、7月、ニューヨーク州ロックランド郡で1人の感染が確認され、保健当局が調査を進めていました。
 ニューヨーク市のメアリー・バセット保健局長はポリオウイルス検出について、「憂慮すべき事態ではあるが、驚くことではない」との見方を示しました。
 ポリオはワクチンで防ぐことができますが、ニューヨーク市の6カ月から5歳までの子供の14%は3回のワクチン接種を完了していません。
 子供を対象としたワクチン接種会場が設置され、無料または低料金で接種を行っています。ニューヨーク州が検査やワクチン接種を支援し、アメリカ疾病対策センター(CDC)の専門家も協力しています。
 世界保健機関(WHO)などによりますと、ポリオの流行は、ワクチン接種が進められたことなどから世界のほとんどの地域でみられなくなりましたが、6月にもイギリス・ロンドンの下水からウイルスが見付かり、ワクチン接種体制が強化されています。

 2022年8月15日(月)

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