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■全国で新たに4091人感染 新型コロナ、13人死亡 [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は24日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で4091人確認されたと発表しました。前週の月曜日より約600人増えました。
 また、国内で感染して亡くなった人は、愛知県で3人、東京都で3人、三重県で1人、京都府で1人、北海道で1人、大阪府で1人、奈良県で1人、宮城県で1人、広島県で1人の合わせて13人、累計で7万4389人となっています。
 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で571人。次いで神奈川県の372人、北海道の270人、大阪府の241人、広島県の225人、埼玉県の221人、千葉県の179人、茨城県の141人、兵庫県の139人、静岡県の131人、愛知県の114人、宮城県の110人、長野県の109人、新潟県の101人と続きました。
 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、24日時点で57人となっています。重症者の数は、23日と比べて2人減りました。
 一方、北海道は24日、道内で新たに270人が新型コロナウイルスに感染し、感染していた2人が死亡したと発表しました。日別の新規感染者数は前週の月曜日より107人多く、9日連続で前週の同じ曜日を上回りました。
 発表者別の感染者数は道立保健所管内が135人、札幌市が95人、函館市が19人、小樽市が12人、旭川市が9人。死亡したのは80歳代と90歳代の各1人。
 北海道内の感染者数は延べ135万2594人、死者は計4588人となりました。新たなクラスター(感染者集団)の発表はありませんでした。

 2023年4月24日(月)

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■脳死の6歳未満男児から臓器提供 心臓と腎臓を移植、鹿児島市立病院 [健康ダイジェスト]

 鹿児島市立病院に急性脳症で入院していた6歳未満の男児が21日午後、臓器移植法に基づく脳死と判定されました。日本臓器移植ネットワークが23日、発表しました。本人から臓器提供の意思表示はなかったものの、家族が承諾しました。臓器移植法施行後、全国では944例目となります。鹿児島県内で公表された脳死判定は2019年以来8例目で、6歳未満は初めて。
 日本臓器移植ネットワークや鹿児島市立病院によると、臓器摘出は同日午前10時に開始し、午後0時58分に終えました。心臓は国立循環器病研究センター(大阪府)で、腎臓は東京都立小児総合医療センターと東邦大学医療センター大森病院(東京都)で、いずれも10歳未満の男児に移植。家族は肺や肝臓、膵臓(すいぞう)、小腸の提供も承諾していたものの、医学的理由などにより移植は断念しました。
 日本臓器移植ネットワークは18日夕、脳死判定と臓器摘出の承諾書を家族から受理していました。男児の脳死判定は1回目が19日午後3時25分、2回目が21日午後3時9分に終わりました。全国で公表された脳死判定は944例目で、6歳未満の脳死判定は28例目。
 臓器移植法は1997年に施行。2010年に改正され、本人の意思表示が不明な場合、家族の承諾があれば提供が可能になりました。

 2023年4月24日(月)

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■新型コロナ感染後の子供の急性脳症31人、死亡4人 厚労省研究班 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染後、急性脳症を発症した18歳未満の子供が、2020年1月~2022年5月末に31人いたことが、厚生労働省の研究班のまとめでわかりました。脳症を発症すると死亡したり、後遺症が残ったりする恐れがあります。小児科医は、コロナへの感染後に意識障害などが出たら救急車を呼ぶよう注意を促しています。
 日本小児神経学会を中心とする研究班が全国の医療機関を対象に調べ、217施設から報告を受けました。39人が報告され、研究班の基準を満たすなどした31人が分析の対象となりました。厚労省によると、2020年9月~2022年5月の20歳未満のコロナ感染者は222万人。
 31人は0~13歳で、61%に当たる19人は回復したものの、4人が死亡し、8人が後遺症を残しました。8人のうち5人が、寝たきりや昏睡(こんすい)状態になるなど重い後遺症を残しました。29人は、オミクロン型が流行して子供の感染者が増えた2022年1月以降に報告されました。
 急性脳症は新型コロナや季節性インフルエンザなどに感染後、脳が急激にむくみ、けいれんや意識障害などが起きます。けいれんを長時間起こす「けいれん重積型急性脳症」や、急速に意識障害が進む「急性懐死性脳症」といった分類があります。
 研究班代表の高梨潤一・東京女子医大八千代医療センター教授(小児神経学)は、「発熱に伴うけいれんが10分以上止まらない、意識の回復が悪い、行動がおかしい時には救急車を呼ぶなどしてすぐに受診してほしい」と話しています。

 2023年4月24日(月)

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