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■症状が長引く「コロナ後遺症」、診療報酬加算へ 「5類」移行の5月8日から [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染後、症状が長引く「後遺症」について、厚生労働省は、患者を診た医療機関への診療報酬を加算します。新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」に移行する5月8日から始めます。報酬を手厚くし、後遺症の診療体制の充実につなげる狙いがあります。
 コロナに感染後、多くの患者は時間とともに症状が改善する一方で、症状が長引く罹患(りかん)後症状(後遺症)が残る患者がいます。疲労・倦怠(けんたい)感や関節痛、味覚障害、脱毛のほか、記憶障害や抑うつなどさまざまな症状があるとされ、1年以上続く人もいます。
 報酬を加算するのは、後遺症に対応できるとして都道府県がウェブサイトで公表している医療機関。新型コロナと診断されて3カ月がたち、後遺症が2カ月以上続く患者に対し、厚労省が示している「診療の手引き」を参考に診療した場合、3カ月に1回、1470円を加算します。
 厚労省は各都道府県に、後遺症の患者を診療する医療機関をウェブサイトに掲載するよう求めており、5月に情報を取りまとめて公表します。 

 2023年4月30日(日)

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■明治ホールディングスの製薬子会社、コロナワクチンの製造販売承認を申請 アメリカのバイオ企業が開発 [健康ダイジェスト]

 明治ホールディングスの製薬子会社Meiji Seika ファルマ(東京都中央区)は28日、アメリカのバイオ企業アークトゥルス・セラピューティクスが開発中の新型コロナワクチン「ARCT―154」について、日本での製造販売承認を厚生労働省に申請したと発表しました。
 開発中のワクチンは、メッセンジャーRNA(mRNA)と呼ばれるタイプのワクチンで、アメリカのモデルナやアメリカのファイザーなどが開発し、日本で実用化されているmRNAワクチンより、投与量が少なくてすむメリットがあります。成人用で、現在の感染者に多い「オミクロン型」にも有効とみられています。
 Meiji Seika ファルマは、ワクチンの実用化権を持つオーストラリアのCSLグループと契約しており、日本での供給や販売を担います。医薬品の受託製造会社のアルカリス(千葉県柏市)と連携し、同社が福島県南相馬市に建設中の工場で生産する予定といいます。
 新型コロナワクチンを巡っては、明治ホールディングス傘下のKMバイオロジクス(熊本市)も「不活化」と呼ばれるタイプのワクチンを開発しており、2023年度内の供給開始を目指しています。これに加えて、mRNAワクチンも用意することで、先行するモデルナやファイザーを追います。

 2023年4月30日(日)

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■国内初の経口中絶薬「メフィーゴパック」、製造販売を承認 WHO推奨の選択肢広がる [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は28日、イギリスの製薬会社ラインファーマが開発した人工妊娠中絶のための飲み薬について、製造販売を承認しました。妊娠9週までが対象で、母体保護法の指定医の下で服用できるようになります。国内初の経口中絶薬となり、手術と比べ女性の心身に負担が少なく、世界保健機関(WHO)が推奨する中絶の新たな選択肢になると期待されます。
 承認されたのは「メフィーゴパック」。2種類の薬剤からなり、妊娠の継続に必要な黄体ホルモンの働きを抑える「ミフェプリストン」を1錠飲み、さらに36~48時間後に子宮の収縮を促す「ミソプロストール」4錠を服用します。
 腹痛や出血などの副作用があることから、安全に使用できる体制が整うまでは当面、外来でも中絶が確認されるまで病院での待機を求めます。

 2023年4月30日(日)

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■国内で新たに6722人感染確認 新型コロナ、14人死亡 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省によりますと、4月30日に発表した国内の新たな新型コロナウイルス感染者は空港の検疫などを含め6722人となっています。
 また、国内で感染して亡くなった人は、大阪府で3人、長野県で3人、京都府で2人、大分県で1人、宮城県で1人、岐阜県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、群馬県で1人の合わせて14人、累計で7万4542人となっています。
 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で976人。次いで神奈川県の567人、大阪府の458人、北海道の435人、広島県の368人、兵庫県の326人、千葉県の282人、埼玉県の261人、茨城県の225人、長野県の218人、愛知県の206人と続きました。
 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、30日時点で51人となっています。重症者の数は、29日と比べて2人増えました。
 一方、北海道は30日、道内で新たに435人が新型コロナウイルスに感染し、死者はいなかったと発表しました。日別の新規感染者数は前週の日曜よりも72人少なく、15日ぶりに前週の同じ曜日を下回りました。
 発表者別の感染者数は道立保健所管内が185人、札幌市が121人、函館市が103人、旭川市が18人、小樽市が8人。道内の感染者数は延べ135万7841人となりました。
 新たなクラスター(感染者集団)は1件。釧路管内の高齢者施設で7人の感染が確認されました。

 2023年4月30日(日)

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