■インドでジカウイルス感染、昨年151件 WHO発表 [健康ダイジェスト]
世界保健機関(WHO)は29日、インドで2024年にジカウイルスの感染例が151件報告されたと発表しました。感染が原因とみられる神経疾患のギラン・バレー症候群、脳や体に障害がある小頭症の報告はありません。
WHOによると、西部マハラシュトラ州で140件、西部グジャラート州と南部カルナタカ州で11件が報告されました。現時点で渡航などを制限する必要はないとしています。
ジカウイルスは蚊を媒介とし、性交渉などでも感染します。主な症状は発熱や頭痛で一般的には軽度ですが、妊婦が感染するとギラン・バレー症候群や小頭症を伴う子供が生まれる恐れがあります。
2025年1月30日(木)
WHOによると、西部マハラシュトラ州で140件、西部グジャラート州と南部カルナタカ州で11件が報告されました。現時点で渡航などを制限する必要はないとしています。
ジカウイルスは蚊を媒介とし、性交渉などでも感染します。主な症状は発熱や頭痛で一般的には軽度ですが、妊婦が感染するとギラン・バレー症候群や小頭症を伴う子供が生まれる恐れがあります。
2025年1月30日(木)
■水道用水源の水から暫定目標値の2倍のPFAS検出 熊本宇城市で1600世帯に給水 [健康ダイジェスト]
熊本県宇城市は29日、同市不知火町(しらぬいまち)の水源の水から、国の暫定目標値の約2倍となる有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」を検出したと発表しました。市は、水源からの水道水を利用する同町御領地区の全域や高良と柏原地区の一部など計1600世帯の約3400人に、飲用を控えるよう呼び掛けています。
宇城市は一部の水道用の地下水などから目標値を超える有機フッ素化合物「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」が検出されたことを受けて、不知火防災拠点センターに給水車を設置し、職員が住民に飲み水を配っていました。
宇城市は29日から別の水源に切り替えていますが、安全性が確認されるまでは水道の水を飲むのを控えるよう呼び掛けています。
2025年1月30日(木)
宇城市は一部の水道用の地下水などから目標値を超える有機フッ素化合物「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」が検出されたことを受けて、不知火防災拠点センターに給水車を設置し、職員が住民に飲み水を配っていました。
宇城市は29日から別の水源に切り替えていますが、安全性が確認されるまでは水道の水を飲むのを控えるよう呼び掛けています。
2025年1月30日(木)
■「ワクチン懐疑派」のロバート・ケネディ・ジュニア保健福祉省長官候補、「ワクチンは重要」と軌道修正 [健康ダイジェスト]
アメリカのロナルド・トランプ政権の保健福祉省(HHS)長官に指名されたロバート・ケネディ・ジュニア氏が公聴会に臨み、自身が「ワクチン懐疑派」として知られていることを巡り「ワクチンは重要な役割を果たしている」と述べてワクチンに反対する立場ではないと強調しました。
公衆衛生や医療に関する施策を担う保健福祉省長官にトランプ大統領が指名したケネディ氏は29日、議会上院の委員会で閣僚人事の承認に向けた公聴会に臨みました。
ジョン・ケネディ元大統領の甥のケネディ氏は、弁護士として環境保護活動に取り組んできた一方、自身のSNSなどで明確な科学的根拠を示さず、「自閉症はワクチンが原因で引き起こされている」と発言するなど、ワクチンの安全性に疑問を呈してきたことから「ワクチン懐疑派」としても知られてきました。
冒頭、ケネディ氏は「ニュースでは私を『ワクチンに反対している』と伝えているが、そうではない。ワクチンは医療において極めて重要な役割を果たしている。私の子供も皆、ワクチンを接種している」と述べ、自身がワクチンに反対する立場ではないとする姿勢を示しました。
そして出席した議員から厳しい口調で問われる場面もある中、「私は保健福祉省長官として、人々がワクチンを接種するのを困難にしたり、ためらわせたりするようなことはしない」と強調していました。
ケネディ氏を巡っては保健福祉省長官としての資質を疑問視する声が野党・民主党のほか与党・共和党の一部からも上がっていて、ケネディ氏が公の場でどのような立場を示すのか、関心が集まっていました。
公聴会では、ケネディ氏の発言中に傍聴席からやじが飛び、発言が一時、中断されるなど、混乱も見られました。
公聴会は30日も開かれます。
2025年1月30日(木)
公衆衛生や医療に関する施策を担う保健福祉省長官にトランプ大統領が指名したケネディ氏は29日、議会上院の委員会で閣僚人事の承認に向けた公聴会に臨みました。
ジョン・ケネディ元大統領の甥のケネディ氏は、弁護士として環境保護活動に取り組んできた一方、自身のSNSなどで明確な科学的根拠を示さず、「自閉症はワクチンが原因で引き起こされている」と発言するなど、ワクチンの安全性に疑問を呈してきたことから「ワクチン懐疑派」としても知られてきました。
冒頭、ケネディ氏は「ニュースでは私を『ワクチンに反対している』と伝えているが、そうではない。ワクチンは医療において極めて重要な役割を果たしている。私の子供も皆、ワクチンを接種している」と述べ、自身がワクチンに反対する立場ではないとする姿勢を示しました。
そして出席した議員から厳しい口調で問われる場面もある中、「私は保健福祉省長官として、人々がワクチンを接種するのを困難にしたり、ためらわせたりするようなことはしない」と強調していました。
ケネディ氏を巡っては保健福祉省長官としての資質を疑問視する声が野党・民主党のほか与党・共和党の一部からも上がっていて、ケネディ氏が公の場でどのような立場を示すのか、関心が集まっていました。
公聴会では、ケネディ氏の発言中に傍聴席からやじが飛び、発言が一時、中断されるなど、混乱も見られました。
公聴会は30日も開かれます。
2025年1月30日(木)
■エステサロン経営者が無免許で医療行為、ピンセットで皮膚削る 鹿児島中央署が容疑で逮捕 [健康ダイジェスト]
医師免許を持たずに、医療行為をした疑いで29日、鹿児島市のエステティックサロン経営の女が逮捕されました。
医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市照国町の会社役員・大人初代容疑者(72)です。
鹿児島中央警察署によりますと、大人容疑者は2022年8月2〜23日、医師免許を持っていないにもかかわらず、経営するエステサロン「からだ研究所」で30〜70歳代の男女3人に対し、医療用のピンセットを使って皮膚などを削る医療行為をした疑いがもたれています。
「悪いところを治すには悪い血を出さないといけない」と話し、ピンセットを首や腕、額などにこすりつけ、3人は流血するけがをしたということです。
同署によると、3人はがんなどの体調不良を理由にエステサロンに通っていました。2024年3月、30歳代と60歳代の女性が「ピンセットで削られる、激痛を伴う施術を受けた」と署に相談。その後の捜査で、70歳代男性も施術を受けていたことが判明しました。被害者は「病院で治らない難病も治せる」などのうわさを聞いてエステサロンを訪れていました。
取り調べに対し、大人容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。警察はほかに被害者がいないかなど調べています。
2025年1月30日(木)
医師法違反(無資格医業)の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市照国町の会社役員・大人初代容疑者(72)です。
鹿児島中央警察署によりますと、大人容疑者は2022年8月2〜23日、医師免許を持っていないにもかかわらず、経営するエステサロン「からだ研究所」で30〜70歳代の男女3人に対し、医療用のピンセットを使って皮膚などを削る医療行為をした疑いがもたれています。
「悪いところを治すには悪い血を出さないといけない」と話し、ピンセットを首や腕、額などにこすりつけ、3人は流血するけがをしたということです。
同署によると、3人はがんなどの体調不良を理由にエステサロンに通っていました。2024年3月、30歳代と60歳代の女性が「ピンセットで削られる、激痛を伴う施術を受けた」と署に相談。その後の捜査で、70歳代男性も施術を受けていたことが判明しました。被害者は「病院で治らない難病も治せる」などのうわさを聞いてエステサロンを訪れていました。
取り調べに対し、大人容疑者は「間違いない」と容疑を認めているということです。警察はほかに被害者がいないかなど調べています。
2025年1月30日(木)