■沖縄県、新型コロナによる新規入院患者が最多更新 新規感染者も警報レベルに迫る [健康ダイジェスト]
沖縄県は5日、県内53定点医療機関から6月24~30日の1週間に報告された新規の新型コロナウイルス感染者数が2週連続で増え、1医療機関当たり29・91人になったと公表しました。都道府県別で最多。インフルエンザの場合に警報レベルの基準となる30人に迫る勢いとなっています。
基幹定点医療機関7カ所でのコロナ感染による新規入院患者も165人となり、今年最多を更新。医師らは「無警戒なままでは7月の3連休後に医療崩壊が起きる」と警鐘を鳴らしました。
基幹定点医療機関の新規入院は、4週連続で100人を超えました。熱中症による救急搬送も増え、病床の確保がいっそう厳しくなっています。医療機関から「このままだと急性期医療を維持できない」と危ぶむ声が上がっています。
県によると、24~30日の新規感染者のうち60歳以上は約45%。新規入院患者では60歳以上が約81%を占めます。重症化の傾向が高齢者に顕著な一方、子供の入院も増えて1歳未満が5人、1~9歳が4人でした。
那覇市医師会副会長の玉井修さんは、「インフルエンザなら警報クラスの現状なのに県民に警戒感がない。老人会の行事にマスクなしで参加したり、咳があるのにイベントに出掛けたりなどが続くと大変なことになる」と訴えました。
2024年7月6日(土)
基幹定点医療機関7カ所でのコロナ感染による新規入院患者も165人となり、今年最多を更新。医師らは「無警戒なままでは7月の3連休後に医療崩壊が起きる」と警鐘を鳴らしました。
基幹定点医療機関の新規入院は、4週連続で100人を超えました。熱中症による救急搬送も増え、病床の確保がいっそう厳しくなっています。医療機関から「このままだと急性期医療を維持できない」と危ぶむ声が上がっています。
県によると、24~30日の新規感染者のうち60歳以上は約45%。新規入院患者では60歳以上が約81%を占めます。重症化の傾向が高齢者に顕著な一方、子供の入院も増えて1歳未満が5人、1~9歳が4人でした。
那覇市医師会副会長の玉井修さんは、「インフルエンザなら警報クラスの現状なのに県民に警戒感がない。老人会の行事にマスクなしで参加したり、咳があるのにイベントに出掛けたりなどが続くと大変なことになる」と訴えました。
2024年7月6日(土)
■沖縄県内の熱中症搬送、昨年比2・5倍の152人 発生場所の半数は住居、重症者は4人 [健康ダイジェスト]
総務省消防庁によると、6月24~30日の1週間に沖縄県内で熱中症により救急搬送されたのは152人(速報値)で、昨年同時期の約2・5倍の多さとなりました。1人の死亡が確認されました。
3週間以上の入院が必要な重症者は4人、短期入院が必要な中等症は38人でした。搬送者の56・6%を65歳以上の高齢者が占めました。発生場所は、敷地内を含む「住居」が50・7%で最多でした。
2024年7月6日(土)
3週間以上の入院が必要な重症者は4人、短期入院が必要な中等症は38人でした。搬送者の56・6%を65歳以上の高齢者が占めました。発生場所は、敷地内を含む「住居」が50・7%で最多でした。
2024年7月6日(土)
■ 新型コロナ感染者2万8614人、8週連続で増加 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は5日、全国約5000の定点医療機関から6月24~30日の1週間に報告された新型コロナウイルス感染者数が計2万8614人だったと発表しました。8週連続で増加しました。
1医療機関当たりは5・79人で、4・61人だった前週比1・26倍でした。都道府県別の最多は沖縄県で、1医療機関当たり29・91人。インフルエンザの場合に警報レベルの基準となる30人に迫る勢いとなっています。
沖縄県によると、救急搬送件数が増加するなど医療に負担がかかっており、入院先も見付かりづらくなっています。県の担当者は、「特に重症化しやすい高齢者の感染者が増えているので注意してほしい」と話しています。
41都府県で増加。沖縄県に次いで多かったのは鹿児島県15・42人、熊本県12・21人、宮崎県11・78人、佐賀県11・26人。少なかったのは青森県1・81人、秋田県2・02人、福井県2・44人など。
全国約500の定点医療機関が報告した新規入院患者数は1691人で、前週比1・13倍でした。
現在流行しているのは、「JN・1系統」というタイプのウイルスです。聖マリアンナ医科大の国島広之教授(感染症学)は、「インフルエンザに比べると、感染しやすく肺炎になる人も多いと感じている。気温が上がると、エアコンをつけて部屋を閉め切って過ごす時間が長くなるが、定期的に窓を開けて換気するよう心掛けてほしい」と話しています。
2024年7月6日(土)
1医療機関当たりは5・79人で、4・61人だった前週比1・26倍でした。都道府県別の最多は沖縄県で、1医療機関当たり29・91人。インフルエンザの場合に警報レベルの基準となる30人に迫る勢いとなっています。
沖縄県によると、救急搬送件数が増加するなど医療に負担がかかっており、入院先も見付かりづらくなっています。県の担当者は、「特に重症化しやすい高齢者の感染者が増えているので注意してほしい」と話しています。
41都府県で増加。沖縄県に次いで多かったのは鹿児島県15・42人、熊本県12・21人、宮崎県11・78人、佐賀県11・26人。少なかったのは青森県1・81人、秋田県2・02人、福井県2・44人など。
全国約500の定点医療機関が報告した新規入院患者数は1691人で、前週比1・13倍でした。
現在流行しているのは、「JN・1系統」というタイプのウイルスです。聖マリアンナ医科大の国島広之教授(感染症学)は、「インフルエンザに比べると、感染しやすく肺炎になる人も多いと感じている。気温が上がると、エアコンをつけて部屋を閉め切って過ごす時間が長くなるが、定期的に窓を開けて換気するよう心掛けてほしい」と話しています。
2024年7月6日(土)
■東京都内で熱中症疑い58人搬送 80歳代女性が重症 [健康ダイジェスト]
東京消防庁によりますと、6日、都内では午後3時までに2歳から93歳までの男女合わせて58人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
このうち80歳代の女性1人が重症、20歳代から90歳代の18人が中等症、2歳から90歳代の39人が軽症だということです。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。
2024年7月6日(土)
このうち80歳代の女性1人が重症、20歳代から90歳代の18人が中等症、2歳から90歳代の39人が軽症だということです。
東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。
2024年7月6日(土)