■「マイナ保険証」の利用率28%、先月から10ポイント近く増加 利用登録は7874万件に [健康ダイジェスト]
福岡資麿(たかまろ)厚生労働相は13日の閣議後記者会見で、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の利用率が、2~8日の1週間は28・3%だったと発表しました。11月時点の18・5%から10ポイント近く増加しました。
政府はマイナ保険証の利用を基本と位置付け、2日から従来の健康保険証の新規発行を停止しています。マイナ保険証への移行当初の利用状況を把握するため、今回は特別に集計しました。
マイナ保険証の利用登録数も増加し、11月時点で前月比約127万件増の約7874万件。前月比の増加幅は3月時点の3倍を超えました。
福岡厚労相は、「すべての方が安心して保険診療を受けられる環境整備に取り組んでいく」と語りました。
2024年12月14日(土)
政府はマイナ保険証の利用を基本と位置付け、2日から従来の健康保険証の新規発行を停止しています。マイナ保険証への移行当初の利用状況を把握するため、今回は特別に集計しました。
マイナ保険証の利用登録数も増加し、11月時点で前月比約127万件増の約7874万件。前月比の増加幅は3月時点の3倍を超えました。
福岡厚労相は、「すべての方が安心して保険診療を受けられる環境整備に取り組んでいく」と語りました。
2024年12月14日(土)
■早期の保育施設通い、発達状況に好影響 東北大などのチームが4万人解析 [健康ダイジェスト]
1歳未満から保育施設に通う子は、3歳まで通ったことのない子に比べて3歳時点での発達遅れの割合が少なかったとの研究結果を、東北大などのチームが14日までにイギリスの科学誌に発表しました。
日本では共働き世帯が増える一方、3歳まで母親が家庭で育てないと成長に悪影響があるとする「3歳児神話」が根強くあります。チームは「発達に悪影響はないので安心して預けてほしい」としています。
環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータから約4万人分を解析。「コミュニケーション」、全身を使う「粗大運動」、細かい作業の「微細運動」、「問題解決能力」、着替えや食事、順番待ちができるなど「個人社会スキル」の5分野で遅れを見付け出す検査を実施し、半年ごとに発達状況を比べました。
その結果、生後6カ月では点数が一定値を下回り発達遅れが示唆される割合に差はなかったものの、3歳時点では保育施設に通う子のほうが、5分野すべてで発達遅れとされる割合が少なくなりました。
特に差が大きかったのは、コミュニケーションと個人社会スキルでした。
2024年12月14日(土)
日本では共働き世帯が増える一方、3歳まで母親が家庭で育てないと成長に悪影響があるとする「3歳児神話」が根強くあります。チームは「発達に悪影響はないので安心して預けてほしい」としています。
環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータから約4万人分を解析。「コミュニケーション」、全身を使う「粗大運動」、細かい作業の「微細運動」、「問題解決能力」、着替えや食事、順番待ちができるなど「個人社会スキル」の5分野で遅れを見付け出す検査を実施し、半年ごとに発達状況を比べました。
その結果、生後6カ月では点数が一定値を下回り発達遅れが示唆される割合に差はなかったものの、3歳時点では保育施設に通う子のほうが、5分野すべてで発達遅れとされる割合が少なくなりました。
特に差が大きかったのは、コミュニケーションと個人社会スキルでした。
2024年12月14日(土)
■インフルエンザ感染者数が前週の1・9倍に 13府県で注意報超え [健康ダイジェスト]
インフルエンザの流行が全国的に広がっていて、12月8日までの1週間に医療機関を受診した感染者の数は推計で34万人余りと、前の週の2倍近くに増えました。
国立感染症研究所などによりますと、12月8日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者の数は、前の週より2万人余り多い4万4673人でした。
このデータを基に推計した全国の患者の数は34万7000人と、前の週の約1・9倍に増えました。
1つの医療機関当たりの患者の数は平均で9・03人となっていて、都道府県ごとでは、福岡県が20・30人、大分県が13・41人、千葉県が13・23人、長野県が12・47人、鳥取県が12・14人などとなっています。
すべての都道府県で前の週より増えていて、13の府県では「注意報レベル」の10人を超えました。
厚生労働省は、手洗いやマスクの着用を始めとした「せきエチケット」などの感染対策を呼び掛けています。
2024年12月14日(土)
国立感染症研究所などによりますと、12月8日までの1週間に全国約5000カ所の定点医療機関から報告されたインフルエンザの感染者の数は、前の週より2万人余り多い4万4673人でした。
このデータを基に推計した全国の患者の数は34万7000人と、前の週の約1・9倍に増えました。
1つの医療機関当たりの患者の数は平均で9・03人となっていて、都道府県ごとでは、福岡県が20・30人、大分県が13・41人、千葉県が13・23人、長野県が12・47人、鳥取県が12・14人などとなっています。
すべての都道府県で前の週より増えていて、13の府県では「注意報レベル」の10人を超えました。
厚生労働省は、手洗いやマスクの着用を始めとした「せきエチケット」などの感染対策を呼び掛けています。
2024年12月14日(土)
■新型コロナ感染者2週連続で増加 前週比1・27倍 [健康ダイジェスト]
新型コロナウイルスの全国の感染状況は、12月8日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が3・07人と、2週連続で増加しました。厚生労働省は「例年、冬は感染が拡大する傾向にあり、引き続き基本的な感染対策を徹底してほしい」としています。
厚労省によりますと、12月2〜8日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から3218人増えて、1万5163人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3・07人で、前の週の1・27倍となりました。
都道府県別では、多い順に秋田県が9・31人、北海道が9・27人、岩手県が8・21人、青森県が6・03人、山梨県が6人などとなっていて、少なかったのは沖縄県0・80人、鹿児島県0・84人、和歌山県0・88人など。岩手県、秋田県、大阪府、和歌山県を除く43の都道府県で、前の週より増加しています。
12月8日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新規入院患者数は1658人で、前週の1・17倍、前々週の1・46倍と増加。11月初頭の1・93倍となっています。
厚生労働省は全国の流行状況について、「例年、冬は感染が拡大する傾向にあり、引き続き、手洗いやうがい、せきエチケットなどの基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。
2024年12月14日(土)
厚労省によりますと、12月2〜8日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告された新型コロナの患者数は前の週から3218人増えて、1万5163人となりました。
また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は3・07人で、前の週の1・27倍となりました。
都道府県別では、多い順に秋田県が9・31人、北海道が9・27人、岩手県が8・21人、青森県が6・03人、山梨県が6人などとなっていて、少なかったのは沖縄県0・80人、鹿児島県0・84人、和歌山県0・88人など。岩手県、秋田県、大阪府、和歌山県を除く43の都道府県で、前の週より増加しています。
12月8日までの1週間に、全国約500の定点医療機関から報告された新規入院患者数は1658人で、前週の1・17倍、前々週の1・46倍と増加。11月初頭の1・93倍となっています。
厚生労働省は全国の流行状況について、「例年、冬は感染が拡大する傾向にあり、引き続き、手洗いやうがい、せきエチケットなどの基本的な感染対策を徹底してほしい」と呼び掛けています。
2024年12月14日(土)