■つつが虫病に1人感染、山形県で今年初確認 80歳代男性に発熱などの症状 [健康ダイジェスト]
山形県西村山地域に住む80歳代の男性がつつが虫病に感染したことが2日、わかりました。県内では今年初めての感染確認です。
県によりますと、西村山地域に住む80歳代男性は4月24日に、37〜38度の発熱や発疹、吐き気などの症状が出たということです。
男性は医療機関を受診し、現在も入院していて、その後の検査の結果、つつが虫病と診断されました。
男性は症状が出る前から畑作業を行っていて、県ではその時にツツガムシに刺されたことで感染したとみています。
過去10年の県内の発生状況を見ると、5月の発生が15件と最も多くなっています。
県では、ツツガムシは春から初夏のこの時期が活発に活動するとして、注意を呼び掛けています。
ツツガムシは、田畑や河川敷などに生息しているため、県では、農作業や山菜採り、レジャーなどでは、長袖、長ズボン、長靴、手袋を着用して肌をできるだけ露出しないこと、帰宅したら早めに風呂に入ってダニを洗い流すことなどを呼び掛けています。
2024年5月3日(金)
県によりますと、西村山地域に住む80歳代男性は4月24日に、37〜38度の発熱や発疹、吐き気などの症状が出たということです。
男性は医療機関を受診し、現在も入院していて、その後の検査の結果、つつが虫病と診断されました。
男性は症状が出る前から畑作業を行っていて、県ではその時にツツガムシに刺されたことで感染したとみています。
過去10年の県内の発生状況を見ると、5月の発生が15件と最も多くなっています。
県では、ツツガムシは春から初夏のこの時期が活発に活動するとして、注意を呼び掛けています。
ツツガムシは、田畑や河川敷などに生息しているため、県では、農作業や山菜採り、レジャーなどでは、長袖、長ズボン、長靴、手袋を着用して肌をできるだけ露出しないこと、帰宅したら早めに風呂に入ってダニを洗い流すことなどを呼び掛けています。
2024年5月3日(金)
■つつが虫病に1人感染、福島県内で今年初確認 [健康ダイジェスト]
福島県は1日、県内で今年初めての「つつがむし病」の届け出があったと発表しました。
県によりますと、感染したのは県北保健所管内の10歳代の女性で、症状は軽症です。
つつが虫病は、ダニの一種のツツガムシに刺されてから1週間から2週間後に発症する感染症で、典型例では39度以上の高熱を伴い、発疹、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。ツツガムシは草むらなどに生息していて、肉眼では見えないほど小さいため、衣類の隙間から入り込むことがあります。人から人へは感染しません。
治療は抗菌薬の投与が行われますが、治療が遅れると、重症化や、最悪の場合死に至ることもあるため、早期診断・早期治療が重要です。
つつが虫病の予防法として、福島県では、山林や草むらなどに入る際は、長袖、長ズボン、長靴を着用するなど露出を少なくすること、こまめに虫よけスプレー(対象に「ツツガムシ」が記載されている製品)を使用することを挙げ、野外作業後は、速やかに入浴、着替えをして、皮膚についたツツガムシを洗い落とすことなどを呼び掛けています。
福島県内では昨年17件の届け出があり、山林などに入る機会が多くなる春季(3~6月)と秋季(9~11月)は患者発生のピークとなっています。
県は、ダニに刺されていた場合や症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けています。
2024年5月3日(金)
県によりますと、感染したのは県北保健所管内の10歳代の女性で、症状は軽症です。
つつが虫病は、ダニの一種のツツガムシに刺されてから1週間から2週間後に発症する感染症で、典型例では39度以上の高熱を伴い、発疹、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。ツツガムシは草むらなどに生息していて、肉眼では見えないほど小さいため、衣類の隙間から入り込むことがあります。人から人へは感染しません。
治療は抗菌薬の投与が行われますが、治療が遅れると、重症化や、最悪の場合死に至ることもあるため、早期診断・早期治療が重要です。
つつが虫病の予防法として、福島県では、山林や草むらなどに入る際は、長袖、長ズボン、長靴を着用するなど露出を少なくすること、こまめに虫よけスプレー(対象に「ツツガムシ」が記載されている製品)を使用することを挙げ、野外作業後は、速やかに入浴、着替えをして、皮膚についたツツガムシを洗い落とすことなどを呼び掛けています。
福島県内では昨年17件の届け出があり、山林などに入る機会が多くなる春季(3~6月)と秋季(9~11月)は患者発生のピークとなっています。
県は、ダニに刺されていた場合や症状が出た場合は、速やかに医療機関を受診するよう呼び掛けています。
2024年5月3日(金)
■世界初の「歯生え薬」9月に治験開始へ 子供向け、2030年実用化目指す [健康ダイジェスト]
生まれ付き永久歯が少ない「先天性無歯症」の患者の歯を生やす「歯生え薬」について、人への安全性を確かめる臨床試験(治験)を9月に始めると、北野病院(大阪市)や京大発の創薬ベンチャー「トレジェムバイオファーマ」(京都市)などが2日、発表しました。治験は京大医学部付属病院で実施し、2030年の実用化を目指します。世界初の試みといいます。
薬は先天性無歯症の子供を対象に開発。生まれ付きの歯の数が通常より6本以上少ない場合は遺伝性とみられ、全人口の約0・1%が発症するといいます。これまでは成長してから人工の歯を埋め込むインプラント手術などを行うしかありませんでした。
研究チームによると、薬は歯の成長を抑制するタンパク質「USAG―1」の働きをなくす抗体薬。機能を抑えることで、永久歯のもととなる「歯の芽」の成長を促します。
治験は9月から来年8月ごろまで実施。今回は安全性の確認のため、30歳以上65歳未満で奥歯のない健康な男性を対象とします。25人に薬剤を腕などに点滴で投与、5人には偽薬(プラセボ)を使い、副作用の有無などを調べます。
将来は虫歯などで歯を失った人にも応用したい考えです。
2024年5月3日(金)
薬は先天性無歯症の子供を対象に開発。生まれ付きの歯の数が通常より6本以上少ない場合は遺伝性とみられ、全人口の約0・1%が発症するといいます。これまでは成長してから人工の歯を埋め込むインプラント手術などを行うしかありませんでした。
研究チームによると、薬は歯の成長を抑制するタンパク質「USAG―1」の働きをなくす抗体薬。機能を抑えることで、永久歯のもととなる「歯の芽」の成長を促します。
治験は9月から来年8月ごろまで実施。今回は安全性の確認のため、30歳以上65歳未満で奥歯のない健康な男性を対象とします。25人に薬剤を腕などに点滴で投与、5人には偽薬(プラセボ)を使い、副作用の有無などを調べます。
将来は虫歯などで歯を失った人にも応用したい考えです。
2024年5月3日(金)
■マダニ感染症に注意、屋外活動増加で長崎県が呼び掛け [健康ダイジェスト]
ゴールデンウイーク期間中や夏場にかけて屋外活動の機会が増えることから、長崎県はマダニなどによる感染症への注意を呼び掛けています。重症化すると死亡するケースもあり、農作業やレジャーの際は肌の露出を減らし、かまれたら無理に引き抜かずに医療機関で処置するよう促しています。
長崎県内では今年1月から4月26日までに、マダニやツツガムシが媒介する感染症に8人がかかりました。
マダニによる感染症は、発熱や嘔吐(おうと)などの症状がある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の4人と、高熱や発疹を伴う日本紅斑熱の3人。発熱や発疹、倦怠感などの症状が現れる、ツツガムシによる「つつが虫病」に1人が感染しました。
マダニ類は草むらなどに生息するため、県地域保健推進課は、屋外で活動する際は長袖を着用し、サンダルなどを避け、活動後はかまれていないか確認するよう呼び掛けています。
2024年5月3日(金)
長崎県内では今年1月から4月26日までに、マダニやツツガムシが媒介する感染症に8人がかかりました。
マダニによる感染症は、発熱や嘔吐(おうと)などの症状がある重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の4人と、高熱や発疹を伴う日本紅斑熱の3人。発熱や発疹、倦怠感などの症状が現れる、ツツガムシによる「つつが虫病」に1人が感染しました。
マダニ類は草むらなどに生息するため、県地域保健推進課は、屋外で活動する際は長袖を着用し、サンダルなどを避け、活動後はかまれていないか確認するよう呼び掛けています。
2024年5月3日(金)