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■ファイザー製ワクチン、4回目接種後に4人に1人が発熱 モデルナ製は39%が発熱 [健康ダイジェスト]

 アメリカのファイザー製の新型コロナウイルスワクチンによる4回目接種後、37・5度以上の発熱が4人に1人の割合でみられたとの中間報告を、順天堂大などの研究チームがまとめました。主な副反応の頻度は3回目接種後より低い傾向にあるといいます。
 7日に開かれた厚生労働省の専門家部会で報告されました。4回目接種を受けた医療従事者ら1490人のうち、接種から1週間以内に37・5度以上の発熱があった人の割合は26%、38度以上は14%でした。3回目接種後の中間報告では37・5度以上が40%、38度以上が21%で、4回目接種のほうが低い傾向にありました。
 研究チームは、アメリカのモデルナ製での4回目接種後も調査しており、690人のうち37・5度以上の発熱があったのは39%、38度以上は22%でした。いずれも、ファイザー製と同様、3回目接種後の中間報告より低い傾向がみられました。

 2022年10月9日(日)

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■新型コロナで入院の子供、7割基礎疾患なし 医学会の調査で健康でも重症化と判明 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染して3月以降に入院した20歳未満の220人を分析したところ、およそ7割は基礎疾患がなかったことが8日、日本集中治療医学会の全国調査で明らかになりました。オミクロン型の流行が続く中、健康な子供でも一定の割合で重症化することが裏付けられた形です。
 日本集中治療医学会は、子供の入院病床がある全国の医療機関を対象に、オミクロン型が感染の主流となっていた今年3月10日~8月15日に酸素投与や人工呼吸器装着が必要な中等症以上で入院した20歳未満の220人の症状や基礎疾患の有無を分析しました。この期間は感染の「第6波」以降に該当します。
 この結果、150人(68・2%)は基礎疾患がありませんでした。内訳は1歳以上の未就学児69人、小学生50人、乳児(生後28日以上の0歳児)22人、中学生5人、新生児(生後28日未満)4人。症状では、特徴的なせきが出る「クループ症候群」、発熱による熱性けいれん、意識障害を起こす急性脳症などが目立つといいます。
 一方、国立感染症研究所によると、1~8月に新型コロナに感染して亡くなったと報告された20歳未満の29人のうち、15人には基礎疾患がありませんでした。医療機関到着時の症状は、発熱や意識障害が多くみられました。
 日本集中治療医学会の調査を取りまとめた兵庫県立こども病院の黒沢寛史医師は、「感染者数自体が急増し、子供でも中等症や重症となる例が増加傾向にあるが、健康でも重症化する恐れがあることが改めて分かった」と分析。「3密回避やマスク着用などの感染対策を続け、社会全体で子供を感染から守ってほしい」と訴えています。
 子供用ワクチンを巡っては、厚生労働省が5日に生後6カ月~4歳向けのアメリカのファイザー社製を特例承認しており、24日以降に接種が始まる見通し。黒沢医師は「保護者は発症予防効果というメリットと副反応のバランスから接種の可否を判断してほしい」と話しています。

 2022年10月9日(日)

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■全国で新たに2万2796人が新型コロナ感染 前週から6000人以上減少 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は9日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに2万2796人確認されたと発表しました。1週間前の日曜日から6000人以上減少しました。
 都道府県別で感染者が最も多かったのは、東京都の2242人。次いで大阪府の1515人、神奈川県の1424人、北海道の1407人、埼玉県の1055人、愛知県の1024人でした。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、9日時点で137人となっています。重症者の数は8日と比べて16人減りました。
 10月6日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で4万3607件でした。
 一方、厚生労働省は9日、大阪府内で新たに1515人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は、211万5892人となりました。
 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6504人となりました。重症者は20人です。

 2022年10月9日(日)

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■新型コロナ、東京都で新たに2242人が感染 12日連続で1週間前を下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2242人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(2日)より680人減り、12日連続で1週間前を下回りました。60~90歳代の男女4人の死亡も発表されました。
 9日までの1週間の感染状況をみると、感染者は1日当たり3070・4人で、前週(4748・0人)の64・7%でした。
 新規感染者を年代別でみると、最多は40歳代の384人で、20歳代が378人、30歳代が368人、10歳代が336人、50歳代が303人と続きました。65歳以上は180人でした。
 病床使用率は22・3%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、8人でした。

 2022年10月9日(日)

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