SSブログ

■東京都の新型コロナ感染者数、13週ぶりに減少 [健康ダイジェスト]

 東京都は都内の新型コロナの感染者数が13週ぶりに減少したと公表しました。
 都は8日、都内の感染症について7月29日から8月4日までの1週間の1定点医療機関当たりの感染者数を公表しました。
 それによりますと、新型コロナは7・26人で前の週の0・80倍になり、4月29日から5月5日までの1週間以来、12週連続で感染者が増加していましたが、13週目で減少に転じました。
 定点医療機関当たりの報告数が最も多いのは「墨田区」の14・13人。次いで「島しょ」(12・50人)、「池袋」(10・25人)など。一方、少なかったのは「中央区」(3・60人)、「目黒区」(3・88人)、「台東」(4・14人)など。
 また、主に幼い子供が感染し、手足や口の中などに発疹ができる「手足口病」は10・61人と前の週の0・77倍で、都は流行が起きているとして引き続き警報を出しています。
 都は、こまめな手洗いや、場面に応じたマスクの着用などの感染対策を呼び掛けています。

 2024年8月9日(金)

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■がん患者に腸内細菌叢を移植 順天堂大などが臨床研究を開始 [健康ダイジェスト]

 国立がん研究センターと順天堂大などは8日、食道がんと胃がんの患者を対象に健康な人の便に含まれる腸内細菌叢(腸内フローラ)を移植する臨床研究を開始したと発表しました。こうした移植は国内では潰瘍性大腸炎で一部実施されているものの、がんでは初めて。安全性や併用するがん免疫治療薬の効果が高まるかどうかを確認します。
 人の腸管には1000種類以上、40兆個以上の細菌が存在します。これらの細菌の集まりである腸内細菌叢は個人差があり、食事や加齢、ストレス、薬などでバランスが乱れます。
 臨床研究は免疫の仕組みを利用した「免疫チェックポイント阻害薬」での治療を予定する、進行したがん患者が対象。この治療薬の効果は個人差が大きく、腸内細菌の多様性が低いと効果が短いと報告されています。移植で腸内細菌のバランスを回復させることで免疫機能が改善し、薬の効果が高まることが期待できるといいます。
 患者はまず抗生物質を服用し、自身の腸内細菌を減らします。その後、ドナーの便から細菌叢を抽出した溶液を大腸内視鏡で大腸の奥(盲腸)に投与します。

 2024年8月9日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■チョコザップ「24時間セルフ脱毛」は誤認表示 消費者庁が措置命令 [健康ダイジェスト]

 低料金の24時間セルフ型ジム「chocoZAP(チョコザップ)」がサイト上でセルフ脱毛などジム以外のサービスも24時間いつでも利用できるかのように表示していたのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は9日、運営するRIZA(ライザップ)に再発防止を求める措置命令を出したと発表しました。
 消費者庁によると、実際はセルフ脱毛やセルフエステ、セルフホワイトニングなど8つのサービスは利用できる時間帯が限られていました。セルフホワイトニングは1日計5時間でした。
 同社はすでに違反行為を取りやめており、消費者庁は措置命令で再発防止の徹底や同様の行為を今後行わないことなどを求めました。
 また、サイトの体験談も「ステルスマーケティング(ステマ)」に当たると認定しました。同社がインフルエンサーに対価を払い、「タイアップ投稿」として画像共有アプリ「インスタグラム」に投稿してもらった内容をサイト上では第三者の顧客の声として掲載していました。ステマ規制に基づく行政処分は2例目となります。

 2024年8月9日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■美容施術「HIFU」でやけど、20歳代女性がエステサロン経営会社を提訴 [健康ダイジェスト]

 医師免許を持たない人から「HIFU(ハイフ)」と呼ばれる技術を使った美容の施術を受けてやけどを負ったとして、20歳代の女性がエステサロンを経営する会社に賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。「HIFU」でやけどや目の病気になったという相談は近年相次いでおり、国が注意を呼び掛けています。
 8日東京地方裁判所に提出された訴状によりますと、20歳代の女性は3年前、東京都内のエステ店で医師免許を持たない人から「HIFU」の施術を受け、左足にやけどを負ったとして、経営する会社に慰謝料など415万円の賠償を求めています。
 原告の女性は都内で会見を開き、「治療に2年ほどかかり、今もやけどの痕が残っている。友人と温泉などに行った時に聞かれたり、着替えの時に目に入ったりするので、当時のつらい気持ちを思い出します」と話していました。
 消費者庁によりますと、「HIFU」は専用の機械で皮膚に超音波を当てて加熱する技術で、肌のたるみやしわの改善、やせるなどの効果があるなどとされていますが、施術を受けた人からやけどや顔のまひ、急性白内障などになったという相談も相次いでいます。
 こうした事態を受けて厚生労働省は今年6月、施術には医師免許が必要で、違反行為には速やかな指導を行うように促す通知を都道府県に出しました。
 原告側によりますと、医師免許を持たない人による「HIFU」の違法性を問う裁判は初めてだということです。
 エステ店を経営する会社は「訴状が届いていないので、コメントは差し控えさせていただきます」としています。
 消費者庁によりますと、「HIFU」による健康被害の相談は9年前から一昨年までに135件あり、このうち7割に当たる96件がエステサロンでの施術でした。
 相談の内容を見ると、7割が顔の症状についてのもので、「口が動かずろれつが回らない。右側の口がまひ」「唇が痛くなり3年たつが今でもしびれが残っている」、「目にもやがかかったような違和感がある」など、やけどだけでなく神経などにかかわる報告もありました。
 消費者庁は、「HIFU」の性能やリスク、ほかの施術方法などについて十分に理解した上で、受ける必要性について考えてほしいとしています。
 医師で「HIFU」の施術に詳しい東海大学医学部の河野太郎教授は、施術を受ける人は安全性などについて事前に十分に検討してほしいと話しています。
 河野教授は、「『HIFU』はこれまでの治療より安全性が高く、手軽なのは事実だが、合併症の可能性は全く別の問題だ。行う人が顔や体の構造の違いを理解していないと、やけどをさせたり、神経や目の組織を傷付けたりすることもある。知識と技術が非常に重要になる」と指摘しています。
 その上で、「施術を考えている人は、安全性について医師などから説明を受けることがとても重要だ。施術する部位ごとに起こり得る合併症やその対処法について理解し、十分に考える時間をとった上で判断してもらいたい」と話していました。

 2024年8月9日(金)

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

■東京都内、熱中症疑いで22~91歳の20人救急搬送 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、東京都内では9日午後3時までに、22歳から91歳までの合わせて20人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。
 このうち、80歳代の1人が重症、50歳代から80歳代の9人が中等症、22歳から91歳の10人が軽症です。
 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼び掛けています。

 2024年8月9日(金

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康