■政府、エムポックスの国内感染に備え検査体制確認へ [健康ダイジェスト]
サル痘から名称変更されたエムポックスの感染拡大を受けて、政府は関係省庁の局長級でつくる対策会議を開きました。国内で感染が確認された場合に備えて、検査や患者の受け入れ体制を十分に活用できるか確認することになりました。
サル痘から名称変更されたエムポックスは、発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)を中心に感染が拡大しているほか、スウェーデンでも確認されています。
政府は、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けて、16日、関係省庁の局長級でつくる対策会議を持ち回りで開きました。
対策会議では、アフリカなどでの感染情報を共有した上で、今後も情報収集を進め、必要に応じて国民への注意喚起を行うとともに、国内で感染が確認された場合に備えて、検査や患者の受け入れ体制を十分に活用できるか確認することになりました。
厚労省によると、国内でエムポックス感染が疑われる患者が発生すれば、都道府県の地方衛生研究所で検査し、重症者は国立国際医療研究センターなど全国7カ所の医療機関で抗ウイルス薬の投与を受けられる体制が構築されているといいます。
WHOによると、コンゴ民主共和国では今年に入り1万5600件以上の感染と537人の死亡が報告され、他の複数国でも感染が拡大しています。
2024年8月16日(金)
サル痘から名称変更されたエムポックスは、発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)を中心に感染が拡大しているほか、スウェーデンでも確認されています。
政府は、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したことを受けて、16日、関係省庁の局長級でつくる対策会議を持ち回りで開きました。
対策会議では、アフリカなどでの感染情報を共有した上で、今後も情報収集を進め、必要に応じて国民への注意喚起を行うとともに、国内で感染が確認された場合に備えて、検査や患者の受け入れ体制を十分に活用できるか確認することになりました。
厚労省によると、国内でエムポックス感染が疑われる患者が発生すれば、都道府県の地方衛生研究所で検査し、重症者は国立国際医療研究センターなど全国7カ所の医療機関で抗ウイルス薬の投与を受けられる体制が構築されているといいます。
WHOによると、コンゴ民主共和国では今年に入り1万5600件以上の感染と537人の死亡が報告され、他の複数国でも感染が拡大しています。
2024年8月16日(金)
■新型コロナ、2週連続で全国の患者数が減少 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの全国の感染状況は、8月11日までの1週間に1つの定点医療機関当たりの平均患者数が10・48人となり、2週連続で前の週より減少しました。
一方で、例年、お盆明け以降に感染が再び拡大する傾向にあることから、厚生労働省は引き続き感染対策に注意するよう呼び掛けています。
厚労省によりますと、8月5日から11日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1万6491人減って4万9208人となりました。
また、1つの定点医療機関当たりの平均患者数は10・48人で、前の週より2・81人減少しました。
新型コロナの患者数は今年5月以降、増加傾向が続いていましたが、先週の発表で3カ月ぶりに減少に転じ、今回の発表で2週連続の減少となりました。
都道府県別では、多い順に佐賀県が19・59人、長崎県が17・42人、岐阜県が14・78人、石川県が14・15人、愛媛県が13・88人、山口県が13・87人、島根県が13・84人、熊本県が13・77人、高知県が13・57人、愛知県が13・56人、茨城県が13・34人などとなっていますが、42の都府県で前の週より減少しています。
8月11日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新たに入院した患者の数は4192人で、前の週と比べて398人の減少でした。
2024年8月16日(金)
一方で、例年、お盆明け以降に感染が再び拡大する傾向にあることから、厚生労働省は引き続き感染対策に注意するよう呼び掛けています。
厚労省によりますと、8月5日から11日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から1万6491人減って4万9208人となりました。
また、1つの定点医療機関当たりの平均患者数は10・48人で、前の週より2・81人減少しました。
新型コロナの患者数は今年5月以降、増加傾向が続いていましたが、先週の発表で3カ月ぶりに減少に転じ、今回の発表で2週連続の減少となりました。
都道府県別では、多い順に佐賀県が19・59人、長崎県が17・42人、岐阜県が14・78人、石川県が14・15人、愛媛県が13・88人、山口県が13・87人、島根県が13・84人、熊本県が13・77人、高知県が13・57人、愛知県が13・56人、茨城県が13・34人などとなっていますが、42の都府県で前の週より減少しています。
8月11日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新たに入院した患者の数は4192人で、前の週と比べて398人の減少でした。
2024年8月16日(金)
■外務省、アフリカ7カ国を対象に感染症危険情報発令 エムポックス拡大で [健康ダイジェスト]
世界保健機関(WHO)が14日、「エムポックス(サル痘)」の感染拡大で緊急事態宣言を出したことを受けて、日本外務省は15日、コンゴ民主共和国(旧ザイール)などアフリカの7カ国を対象に「感染症危険情報」の「レベル1」を出しました。
渡航や滞在する場合は感染に十分注意するよう呼び掛けています。
WHOは、エムポックスの感染がアフリカ中部のコンゴ民主共和国で拡大し、アフリカ以外にも広がる恐れがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
これを受けて外務省は15日、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国の7カ国を対象に、4段階ある「感染症危険情報」の「レベル1」を出しました。
政府は、こうした国へ渡航したり滞在したりする場合は、感染に十分注意するよう呼び掛けています。
2024年8月16日(金)
渡航や滞在する場合は感染に十分注意するよう呼び掛けています。
WHOは、エムポックスの感染がアフリカ中部のコンゴ民主共和国で拡大し、アフリカ以外にも広がる恐れがあるとして、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
これを受けて外務省は15日、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国、中央アフリカ共和国の7カ国を対象に、4段階ある「感染症危険情報」の「レベル1」を出しました。
政府は、こうした国へ渡航したり滞在したりする場合は、感染に十分注意するよう呼び掛けています。
2024年8月16日(金)
■アフリカ以外でエムポックス重症型、スウェーデンで確認 [健康ダイジェスト]
アフリカで感染が拡大しているエムポックス(サル痘)について、スウェーデンの保健当局は15日、重症化しやすいタイプのウイルスの感染がアフリカ以外で初めて、国内で確認されたと発表しました。
世界保健機関(WHO)は14日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したばかりで、感染のさらなる広がりが懸念されています。
エムポックスは、発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、2022年に欧米を中心に感染者の報告が相次ぎましたが、WHOによりますと、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)を中心に再び感染が拡大しているということです。
今回、感染が広がっているのは2022年と比べて重症化しやすいタイプの「クレード1(コンゴ盆地系統群)」ウイルスで、スウェーデンの保健当局は15日、このタイプのウイルスによる感染が国内で確認され、アフリカ大陸以外では初めての感染例だと発表しました。
患者はアフリカで感染が拡大している地域への渡航歴があったということで、現在はストックホルム地域で隔離された状態で治療を受けているとしています。
また、アメリカ国立衛生研究所(NIH)は15日、治療への利用が期待されていた経口薬「テコビリマット」の臨床試験で、クレード1ウイルス感染による症状の持続期間を短縮する効果が示せなかったと発表しました。
2024年8月16日(金)
世界保健機関(WHO)は14日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言したばかりで、感染のさらなる広がりが懸念されています。
エムポックスは、発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、2022年に欧米を中心に感染者の報告が相次ぎましたが、WHOによりますと、アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)を中心に再び感染が拡大しているということです。
今回、感染が広がっているのは2022年と比べて重症化しやすいタイプの「クレード1(コンゴ盆地系統群)」ウイルスで、スウェーデンの保健当局は15日、このタイプのウイルスによる感染が国内で確認され、アフリカ大陸以外では初めての感染例だと発表しました。
患者はアフリカで感染が拡大している地域への渡航歴があったということで、現在はストックホルム地域で隔離された状態で治療を受けているとしています。
また、アメリカ国立衛生研究所(NIH)は15日、治療への利用が期待されていた経口薬「テコビリマット」の臨床試験で、クレード1ウイルス感染による症状の持続期間を短縮する効果が示せなかったと発表しました。
2024年8月16日(金)
■東京都、新型コロナ感染者数が2週続けて減少 [健康ダイジェスト]
東京都内の新型コロナウイルスの感染者数は、2週続けて減少しました。
都は15日、都内の感染症について8月11日までの1週間の1定点医療機関当たりの感染者数を公表しました。
それによりますと、新型コロナは5・49人で前の週の0・76倍となり、2週続けて減少しました。
また、主に幼い子供が感染し、手足や口の中などに発疹ができる「手足口病」は7・71人で前の週の0・73倍となり、都は流行が起きているとして引き続き警報を出しています。
都は、こまめな手洗いや、場面に応じたマスクの着用などの感染対策を呼び掛けています。
2024年8月16日(金)
都は15日、都内の感染症について8月11日までの1週間の1定点医療機関当たりの感染者数を公表しました。
それによりますと、新型コロナは5・49人で前の週の0・76倍となり、2週続けて減少しました。
また、主に幼い子供が感染し、手足や口の中などに発疹ができる「手足口病」は7・71人で前の週の0・73倍となり、都は流行が起きているとして引き続き警報を出しています。
都は、こまめな手洗いや、場面に応じたマスクの着用などの感染対策を呼び掛けています。
2024年8月16日(金)