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■塩野義の新型コロナ飲み薬「ゾコーバ」、一般流通を開始 全国で処方可能に [健康ダイジェスト]

 塩野義製薬は31日、新型コロナウイルス感染症の治療薬「ゾコーバ」について、通常の医薬品と同じ流通経路に乗せる一般流通を同日から開始したことを明らかにした。一般流通が始まると、幅広い医療機関や薬局に流通し、患者にとって治療薬の選択肢が広がります。
 ゾコーバは昨年11月に国が緊急承認しました。当初は、供給量が限られていたため、全量を国が買い上げて指定された医療機関や薬局に配分していました。ゾコーバの薬価は1回の治療(5日分)当たり約5万1850円で、当面は患者の自己負担はありません。
 ゾコーバは軽症や中等症の患者向けの飲み薬で、1日目に3錠、2~5日目に1錠ずつ服用します。体内のウイルス量を減らし、発熱やせきなどの症状を改善させる効果があります。これまでは自治体が指定した一部の医療機関でのみ処方されていました。今後は医師の判断ですべての医療機関で処方ができるようになります。
 新型コロナウイルス感染症は感染症法上の位置付けが5月8日から、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行します。検査料など一部の費用は自己負担となるものの、コロナ治療薬の費用は9月末まで公費で賄います。
 厚生労働省によると、ゾコーバは国が200万人分を買い上げ、3月22日時点で約3万8100人に投与されています。国購入分で使われなかったぶんは、安定供給が難しくなった時のために国が備蓄します。

 2023年3月31日(金)

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■全国で新たに6730人感染 新型コロナ、前週より1900人減 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は31日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で6730人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1900人減りました。
 また、国内で感染して亡くなった人は、兵庫県で4人、千葉県で4人、埼玉県で4人、大阪府で4人、東京都で4人、北海道で3人、神奈川県で3人、大分県で2人、岡山県で2人、愛知県で2人、静岡県で2人、三重県で1人、京都府で1人、奈良県で1人、岩手県で1人、熊本県で1人、秋田県で1人、茨城県で1人、青森県で1人、鳥取県で1人の合わせて43人、累計で7万3908人となっています。
 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で854人。次いで北海道の492人、神奈川県の413人、愛知県の323人、大阪府の316人、埼玉県の302人、広島県の280人、福岡県の256人、千葉県の247人、兵庫県の233人と続きました。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、31日時点で67人となっています。重症者の数は、30日と比べて1人減りました。
 一方、厚生労働省は31日、大阪府内で新たに316人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は282万7703人となりました。
 また、4人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8480人となっています。重症者は30日から1人減って5人です。

 2023年3月31日(金)

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■東京都で新たに854人感染 新型コロナ、9日ぶりに1週間前下回る [健康ダイジェスト]

 東京都は31日、新型コロナウイルス感染者を都内で新たに854人確認したと発表しました。前週の同じ曜日から39人減り、9日ぶりに1週間前を下回りました。
 1週間平均の新規感染者数は、31日時点で814・0人で、前の週に比べて126・7%
 新規感染者854人を年代別でみると、0歳6人、1~4歳17人、5~8歳19人、10歳代68人、20歳代182人、30歳代150人、40歳代134人、50歳代131人、60~64歳57人、65~69歳26人、70歳代37人、80歳代23人、90歳以上4人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は90人でした。
 入院患者は473人で、病床使用率は9・0%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、30日より2人増えて5人でした。
 一方、感染が確認された4人が死亡しました。
 東京都の累計は感染者433万8071人、死者8065人となりました。

 2023年3月31日(金)

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■東京都のコロナ感染者数、11週ぶり増加に転じる [健康ダイジェスト]

 東京都は30日、新型コロナウイルスの感染状況をモニタリングする会議を開き、新規感染者数が11週ぶりに増加に転じたと報告しました。
 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は、29日時点で約812人。1週間前の22日時点の約572人から約240人増加しました。1月中旬以降、前週まで10週連続で減少していました。
 東京都は原因として、人同士の接触機会の増加や、オミクロン型の主流系統の置き換わりなどを挙げました。
 29日時点の入院患者数は483人で、1週間前の22日時点の621人から減少しました。感染状況と、医療提供体制の警戒レベルは、いずれも4段階のうちの上から3番目を据え置きました。
 また、ゲノム解析の最新結果では、アメリカで感染が広がるオミクロン型の「XBB・1・5」が増える傾向が続いていて、2月は全体の3・2%だったのが、3月は約7倍の21・1%にまで増えました。
 国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は、「感染者数が増加に転じたのは変異型への置き換わりや年度末で接触機会が増えていることなどの影響が考えられる」として、今後に警戒感を示すとともに感染対策の継続を呼び掛けました。

 2023年3月31日(金)

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■特定遺伝子に変異がある人がピロリ菌に感染すると、胃がん発症リスク22倍に 理研など発表 [健康ダイジェスト]

 特定の遺伝子に変異のある人がピロリ菌に感染すると、胃がんの発症リスクが約22倍になるとの分析結果を、理化学研究所や愛知県がんセンターの研究チームが30日、アメリカの医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で発表しました。ピロリ菌を除菌すれば、胃がんの発症リスクを大幅に下げられる可能性があるとしています。
 ピロリ菌は胃がんのリスクを高める要因の一つとして知られ、感染がかかわっている胃がん患者は特に東アジアで多くなっています。一方、生まれ付きの遺伝子の変異が発症とどう関係しているかは、十分にわかっていませんでした。
 理化学研究所の碓井喜明特別研究員らの研究チームは、血液や組織などを集めて保管するバイオバンクを活用。日本人の胃がん患者約1万2000人と、がんではない約4万4000人のDNAを調べました。その結果、9個の遺伝子と胃がんの関連が明らかになりました。
 このうち、傷付いた遺伝子を修復する働きを持つ「BRCA1」や「BRCA2」など4個の遺伝子のいずれかに変異がある人がピロリ菌に感染していると、変異もピロリ菌感染もない人と比べて約22倍、胃がんになりやすいという結果になりました。

 2023年3月31日(金)

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