■アメリカ軍、新型コロナで偽情報流布 フィリピンで中国製ワクチンの不信あおる [健康ダイジェスト]
ロイター通信は14日、新型コロナウイルスが世界的に流行していた2020年春から2021年半ばにかけて、アメリカ軍が中国製ワクチンに対する不信をあおる宣伝戦をフィリピンなどで展開していたと報じました。ワクチン外交を通じた中国の影響力拡大に対抗するため、偽情報をソーシャルメディアで流布していました。
アメリカ製も含むワクチン全体への信頼を損なうもので、対中戦略のために民間人を危険にさらしたとの批判が出ています。元情報機関幹部も、「一線を越えた」と非難しました。
フィリピンでは当時、接種の遅れによる被害拡大が問題になっていました。アメリカ
軍はフィリピン人になりすまして、「新型コロナは中国からきた。ワクチンも中国からきた。中国を信用するな!」などとタガログ語でX(旧ツイッター)やフェイスブックに投稿しました。
中央アジアや中東でも、イスラム教で禁忌される豚のゼラチンが中国製ワクチンに含まれているとの偽情報を広めました。
ドナルド・トランプ前政権で始まった宣伝戦は続いたものの、ジョー・バイデン政権になって停止が命じられたといいます。
2024年6月16日(日)
アメリカ製も含むワクチン全体への信頼を損なうもので、対中戦略のために民間人を危険にさらしたとの批判が出ています。元情報機関幹部も、「一線を越えた」と非難しました。
フィリピンでは当時、接種の遅れによる被害拡大が問題になっていました。アメリカ
軍はフィリピン人になりすまして、「新型コロナは中国からきた。ワクチンも中国からきた。中国を信用するな!」などとタガログ語でX(旧ツイッター)やフェイスブックに投稿しました。
中央アジアや中東でも、イスラム教で禁忌される豚のゼラチンが中国製ワクチンに含まれているとの偽情報を広めました。
ドナルド・トランプ前政権で始まった宣伝戦は続いたものの、ジョー・バイデン政権になって停止が命じられたといいます。
2024年6月16日(日)
■沖縄県の新型コロナ感染、定点当たり19・58人 前週比0・8%の微減 [健康ダイジェスト]
沖縄県は14日、新型コロナウイルス感染者数の定点把握状況を発表しました。3~9日の1週間に県内53定点医療機関から報告された患者数は1038人、1定点当たり19・58人で、前週と比べ約0・8%の微減となりました。
県感染症対策課は、「減少傾向に転じたとは認識していない。高齢者施設の集団感染も報告されており、引き続き手洗いなどの感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けました。
例年夏場は増加傾向にあり、救急医療の逼迫(ひっぱく)も続いています。基幹定点医療機関(7カ所)からの入院患者届け出数は前週比30%増の104人で、増加傾向が続いています。
2024年6月16日(日)
県感染症対策課は、「減少傾向に転じたとは認識していない。高齢者施設の集団感染も報告されており、引き続き手洗いなどの感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けました。
例年夏場は増加傾向にあり、救急医療の逼迫(ひっぱく)も続いています。基幹定点医療機関(7カ所)からの入院患者届け出数は前週比30%増の104人で、増加傾向が続いています。
2024年6月16日(日)