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■新型コロナの抗体保有率、初の6割超え 厚労省が3月調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスに感染したことのある人が持つ抗体の保有率について、厚生労働省は27日、2つの調査で初めて6割を超えたとの結果を専門家会議に示しました。全年代を対象とした調査では保有率は60・7%、全都道府県の献血者(16~69歳)を対象にした調査では64・5%でした。いずれも今年3月に実施しました。
 全年代が対象の調査は、22府県の計3947人分を調べました。年代別では、5~19歳の保有率が85%以上と高い傾向がみられる一方、70歳代以上では30%台にとどまりました。
 献血者1万8048人を対象にした調査では、保有率は77・6%の沖縄県が最も高く、38都道府県で60%を超えました。秋田県の50・0%が最も低くなりました。

 2024年5月28日(火)

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■千葉県で6歳未満の男児脳死 心臓や肺など移植、家族が承諾 [健康ダイジェスト]

 日本臓器移植ネットワークは25日、千葉県内の病院に低酸素性脳症で入院していた6歳未満の男児が23日午後4時47分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表しました。家族が臓器提供を承諾しました。
 心臓は埼玉医科大国際医療センターで10歳未満の男児、肺は京都大病院で10歳代男性、肝臓は東北大病院で10歳代女性、腎臓は東邦大医療センター大森病院(東京都大田区)と東京都立小児総合医療センターでいずれも10歳代男性に移植。膵臓と小腸は医学的理由で断念しました。

 2024年5月28日(火)

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■帝人、小児向け心臓パッチ発売 成長に合わせて伸び再手術リスクを低減 [健康ダイジェスト]

 帝人は27日、衣料素材メーカーの福井経編(たてあみ)興業(福井市)や大阪医科薬科大学と共同で開発した心臓パッチ「シンフォリウム」を6月12日に発売すると発表しました。先天性心疾患を持つ小児の患者向けの製品で、伸びることで心臓の大きさの変化に対応し、再手術のリスクを低減できます。
 同製品は開発中に作家の池井戸潤さんが取材しており、小説「下町ロケット ガウディ計画」に登場する心臓の人工弁技術の題材にもなったといいます。
 帝人傘下の帝人メディカルテクノロジー(大阪市)が販売します。2023年7月に厚生労働省から製造販売の承認を取得しました。104平方センチメートルの製品は37万8560円。国内では既存製品で約10億円の市場があり、そのうち2割について新製品による置き換えを狙います。
 先天性心疾患は生まれ付き心臓や血管の構造が通常と異なることで、血液の循環に支障が出る病気。新製品は心臓の一部を切り開いてパッチで補強する手術の際に使います。
 シンフォリウムは体内に吸収される糸と、吸収されない糸を特殊な方法で編み、編み目をゼラチンで埋めています。組織が再生する過程でゼラチンと吸収性の糸が分解されることで編み目が緩くなり、パッチが伸びる仕組みです。
 合成樹脂などで作られた既存製品では貼り付けたパッチの劣化や、パッチの大きさが心臓の成長に合わず手術した箇所が狭くなってしまうなどの問題が起き、再手術が必要なケースも多くなっています。ただ、再手術はコストや患者の身体的な負担が大きくなります。
 27日に開かれた製品発表会で、福井経編興業の高木義秀社長は「シーズ(技術の種)とニーズががっちり合った製品だ。国内だけでなく海外にも展開していきたい」と語りました。
 帝人は販売開始後も、このシンフォリウムを使った手術を受けた人を5年間にわたり追跡調査して安全性などを確認するとともに、アメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を目指し、世界にも販売を広げたいとしています。

 2024年5月28日(火)

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■PFAS、千葉県鎌ケ谷市の井戸水から目標値の最大240倍の濃度検出 [健康ダイジェスト]

 有機フッ素化合物の「PFAS(ピーファス)」のうち、有害性が指摘されている2つの物質について、千葉県鎌ケ谷市の井戸水から国の暫定目標値の最大240倍の濃度が検出され、市などが原因を調べています。
 有機フッ素化合物の「PFAS」の一種、「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」の2つの物質は有害性が指摘され、国内で製造や輸入が禁止されています。
 千葉県内では、柏市と白井市の境を流れる川や周辺の井戸などで、2つの物質を合わせた濃度が国の暫定目標値の1リットル当たり50ナノグラムを上回って検出されています。
 こうした状況を受けて2つの市に隣接する鎌ケ谷市では川の上流部に当たる海上自衛隊下総航空基地に近い軽井沢地区で、4月、17本の井戸の調査を行ったところ、このうち7本の井戸の水から1リットル当たり130ナノグラムから1万2000ナノグラムと、国の目標値の2・6倍から240倍に上る濃度が検出されたということです。
 市によりますと、一部の井戸水はふだん飲み水として利用されていますが、これまでのところ体調の異変に関する情報は寄せられておらず、市は調査の結果を周知し、今後は飲まないよう呼び掛けています。
 また、市は今後、範囲を広げて追加調査を行い、県などと連携して原因の特定を目指すとしています。

 2024年5月28日(火)

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■小林製薬、カイロなど7〜10%値上げ 原材料高などに対応 [健康ダイジェスト]

 小林製薬は28日、一般用医薬品や使い捨てカイロなど一部製品を値上げすると発表しました。のどの殺菌に使う「のどぬ〜るスプレー」の6製品を7月出荷分から、「桐灰カイロ」の23製品を8月出荷分から出荷価格を7〜10%引き上げます。円安の影響を受けた原材料価格や物流費の高騰などに対応します。
 小林製薬は今回の価格改定について、「紅麹(べにこうじ)」原料を含む機能性表示食品の「健康被害問題は関係ない」としています。
 のどぬ〜るスプレーの15ミリリットルは、従来の1210円から1331円になります。小林製薬が製品の価格改定をするのは、今年に入って2回目。1月にも冷却シート「熱さまシート」やトイレ用芳香剤などについて、出荷価格を5〜15%引き上げると発表していました。

 2024年5月28日(火)

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