■群馬県の梅毒、4年連続で最多更新 「晩期」患者も4人確認 [健康ダイジェスト]
性感染症の一つ「梅毒」の今年の群馬県内患者数が、24日までに198人となり、4年連続で統計上の最多を更新したことが、県のまとめでわかりました。感染から数年後に心臓や血管、脳などに障害が出る「晩期」の患者も4人確認されています。
県衛生環境研究所によると、梅毒の報告数は2015年から増加傾向で、コロナ禍で一時減ったものの、2021年以降に急増しています。今年は現行の感染症法下の調査で最多だった昨年の192人を上回り、初の200人に達する可能性もあります。
今年の患者198人のうち、男性は132人、女性は66人。男女年代別では40歳代男性の38人が最も多く、20歳代女性の36人、30歳代男性の27人と続きました。
性的接触などで梅毒に感染すると、約3週間後に接触部位などにしこりができる1期、約3カ月後に全身に赤い斑点が出る2期、数年後に晩期と進行します。
同研究所によると、今年の患者中、段階別で最多は1期の101人、次いで2期の49人、無症状の44人、晩期の4人でした。抗菌薬による治療で完治しますが、遅れると後遺症が出る可能性があり、同研究所は「早期の検査と治療を」と呼び掛けています。
2024年12月25日(水)
県衛生環境研究所によると、梅毒の報告数は2015年から増加傾向で、コロナ禍で一時減ったものの、2021年以降に急増しています。今年は現行の感染症法下の調査で最多だった昨年の192人を上回り、初の200人に達する可能性もあります。
今年の患者198人のうち、男性は132人、女性は66人。男女年代別では40歳代男性の38人が最も多く、20歳代女性の36人、30歳代男性の27人と続きました。
性的接触などで梅毒に感染すると、約3週間後に接触部位などにしこりができる1期、約3カ月後に全身に赤い斑点が出る2期、数年後に晩期と進行します。
同研究所によると、今年の患者中、段階別で最多は1期の101人、次いで2期の49人、無症状の44人、晩期の4人でした。抗菌薬による治療で完治しますが、遅れると後遺症が出る可能性があり、同研究所は「早期の検査と治療を」と呼び掛けています。
2024年12月25日(水)
■リンゴ病やマイコプラズマ肺炎の患者数、この時期として過去10年で最多 [健康ダイジェスト]
伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病やマイコプラズマ肺炎の患者の数が、いずれもこの時期としては過去10年で最も多くなっていて、専門の学会はマスクの着用や手洗いといった感染対策の徹底を呼び掛けています。
伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病は、風邪のような症状が出た後、ほおなどに赤い発疹が出るのが特徴で、過去に感染したことがない妊婦の場合は流産や死産につながったり、胎児に異常が起きたりする恐れがあります。
国立感染症研究所によりますと、12月15日までの1週間に全国約3000の医療機関から報告されたリンゴ病の患者の数は、1医療機関当たり0・94人と、前の週を0・02人上回り、この時期としては過去10年で最も多くなっています。
都道府県ごとにみますと、埼玉県が3・77人と最も多く、次いで青森県が3・03人、東京都が2・84人、千葉県が2・31人などとなっています。
また、子供に多いマイコプラズマ肺炎の流行も続いていて、12月15日までの1週間に全国約500の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関当たり1・81人と前の週から0・48人減ったものの、この時期としては過去10年で最も多くなっています。
専門の学会などはマスクの着用や手洗いといった基本的な感染対策を徹底し、症状がある人との接触を避けたり、早めに医療機関を受診したりするよう呼び掛けています。
冬休みを過ごす際の注意点について、感染症に詳しい川崎医科大学の大石智洋教授は、「冬休みは楽しいイベントがたくさんあるが、夜更かしをしたり、旅行や帰省で長時間移動したりと、生活のリズムが乱れて疲れがたまってしまうことも多いと思う。できるだけ規則正しい生活を心掛けるとともに、特に旅行や帰省の際は十分に休息や睡眠をとることを普段以上に意識してほしい」と呼び掛けていました。
また、対策については「感染を広げないためには体調が優れないと感じたら少しせきや鼻水が出るといった程度でも無理せずに休むことが大切だ。年末年始は多くの医療機関が休診するので旅行先や帰省先で体調が悪くなった時にどの医療機関を受診すればよいか事前に調べておき、安心して過ごせるようにしてほしい」と話していました。
2024年12月25日(水)
伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病は、風邪のような症状が出た後、ほおなどに赤い発疹が出るのが特徴で、過去に感染したことがない妊婦の場合は流産や死産につながったり、胎児に異常が起きたりする恐れがあります。
国立感染症研究所によりますと、12月15日までの1週間に全国約3000の医療機関から報告されたリンゴ病の患者の数は、1医療機関当たり0・94人と、前の週を0・02人上回り、この時期としては過去10年で最も多くなっています。
都道府県ごとにみますと、埼玉県が3・77人と最も多く、次いで青森県が3・03人、東京都が2・84人、千葉県が2・31人などとなっています。
また、子供に多いマイコプラズマ肺炎の流行も続いていて、12月15日までの1週間に全国約500の医療機関から報告された患者の数は、1医療機関当たり1・81人と前の週から0・48人減ったものの、この時期としては過去10年で最も多くなっています。
専門の学会などはマスクの着用や手洗いといった基本的な感染対策を徹底し、症状がある人との接触を避けたり、早めに医療機関を受診したりするよう呼び掛けています。
冬休みを過ごす際の注意点について、感染症に詳しい川崎医科大学の大石智洋教授は、「冬休みは楽しいイベントがたくさんあるが、夜更かしをしたり、旅行や帰省で長時間移動したりと、生活のリズムが乱れて疲れがたまってしまうことも多いと思う。できるだけ規則正しい生活を心掛けるとともに、特に旅行や帰省の際は十分に休息や睡眠をとることを普段以上に意識してほしい」と呼び掛けていました。
また、対策については「感染を広げないためには体調が優れないと感じたら少しせきや鼻水が出るといった程度でも無理せずに休むことが大切だ。年末年始は多くの医療機関が休診するので旅行先や帰省先で体調が悪くなった時にどの医療機関を受診すればよいか事前に調べておき、安心して過ごせるようにしてほしい」と話していました。
2024年12月25日(水)
■沖縄県民の「健康寿命」 順位大幅に後退 2022年は女性25位→46位、男性40位→45位に [健康ダイジェスト]
厚生労働省は24日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2022年は男性72・57歳、女性75・45歳だったと公表しました。前回調査の2019年(男性72・68歳、女性75・38歳)から、ほぼ横ばいで推移。同省担当者は「新型コロナウイルス感染症で平均寿命が短くなったことが影響した可能性がある」としています。
沖縄県は女性が74・33歳で、全国値を下回り46位。男性も71・62歳で全国平均を下回り、45位でした。前回調査の2019年(女性=75・51歳で25位、男性=72・11歳で40位)から、女性は1・18歳、男性は0・49歳下がり、いずれも順位を大きく落としました。
健康寿命は3年ごとに公表。平均寿命との差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するため、厚労省は差を縮めることを目指しています。2022年の差は男性8・49歳、女性11・63歳となり、初公表の2010年以降、縮小傾向が続いています。
都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男女ともに静岡県で男性73・75歳、女性76・68歳。最短は男女ともに岩手県で男性70・93歳、女性74・28歳でした。
2024年12月25日(水)
沖縄県は女性が74・33歳で、全国値を下回り46位。男性も71・62歳で全国平均を下回り、45位でした。前回調査の2019年(女性=75・51歳で25位、男性=72・11歳で40位)から、女性は1・18歳、男性は0・49歳下がり、いずれも順位を大きく落としました。
健康寿命は3年ごとに公表。平均寿命との差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するため、厚労省は差を縮めることを目指しています。2022年の差は男性8・49歳、女性11・63歳となり、初公表の2010年以降、縮小傾向が続いています。
都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男女ともに静岡県で男性73・75歳、女性76・68歳。最短は男女ともに岩手県で男性70・93歳、女性74・28歳でした。
2024年12月25日(水)
■「健康寿命」ほぼ横ばいで推移、厚労省発表 男性72・57歳、女性75・45歳 [健康ダイジェスト]
厚生労働省は24日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2022年は男性72・57歳、女性75・45歳だったと公表しました。前回調査の2019年(男性72・68歳、女性75・38歳)から、ほぼ横ばいで推移しました。
健康寿命は3年ごとに公表。平均寿命との差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するため、厚労省は差を縮めることを目指しています。2022年の差は男性8・49歳、女性11・63歳となり、初公表の2010年以降、縮小傾向が続いています。
都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男女ともに静岡県で男性73・75歳、女性76・68歳。最短は男女ともに岩手県で男性70・93歳、女性74・28歳でした。
厚労省は本年度からの12年間の健康づくり計画「健康日本21(第3次)」で、健康寿命の延伸と都道府県格差の縮小を掲げ、喫煙・飲酒や睡眠、女性の骨粗しょう症検診の受診率に関する数値目標も設定しています。
2024年12月25日(水)
健康寿命は3年ごとに公表。平均寿命との差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味するため、厚労省は差を縮めることを目指しています。2022年の差は男性8・49歳、女性11・63歳となり、初公表の2010年以降、縮小傾向が続いています。
都道府県別で健康寿命が最長だったのは、男女ともに静岡県で男性73・75歳、女性76・68歳。最短は男女ともに岩手県で男性70・93歳、女性74・28歳でした。
厚労省は本年度からの12年間の健康づくり計画「健康日本21(第3次)」で、健康寿命の延伸と都道府県格差の縮小を掲げ、喫煙・飲酒や睡眠、女性の骨粗しょう症検診の受診率に関する数値目標も設定しています。
2024年12月25日(水)