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■病気 ミュンヒハウゼン症候群 [病気(ま行)]





[蟹座]重症慢性型の虚偽性障害で、疾患を装うのが特徴
 ミュンヒハウゼン症候群とは、自分に周囲の関心を引き寄せるために虚偽の話をしたり、自らの体を傷付けたり、疾患を装ったりする重症慢性型の虚偽性障害。
 1951年にイギリスの医師、リチャード・アッシャーによって発見され、ビュルガーの著作から「ほら吹き男爵」の異名を持ったドイツ貴族・ミュンヒハウゼンにちなんで、疾患名が付けられました。
 自分以外の子供や配偶者などを傷付けたり、病人に仕立て上げて、周囲の関心を引き寄せる虚偽性障害は、代理ミュンヒハウゼン症候群と呼ばれます。
 ミュンヒハウゼン症候群の発症者は、疾患を創作、もしくはすでに罹患(りかん)している疾患を殊更に重症であるように誇張し、病院に通院、入院します。一つの疾患の問題が解決したり、虚偽が見破られたり、小康状態に陥ると、さらに新たな疾患を作り出します。例えば、心筋梗塞(こうそく)、吐血、喀血(かっけつ)、下痢、不明熱、幻覚、妄想、心的外傷後ストレス障害。
 重篤な発症者と見せ掛けるために、自傷行為や検査検体のすり替え、偽造工作といったものを繰り返し行うこともあります。発症者の腹壁には縦横に傷跡が走っていたり、指や手足が切断されていることもあります。下痢、不明熱は、自分で大腸菌などのバクテリアを注入したことが原因である場合もしばしばあります。
 発症者はけがや疾患という口実を利用して、周囲の人間関係を操作することを目的に、同情をかったり、懸命に疾患と闘っている姿を誇示します。また、疾患に関わること、関わらないことに関係なく、独特の世界を作り上げるエピソードを創作する空想虚言癖を伴うことが多くみられます。
 エピソードによる病歴は多彩であり、多種多様な既往歴を話すことが多くみられます。ただし、そのエピソードや時期に関してはあいまいなことが多く、時期や内容も話す相手によって異なることが多くみられます。
 発症者は、自らの診断と病院の診断が異なった場合、病院をすぐに変えるドクターショッピングを日常的に繰り返し、検査や手術などを繰り返します。また、さまざまな診療科を受診するなどの行動をとる場合があります。
 そのため、病院遍歴を調べなければミュンヒハウゼン症候群を見付けることは難しく、主に入院、検査時の自傷行為、検体のすり替えの目撃、発覚などによって、初めて疑いが持たれるケースが多くなります。大半の症例は、精神科ではなく内科、外科といった診療科で発見されます。
 ストレスおよび境界性人格障害がしばしば関連があるとされますが、正確な原因は不明。罹患する切っ掛けは小児期の手術の経験であることが多く、その時の記憶から周囲の同情や気を引くために、手術や入院を要する疾患を作り出す行為を繰り返すことが認められています。
 幼い頃に、精神的な虐待、身体的な虐待を経験しているケースもあります。治療による薬剤や手術の副作用が蓄積されていくため、予後はよくありません。
 似たような疾患に詐病が存在しますが、疾患を装うことによって主として経済的利益の享受や病欠などを目的とするため、大きなリスクを避ける傾向にあります。
 ミュンヒハウゼン症候群では、疾患を装うことによって同情を引くといった精神的利益を目的とするため、手術や検査といったリスクをいとわず、むしろ積極的に協力する点が大きな違いとして挙げられます。
[蟹座]ミュンヒハウゼン症候群の検査と診断と治療
 医師による診断は、身体疾患を除外するために必要なあらゆる検査を含め、病歴と診察に基づいて行われます。
 治療が成功することは、まれです。決定的な治療法が存在せず、医師と発症者が協力して問題を解決できるということを伝えるのは有益なものの、自分で自分を重症の疾患にしようとして自らの体を傷付けたり、手術を受けたり、薬剤を飲んだりするので、さまざまな副作用、機能障害が出てくる危険があります。
 発症者は、治療への要求が満たされることによって最初は症状緩和をみても、その要求はエスカレートするのが典型であり、ついには医師の意思や能力の範囲を超えてしまいます。治療の要求に正面から対決したり拒否したりすると、しばしば怒りの反応を導くことがあり、一般には医師や病院を替えてしまいます。
 精神科治療は通常拒否されたり避けられたりしますが、危機打開の最低限の手助けとして、障害を早くに認識し、危険な処置や、過剰または不要な薬物の使用を避けるようにという助言と、フォローアップケアは受け入れられることがあります。

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■病気 無気肺 [病気(ま行)]





[水瓶座]肺全体または一部の空気が入っていない状態
 無気肺とは、肺に空気が入っていない状態。これまで十分に拡張していた肺の組織の一部の空気、または全部の空気が何らかの原因で失われ、肺がつぶれている状態を指します。
 この無気肺には種類がいくつもあり、原因もさまざまです。例えば、胸膜腔(くう)に液体がたまれば、液体の圧迫でその下の肺には無気肺が生じます。また、肺がんや、気管支への異物の流入で、気道が閉塞(へいそく)されれば、それより末梢(まっしょう)の肺組織中の空気は吸収され、無気肺が起こります。
 そのほか、リンパ節の腫瘍(しゅよう)や、気胸、胸膜炎、膿胸(のうきょう)、横隔膜ヘルニアなどの病巣によって、気管が外部から圧迫されたり、粘膜の塊が気管支につかえると、そこから末梢部に無気肺ができます。
 結核、肺がんなどによって、気管支が狭窄(きょうさく)、閉塞して起こることもあります。さらに、外科手術後、痛みなどで深呼吸が行えず、粘液が気管支をふさいで、無気肺が生じることもあります。
 無気肺は、ほかの疾患があったり、程度が小さかったりすると、しばしば見落とされます。しかし、ある程度の大きさになると、せき、喀(かく)たん、胸部圧迫感、胸部不快感、発熱、喘鳴(ぜんめい)、呼吸困難、頻呼吸などの症状を示します。重症の場合は、ショックで生命が危険になることもあります。
 無気肺になった直後は単に肺に空気がないだけですが、充血を伴う場合には肺組織の破壊と瘢痕(はんこん)化によって、慢性無気肺が起こることもあります。慢性無気肺では、肺炎などを起こしやすくなります。
[水瓶座]無気肺の検査と診断と治療
 無症状のこともありますが、症状が出て呼吸困難や胸痛が現れた場合は、放置しておくと無気肺が慢性化して肺炎なども引き起こすため、早期に内科、呼吸器内科、呼吸器科の専門医を受診します。
 胸部X線検査、胸部CT検査によって、無気肺となった部位の診断が可能です。気管支内視鏡検査によって、気道内の病変の様子を評価します。
 治療では、原因となっている疾患がある場合は、その治療を行ない、気管支をふさいでいる異物やたんなどの分泌物があれば、それを取り除きます。
 たんなどの分泌物を取り除くためには、体位変換、手のひらと指でおわん型を作って軽くたたくタッピング、ネブライザー吸入、去たん剤の投与が行われます。気管支鏡を用いて摘出する場合もあります。
 無気肺が慢性化している場合は、肺炎などを起こしやすいため、抗菌剤の投与が行われます。

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■病気 ムーコル症 [病気(ま行)]





[射手座]ムーコル目の真菌を吸い込むことで発症する感染症
 ムーコル症とは、空気中に浮遊するムーコル目の真菌(かび)の胞子を気道から吸い込むことが原因となって、発症する感染症。フィコミコーシスとも呼ばれます。
 ムーコル目の真菌には、ケカビ、アブシディア、クモノスカビなどがあり、土壌、堆肥(たいひ)、野菜などの自然界に広く生息しています。健康である限り、ムーコル目の真菌が人間に感染することはありません。
 免疫不全、代謝異常、慢性消耗性疾患などを持つ人の肺などに感染し、特に血糖管理の不十分な糖尿病は最も感染リスクが高い疾患となっています。
 肺のほか、鼻と脳に感染し、まれに皮膚や消化管にも感染します。急性に進行する重度の感染症では、場合によっては死に至ります。
 肺のムーコル症は、発熱、せき、時に血たんや喀血(かっけつ)、呼吸困難を生じることもあります。
 鼻と脳のムーコル症では、痛み、発熱のほか、眼窩(がんか)へ感染した眼窩蜂巣(ほうそう)炎による眼球突出などがあります。鼻からうみが出て、口の天井に当たる口蓋(こうがい)、眼窩、副鼻腔(ふくびくう)周辺の顔の骨、2つの鼻孔(びこう)を仕切っている壁の破壊も起こります。脳に感染すると、けいれん発作、部分まひ、昏睡(こんすい)が起こります。
[射手座]ムーコル症の検査と診断と治療
 ムーコル症の症状に気付いたら、呼吸器疾患専門医のいる病院を受診します。早期に診断されない場合は急速に病状が進行しますので、注意が必要です。
 ムーコル症の症状は他の感染症とよく似ているので、医師がすぐに診断を下すことは容易ではありません。胸部X線検査で浸潤影が認められる場合に本症が疑われ、確定診断のためには、たんや病巣から病原真菌を検出、培養する必要があり、典型的には気管支鏡検査法により肺から、および前検鼻法により副鼻腔から採取します。
 しかし、培養には時間がかかるため、急性で生命を脅かす病態に対する迅速な確定診断用としては、適していません。発症者の状態が悪いことから、体への負担が大きい気管支鏡検査を行えないケースも多く、確定診断は困難なことがしばしばあります。
 ムーコル症の治療には、一般に抗真菌剤のアムホテリシンBを静脈内投与するか、髄液の中に直接注射します。また、薬で真菌の活動を抑えた後、感染組織を外科手術で取り除くこともあります。基礎疾患に糖尿病がある場合には、血糖値を正常範囲まで下げる治療を行います。
 真菌は真核生物であり、原核生物である細菌とは異なって、構造が複雑で菌糸や分生子を形成します。それがムーコル症の治療を難しくしていて、死亡率の高い、非常に重い疾患としています。

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■病気 マイコプラズマ肺炎 [病気(ま行)]





[獅子座]微生物のマイコプラズマの感染で、子供に多く起こる肺炎
 マイコプラズマ肺炎とは、微生物のマイコプラズマの感染によって起こる肺炎。マイコプラズマは細菌より小さくウイルスより大きな微生物で、生物学的には細菌に分類されますが、ほかの細菌と異なるところは細胞壁がない点です。
 感染している人との会話や、せきに伴う唾液(だえき)の飛沫(ひまつ)によって感染します。インフルエンザのような広い地域での流行はみられず、学校、幼稚園、保育所、家庭などの比較的閉鎖的な環境で、散発的に流行します。
 日本では一時期、4年ごとのオリンピックの開催年に一致してほぼ規則的な流行を認め、オリンピック病とかオリンピック肺炎と呼ばれたこともありましたが、1990年代に入るとこの傾向は崩れて毎年、地域的に小流行を繰り返すようになっています。
 季節的にはほぼ1年中みられ、特に初秋から早春にかけて多発する傾向がみられます。好発年齢は、幼児から学童、特に5~12歳に多くみられます。4歳以下の乳幼児にも感染はみられますが、多くは不顕性感染または軽症です。潜伏期間は1~3週間。
 風邪に似た症状が現れ、中でもせきが激しいのが特徴。たんは少なめです。たんの出ない乾いたせきが激しく、しかも長期に渡って続き、発作性のように夜間や早朝に強くなります。胸や背中の筋肉が痛くなることも、珍しくありません。
 38〜39度の高熱、のどの痛み、鼻症状、胸痛、頭痛などもみられますが、肺炎にしては元気で全身状態も悪くなく、普通とは違う肺炎という意味で非定型肺炎とも呼ばれます。
[獅子座]マイコプラズマ肺炎の検査と診断と治療
 学校、幼稚園、保育所などで小流行することが多いので、子供のにせきや発熱などの症状がみられたら、早めに呼吸器科や小児科を受診します。比較的軽症なために普通の風邪と見分けがつきにくく、診断が遅れることがありますが、まれに心筋炎や髄膜炎などを併発することもありますので、油断はしないほうがいいでしょう。
 胸部X線撮影によって肺炎自体の診断はつきますが、原因を確定するのに時間がかかります。咽頭(いんとう)から採取した液を培養してマイコプラズマを検出するまでに、通常1~2週間を要するためです。
 一般に自然治癒傾向の強い疾患ですが、マイコプラズマが検出できない間は、細菌性肺炎とマイコプラズマ肺炎の両方を想定した治療が行われます。細菌性肺炎と同様、抗生物質によってマイコプラズマを排除しますが、有効な薬を選ばなければ効果が得られません。
 マイコプラズマは細胞壁を持たないので、細胞壁合成阻害剤であるペニシリン系やセフェム系の抗生物質は効果がありません。蛋白(たんぱく)合成阻害剤を選択しなければなりません。中でもマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューキノロン系の抗生物質が効果を上げます。
 小児では、副作用のことも考慮してマクロライド系の抗生物質が第1選択薬です。ニューキノロン系も有効ですが、小児への適応のないものがほとんどです。
 ほとんどの場合、外来の内服治療でマイコプラズマ肺炎は治ります。ただし、小児では重症例や合併症も多く、高熱で脱水症状があるとか、激しいせきで眠れなかったり、食欲が大きく妨げられているような場合は、入院が必要になります。
 子供が学校などからマイコプラズマを持ち帰ると、1〜3週間の潜伏期間を経て、家族に感染することがよくあります。予防接種はなく、決定的な予防法はありません。家庭ではマスクやうがい、手洗い、発症者の使うタオルやコップを使わないなど、普通の風邪と同じような予防法を心掛けます。

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