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■東京都内、熱中症の疑いで46人救急搬送 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、25日都内では、午後3時までに12歳から94歳までの合わせて46人が熱中症の疑いで救急搬送されました。
 このうち、20歳代から90歳代の15人が中等症、12歳から90歳代の31人が軽症です。
 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼び掛けています。
 神奈川県によりますと、25日午後3時までに県内では38人が熱中症の疑いで搬送されました。
 38人のうち重症者はいなかったほか、18人が65歳以上の高齢者でした。
 千葉県によりますと、県内では25日午後4時までに57人が熱中症の疑いで搬送されました。
 このうち1人が3週間以上の入院が必要な重症だということです。
 県は、エアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、熱中症の対策を徹底するよう呼び掛けています。
 茨城県のまとめによりますと、25日午後3時までに県内では、18歳から92歳までの合わせて16人が熱中症やその疑いで医療機関に搬送されました。
 重症の人はいないということです。

 2024年7月25日(木)

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■iPS細胞から作製した人工肝臓で肝硬変改善 移植に代わる治療に期待 [健康ダイジェスト]

 人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作製した人工肝臓を、肝硬変のラットの肝臓表面に移植したところ症状が改善したとの研究成果を、東京大や横浜市立大の研究チームが24日付のアメリカの科学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」に発表しました。人工肝臓が持つ炎症を抑える作用が、改善につながっていました。
 肝硬変は、肝臓移植以外に根本的な治療法がなく、移植に代わる治療法の開発が急務となっています。研究チームの田所友美・横浜市立大助教(臓器再生医学)は、「これまでとは違う戦略の治療法を開発できるかもしれない」と話しました。
 研究チームは、薬物で人為的に肝硬変状態にしたラットの肝臓の表面に、ラットの胎児の肝臓を移植すると症状が改善することを発見。そこで人のiPS細胞から、胎児の肝臓を再現した人工臓器を作製する技術を確立し、肝硬変のラットに移植しました。すると肝機能が回復し、生存率も高くなりました。
 iPS細胞などを培養して作製する人工臓器は「オルガノイド」と呼ばれ、研究や治療での利用が期待されています。

 2024年7月25日(木)

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■新型コロナ中和抗体薬、160万人分を廃棄へ 厚労省が確保したものの変異で治療効果が下がる [健康ダイジェスト]

 厚生労働省は24日、保有する新型コロナウイルス治療用の中和抗体薬について、計約160万人分を廃棄する案を専門家委員会に示し、了承されました。一般流通は行われず、国が希望する医療機関に配分してきたものの、通常の医療体制に移行したことに伴い、5月末で配分を終了したためです。今後、別の専門家部会にも諮り、最終決定します。
 廃棄されるのは、中外製薬の「ロナプリーブ」が約124万人分、イギリスのグラクソ・スミスクラインの「ゼビュディ」が約27万人分、イギリスのアストラゼネカの「エバシェルド」が約11 万人分。2021年7月以降に承認され、厚労省が必要量を確保してきました。しかし、新型コロナの変異に伴って治療効果が下がり、異なるタイプの抗ウイルス薬が優先的に使われるようになりました。
 抗ウイルス薬は不測の事態に備えて、厚労省が約435万人分の保管を続けますが、使用期限を迎えたものは順次廃棄する方針です。

 2024年7月25日(木)

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■中国から輸入の青ネギで基準値超の農薬成分「アトラジン」 大阪府、業者に回収命令 [健康ダイジェスト]

 大阪府は24日、同府茨木市の業者が中国から輸入した青ネギから、食品衛生法の基準値を超える農薬成分「アトラジン」が検出され、業者に回収を命じたと発表しました。現時点で健康被害の報告はないといいます。
 府によると、アトラジンは除草剤の成分で、基準値(0・02PPM)の1・5倍が検出されました。ただ、体重50キロの人が今回の中国産青ネギ約6・7キロを毎日食べ続けるほどでないと、健康への影響はないといいます。
 神戸検疫所が行ったモニタリング検査で基準値以上のアトラジンが検出され、府が24日に厚生労働省から通知を受けました。業者は神戸港から約4トンを輸入して卸売業者に出荷しましたが、府の命令を受けて回収を進めています。

 2024年7月25日(木)

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