■東京都で新たに1万5085人が新型コロナに感染 2週間ぶりに2万人を下回る [健康ダイジェスト]
東京都は22日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万5085人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
前週月曜日(2万3135人)から8050人減少し、4日ぶりに前週の同じ曜日を下回りました。1日に発表される感染者の数が2万人を下回るのは、同じ月曜日の8月8日以来、2週間ぶり。22日までの7日間平均は2万4742・6人で、前の週の93・8%となりました。
東京都の担当者は、「1週間前の月曜日はその前の週の木曜日が祝日で、検査を受けられなかった人がその後になって受けたことなどでふだんの月曜日より感染者が増えていた可能性もある。今後も同じ程度減少するかは明日以降注視する必要がある」と話しています。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が2942人と最も多く、40歳代が2801人、30歳代が2791人と続きました。65歳以上の高齢者は1117人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1万280人、未接種は2490人でした。
病床使用率は59・7%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は34・8%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から2人減の36人でした。
一方、都は、感染が確認された50歳代から100歳以上の男女合わせて22人が死亡したことを発表しました。
また、確認された感染者のうち、千葉県内の陽性者登録センターを通じて申請があったのは1998人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは717人でした。
東京都の累計の感染者数は276万4598人となり、累計の死者数は5091人になりました。
2022年8月22日(月)
前週月曜日(2万3135人)から8050人減少し、4日ぶりに前週の同じ曜日を下回りました。1日に発表される感染者の数が2万人を下回るのは、同じ月曜日の8月8日以来、2週間ぶり。22日までの7日間平均は2万4742・6人で、前の週の93・8%となりました。
東京都の担当者は、「1週間前の月曜日はその前の週の木曜日が祝日で、検査を受けられなかった人がその後になって受けたことなどでふだんの月曜日より感染者が増えていた可能性もある。今後も同じ程度減少するかは明日以降注視する必要がある」と話しています。
新規感染者を年代別にみると、20歳代が2942人と最も多く、40歳代が2801人、30歳代が2791人と続きました。65歳以上の高齢者は1117人でした。
ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1万280人、未接種は2490人でした。
病床使用率は59・7%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は34・8%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から2人減の36人でした。
一方、都は、感染が確認された50歳代から100歳以上の男女合わせて22人が死亡したことを発表しました。
また、確認された感染者のうち、千葉県内の陽性者登録センターを通じて申請があったのは1998人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは717人でした。
東京都の累計の感染者数は276万4598人となり、累計の死者数は5091人になりました。
2022年8月22日(月)
■全国の新型コロナ感染者14万1059人 前週の月曜よりも2485人増加 [健康ダイジェスト]
国内では22日午後7時45分の時点で、東京都で1万5085人、福岡県で9336人、神奈川県で9212人、埼玉県で8156人、大阪府で7892人、兵庫県で7263人、愛知県で6120人など全47都道府県と空港検疫で、新たに14万1059人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者は前週の同じ月曜日(15日)より2485人多くなりました。
また、東京都で22人、埼玉県で19人、福岡県で19人、千葉県で18人、鹿児島県で15人、愛知県で12人、高知県で11人、神奈川県で10人、兵庫県で9人、和歌山県で8人、宮城県で7人、宮崎県で7人など計245人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1734万6188人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1734万6900人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万7308人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万7321人となっています。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より8人増えて22日時点で640人となっています。
一方、福岡県は22日、県内で新たに9336人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1週間前の月曜日より1200人以上増え、4日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
内訳は、福岡市で1632人、北九州市で1400人、久留米市で278人、そのほかの地域で6026人です。
福岡県内で感染が確認された人は、90万人を超えて延べ90万2015人になりました。
このほか、県が配布した抗原検査キットによる自主検査で、新たに391人が陽性となったことが確認されました。
また、40歳代以上の合わせて19人が死亡したことが確認され、福岡県内で死亡した感染者は、1593人となりました。
21日時点の病床使用率は76・7%で、前日より0・7ポイント上がりました。重症病床使用率は6・9%で、前日より0・5ポイント下がっています。
2022年8月22日(月)
また、東京都で22人、埼玉県で19人、福岡県で19人、千葉県で18人、鹿児島県で15人、愛知県で12人、高知県で11人、神奈川県で10人、兵庫県で9人、和歌山県で8人、宮城県で7人、宮崎県で7人など計245人の死亡の発表がありました。
国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1734万6188人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1734万6900人となっています。
感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万7308人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万7321人となっています。
厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より8人増えて22日時点で640人となっています。
一方、福岡県は22日、県内で新たに9336人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1週間前の月曜日より1200人以上増え、4日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
内訳は、福岡市で1632人、北九州市で1400人、久留米市で278人、そのほかの地域で6026人です。
福岡県内で感染が確認された人は、90万人を超えて延べ90万2015人になりました。
このほか、県が配布した抗原検査キットによる自主検査で、新たに391人が陽性となったことが確認されました。
また、40歳代以上の合わせて19人が死亡したことが確認され、福岡県内で死亡した感染者は、1593人となりました。
21日時点の病床使用率は76・7%で、前日より0・7ポイント上がりました。重症病床使用率は6・9%で、前日より0・5ポイント下がっています。
2022年8月22日(月)
■適正量の20倍、鎮痛剤誤投与で意識不明 石川県立病院、80歳代患者に3200万円賠償金 [健康ダイジェスト]
石川県立中央病院(金沢市)は22日、県庁で記者会見を開き、同院に入院していた県内在住の80歳代患者について、鎮痛剤の量を誤って多く投与し意識不明にさせる医療事故が起きていたと発表しました。患者は、現在も意識不明の状態が続いているといいます。
医療事故があったのは2020年12月上旬。同院に入院していた患者が首の痛みを訴えたため、医師が点滴による鎮痛剤の投与を決めました。電子カルテの画面上で鎮痛剤の種類を選び、薬剤師に処方を依頼する際、同名だが濃度と成分量が異なる薬を選んでしまったといいます。
医師は誤りに気付かず、看護師に鎮痛剤の点滴を指示し、チェックを行う立場の薬剤師と看護師もその誤りに気付かなかったということです。処方された薬は正しい薬の20倍の成分量があり、鎮痛剤の過剰投与となりました。投与後、病室を離れた看護師が、経過観察のため患者のもとを再び訪ねた際、患者は呼吸をしていない状態だったといいます。
石川県立中央病院は、患者の家族に謝罪した上で、7月、3200万円の賠償金を支払うことで示談が成立したとしています。石川県は賠償費用を盛り込んだ議案を9月議会に提出します。
22日の記者会見で、岡田俊英院長は「今回の医療事故に関して、患者と家族に深くおわびを申し上げたい。病院としてシステムの見直しや研修を徹底するなど再発防止に努めたい」と述べました。
2022年8月22日(月)
医療事故があったのは2020年12月上旬。同院に入院していた患者が首の痛みを訴えたため、医師が点滴による鎮痛剤の投与を決めました。電子カルテの画面上で鎮痛剤の種類を選び、薬剤師に処方を依頼する際、同名だが濃度と成分量が異なる薬を選んでしまったといいます。
医師は誤りに気付かず、看護師に鎮痛剤の点滴を指示し、チェックを行う立場の薬剤師と看護師もその誤りに気付かなかったということです。処方された薬は正しい薬の20倍の成分量があり、鎮痛剤の過剰投与となりました。投与後、病室を離れた看護師が、経過観察のため患者のもとを再び訪ねた際、患者は呼吸をしていない状態だったといいます。
石川県立中央病院は、患者の家族に謝罪した上で、7月、3200万円の賠償金を支払うことで示談が成立したとしています。石川県は賠償費用を盛り込んだ議案を9月議会に提出します。
22日の記者会見で、岡田俊英院長は「今回の医療事故に関して、患者と家族に深くおわびを申し上げたい。病院としてシステムの見直しや研修を徹底するなど再発防止に努めたい」と述べました。
2022年8月22日(月)
■第一三共ヘルスケア、「胃腸薬グリーン微粒」約17万箱を自主回収 [健康ダイジェスト]
第一三共ヘルスケアは22日、「胃腸薬グリーン微粒」16万9075箱を自主回収すると発表しました。成分に根拠の不十分な調整が行われていたためで、安全性には問題はなく、健康被害の恐れはないと説明しています。
回収の対象は、箱の側面に記載されている使用期限が2022年12月から2024年4月の全製品。東亜薬品(富山市)が製造を手掛けており、出荷試験で成分配合量の違いが判明しました。
承認書が定める試験規格には適合していますが、一部の有効成分に若干の調整が加えられており、その調整の根拠が不十分だったとしています。
これまでに健康被害の報告は寄せられていません。
同シリーズの錠剤や細粒タイプは、問題がないため販売を続けるといいます。
第一三共ヘルスケアは、「ご心配とご迷惑をお掛けし深くおわび申し上げます」としています。
問い合わせは通話無料の第一三共ヘルスケア「第一三共胃腸薬グリーン微粒回収センター」、電話(0120)600920。
2022年8月22日(月)
回収の対象は、箱の側面に記載されている使用期限が2022年12月から2024年4月の全製品。東亜薬品(富山市)が製造を手掛けており、出荷試験で成分配合量の違いが判明しました。
承認書が定める試験規格には適合していますが、一部の有効成分に若干の調整が加えられており、その調整の根拠が不十分だったとしています。
これまでに健康被害の報告は寄せられていません。
同シリーズの錠剤や細粒タイプは、問題がないため販売を続けるといいます。
第一三共ヘルスケアは、「ご心配とご迷惑をお掛けし深くおわび申し上げます」としています。
問い合わせは通話無料の第一三共ヘルスケア「第一三共胃腸薬グリーン微粒回収センター」、電話(0120)600920。
2022年8月22日(月)
■AIが会話を通じて認知症判定、精度は9割 慶応大などが開発 [健康ダイジェスト]
認知症の疑いがあるかについて、人工知能(AI)が医師らとの会話内容や言葉遣いから判定するシステムを、慶応大などの研究チームが開発したと発表しました。約9割の精度で判別できるといい、医療機器として国から承認を得て、2023年にも実用化したい考えで、認知症の早期発見に役立つと期待されます。論文が科学誌に掲載されました。
岸本泰士郎・慶大特任教授(精神科)や情報解析企業フロンテオ(東京都港区)の研究チームは2016年~2019年、全国の医療機関10施設で、認知症の人を含む高齢者と医師らが交わした会話を録音。135人の計432回分を文字化し、専門医による認知症の診断結果と合わせて、AIに学習させました。
開発したシステムで、新しい会話データも使って判定した結果、認知症の人の88%、認知症でない人の92%を正しく見分けられました。認知症の手前に当たる軽度認知障害の人は健康な人に含めました。3~5分程度の会話から得られる語彙数で、この精度を実現できたといいます。
(1)同じ話を繰り返す(2)言葉と言葉をつなぐ助詞が抜ける(3)時間や場所が曖昧になるなどの特徴から、検知しているとみられます。
認知症は本人への問診のほか、計算力や記憶力を調べる検査などで診断します。検査は専門性が高く、医師は訓練を受ける必要があります。開発したシステムは簡単に使えるため、スクリーニング(ふるい分け)検査などで活用できるといいます。
認知症に詳しい岩田淳・東京都健康長寿医療センター脳神経内科部長は、「実用化されれば、多くの開業医が高齢者に認知症の可能性があるかを幅広く調べることも可能になる。誤判定にも留意し、開業医が専門医に患者を紹介する仕組みも必要になるだろう」と話しています。
2022年8月22日(月)
岸本泰士郎・慶大特任教授(精神科)や情報解析企業フロンテオ(東京都港区)の研究チームは2016年~2019年、全国の医療機関10施設で、認知症の人を含む高齢者と医師らが交わした会話を録音。135人の計432回分を文字化し、専門医による認知症の診断結果と合わせて、AIに学習させました。
開発したシステムで、新しい会話データも使って判定した結果、認知症の人の88%、認知症でない人の92%を正しく見分けられました。認知症の手前に当たる軽度認知障害の人は健康な人に含めました。3~5分程度の会話から得られる語彙数で、この精度を実現できたといいます。
(1)同じ話を繰り返す(2)言葉と言葉をつなぐ助詞が抜ける(3)時間や場所が曖昧になるなどの特徴から、検知しているとみられます。
認知症は本人への問診のほか、計算力や記憶力を調べる検査などで診断します。検査は専門性が高く、医師は訓練を受ける必要があります。開発したシステムは簡単に使えるため、スクリーニング(ふるい分け)検査などで活用できるといいます。
認知症に詳しい岩田淳・東京都健康長寿医療センター脳神経内科部長は、「実用化されれば、多くの開業医が高齢者に認知症の可能性があるかを幅広く調べることも可能になる。誤判定にも留意し、開業医が専門医に患者を紹介する仕組みも必要になるだろう」と話しています。
2022年8月22日(月)