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■遺体4000体以上を火葬場や病院から違法に入手、中国企業が骨を移植材として販売 警察が18トン押収  [健康ダイジェスト]

 中国山西省の医療関連企業が火葬場や大学病院の医師などと共謀し、骨の移植で使用する「移植材」を製造するため、違法に遺体を入手していたことが明らかになり、中国社会に衝撃を与えています。当局がすでに捜査に乗り出しており、被害に遭った遺体は少なくとも4000体以上とみられます。
 中国メディアによると、この医療関連企業は医療用製品の製造販売を手掛ける「山西奥瑞生物材料」。北京市の弁護士が、同社を摘発した警察当局の資料をインターネットで暴露し、明らかになりました。
 同社は経営権を取得するなどして支配下に置いた国内4カ所の火葬場の作業員に火葬前の遺体を持ち出させて、4000体以上を不正に入手。遺体の多くは火葬場内で解体された後、四川省内の関連会社などに運ばれ、「移植材」とするため処理・加工されていました。
 山東省の青島大付属病院の医師は、解体し冷凍保存していた10体余りの遺体を各1万~2・2万元(20万~44万円)で同社に提供しました。広西チワン族自治区桂林市の医科大解剖学教室の研究員も300体以上の人骨を同社に売却していました。大学側が火葬場から身寄りのない遺体を買い取り、それを同社に転売していたケースもありました。
 捜査当局はこれらの事案に関与した同社や葬儀会社、病院関係者など計75人を特定し、全員容疑を認めているといいます。
 また捜査当局は同社を家宅捜索し、「移植材」の原材料となる人骨など18トンと、製品化された「移植材」約3万4000点を押収。同社はこれらの「移植材」が違法に入手された遺体から製造されたことを隠蔽(いんぺい)するため、献体に関する登記表や検査報告書などを偽造していました。
 被害が確認された2015~2023年の同社の営業利益は3億8000万元(76億円)に上るといいます。

 2024年8月11日(日)

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■パリオリンピックで選手40人が新型コロナ感染 WHOが警鐘、ここ数週間で世界の感染者急増 [健康ダイジェスト]

 世界保健機関(WHO)は6日、開催中のパリオリンピックで少なくとも40人の選手が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。世界各地で感染者が増加しているとして、対策強化を訴えました。
 WHOによると、新型コロナ感染者は季節に関係なく急増が確認されています。オリンピック選手の感染も、その一例と指摘しました。
 WHOの直近のデータでは、7月21日までの約1カ月間で15万人超の感染が報告されています。排水中のウイルスを監視するデータを考慮すると、実際の感染者は報告数の2~20倍となる可能性があるといいます。
 WHOの担当者は「感染者の急増で多くの国で入院や死亡数が増えており、食い止める必要がある」と訴え、各国に監視体制の強化を促すとともに、高齢者など重症化するリスクの高い人々はワクチンを接種して備えるよう求めました。

 2024年8月11日(日)

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■熱中症疑い、東京都内で12~91歳の54人救急搬送 2人重症 [健康ダイジェスト]

 東京消防庁によりますと、9日東京都内では、午後9時までに12歳から91歳までの合わせて54人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。
 このうち、60歳代と80歳代の2人が重症、20歳代から80歳代の27人が中等症、12歳から91歳の25人が軽症です。
 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう呼び掛けています。

 2024年8月11日(日)

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