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■マイナンバーカードと健康保険証が一体化へ、改正法可決・成立 健康保険証は来年秋に廃止 [健康ダイジェスト]

 マイナンバーカードと健康保険証の一体化や、マイナンバーの利用範囲の拡大などを盛り込んだ改正マイナンバー法など改正関連法が、2日の参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。
 改正法の成立によって健康保険証は来年秋に廃止され、マイナンバーカードと一体化されます。
 一方で、カードをなくした人なども保険診療を受けられるように、健康保険組合などが「資格確認書」を提供し、現在の健康保険証も廃止後、最長1年間は有効にする経過措置を設けることなどが盛り込まれています。
 マイナンバーは法律により、社会保障と税、それに災害対策の3分野に利用できる範囲が限定されていますが、今回の改正法によって自動車にかかわる登録、国家資格の更新、外国人の行政手続きなどの分野にも、範囲が広がります。
 例えば、自動車の登録では引っ越しで住所が変わり、車の保管場所の証明などを申請する際、マイナンバーカードを使ったオンライン申請が可能になり、住民票の写しを取得する必要がなくなります。
 美容師や建築士などの国家資格では、資格を更新する際にオンラインでの申請が可能になります。
 これまでは法律でマイナンバーを使える行政機関やその内容などが規定され、新たに追加する場合は、その都度、法律の改正が必要でした。
 今後は法律で規定されている3つの分野と、今回新たに定められる分野では、すでに法律に規定されている事務に「準ずる事務」であれば、法律の改正をしなくても省令などで定めれば利用の範囲を拡大できるようになります。
 マイナンバーの改正法などの成立を受けて河野太郎デジタル大臣は、閣議後の会見で、「今回の法改正によって各種の事務手続きや添付書類の省略など、マイナンバーカードの利用の促進が実現され、国民生活の利便性の向上につながっていくと思います」と述べました。

 2023年6月2日(金)

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■全国の新型コロナ感染者数、前週比1・02倍 4月から緩やかな増加傾向が続く [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの全国の感染状況は、5月28日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が3・63人で、前の週の1・02倍となっています。
 厚労省によりますと、5月22~28日の1週間に全国約5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から411人増えて1万7864人となりました。
 また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3・63人で、前の週の1・02倍となりました。前の週から増加が続くのは、8週連続となります。
 都道府県別では多い順に、沖縄県が10・35人、岩手県が5・97人、山梨県が5・78人、北海道が5・72人、石川県が5・58人と続きます。少なかったのは島根県1・47人、香川県1・60人、滋賀県1・77人など。東京都は3・96人、愛知県は4・76人、大阪府は2・75人、福岡県は3・08人。25の都道府県で前の週より増加しています。
 このほか、5月28日までの1週間に新たに入院した人は全国で3235人で、前の週と比べて117人の減少とほぼ横ばいとなっています。
 厚労省は全国の流行状況について、「比較的低い水準にあるものの、4月以降緩やかな増加傾向が続いていて、今後も感染状況を注視したい」としています。
 新型コロナウイルス対策に当たってきた政府分科会のメンバーで、東邦大学の舘田一博教授は、現在の感染状況について「感染者の数は全国的には横ばいになっているが、検査を受けていない人も大勢いるとみられる。私が所属する大学の病院でもコロナの入院患者が増えたり、クラスターが発生したりしているので、面会を再び取りやめるなど、対策を検討しているところだ。発表された数字よりも、さらに多くの感染者がいる可能性に注意する必要があり、警戒レベルを上げて対応していくことが重要になっている」と話しています。
 その上で、「5類移行に伴って人々の動きが盛んになっていて、感染が広がるリスクは高まっている。子供たちの間では、コロナ以外にもインフルエンザやRSウイルスなどに感染する患者も増えている。気温が上がってきている中で、対策の徹底は難しいかもしれないが、重症化リスクが高い人を守るために、マスクを効果的に使い、換気を徹底すること、密を避けるなど、日常生活の中で警戒感を高めてほしい」と話しています。

 2023年6月2日(金)

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■新型コロナ、東京都の感染者数合計は1647人 1機関当たりの報告数は3・96人、3週連続で増加 [健康ダイジェスト]

 東京都感染者週報および6月1日公表のモニタリング分析によると、5月22日から28日(第21週)までの1週間の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で1647人。定点医療機関当たり患者報告数(定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数)は3・96人となっています。
 都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは416カ所。感染者数の合計は1647人、1定点医療機関当たり患者報告数は平均で3・.96人でした。患者数の合計は前週(5月15日~21日)に比べ175人増加。3・53人だった患者報告数は1・12倍となっていて、3週連続で増加しています。
 また、入院患者数は6月1日時点で900人と、5月25日時点で702人だった前週から198人増加しました。
 年代別では、20歳代が最多の242人。次いで50歳代の235人、40歳代の202人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関当たりの患者報告数は0・62人でした。
 専門家は、「現時点では医療提供体制への大きな負荷はないが、感染拡大が続いていて、今後の動向に十分な注意が必要である」としています。
 また、免疫を逃れやすい性質が指摘されている「XBB」系統の変異ウイルスの割合が増えて、全体の9割に上りました。
 これについて専門家は、「新たな変異型の出現やその動向に警戒が必要だ」としています。

 2023年6月2日(金)

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