■病気 若はげ [病気(わ行)]
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若はげとは、壮年性脱毛症の進行が早まって、若い段階で症状が現れたものです。額の生え際や頭頂部から脱毛し始め、次第に毛が細く短くなっていくのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響で、毛根細胞の異常が起こるためと考えられています。
壮年性脱毛症は大抵、40~50代で症状がハッキリと現れますが、症状そのものは20代から始まっています。ただ、一般的に症状の進行スピードが遅いため、20代では目に見える形で薄毛になるケースが少ないだけです。
壮年性脱毛症の原因は完全には特定されていませんが、遺伝や男性ホルモン、ストレス、生活習慣と大きな関係があると考えられていますので、若はげの原因にも同じことがいえます。ただし、壮年性脱毛症の進行スピードに、なぜ人によって差があるのかはわかっていません。
また、円形脱毛症により若はげになることもあります。子供の発症率が高い男性型脱毛症である円形脱毛症は、アレルギーかストレスのどちらかで起こっています。
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若はげの原因が、壮年性脱毛症や円形脱毛症の可能性が高い以上、若はげを予防、防止するには、これらの男性型脱毛症に関する対策が必要となります。簡単にいえば、ストレスをためずに、規則正しい生活を送るということです。また、毎日のシャンプーを欠かさず実行して、常に髪の毛を清潔にすることです。
ただし、そのような対策をとっても、若はげが遺伝している場合には、手の打ちようがありません。生活リズムを整えるほかにも、医師にあらかじめ相談し、徹底的に体質チェックやヘアチェックをしてもらうなどの対策をとることはできます。
若はげは男性だけでなく、女性にもみられることがあります。女性の若はげの大部分は、あってもほとんど目立たない程度の大きさです。女性の若はげの原因には、ストレスや生活習慣の乱れのほかにも、ドライヤーのかけすぎや出産に伴う脱毛があります。
髪の毛は自然乾燥させるのが好ましく、ドライヤーを使うなら短時間で終わらせるように心掛けましょう。出産後に短期間、脱毛するような症状は放っておいても治りますが、脱毛が長期間続いたり、どうしても気になるようでしたら、産婦人科の先生に相談しましょう。
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■病気 腋臭 [病気(わ行)]
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腋臭(わきが)とは、腋の下の汗が原因で体臭が気になる病気です。腋の下のアポクリン腺という汗腺から出た汗に含まれる脂肪酸が、皮膚についている細菌によって分解され、腋臭の臭(にお)いが発生します。また、アポクリン腺以外のもう一つの汗腺であるエクリン腺も、その臭いの発散に関わっています。
汗の臭いが気になるという人と、臭いより汗の量が多く、服に染みができて困るという人がいます。狭義では、前者を腋臭、ないし腋臭(えきしゅう)症と呼びます。後者は、多汗症といって区別します。
世界的に腋臭体質者の割合を見ると、日本人では10人に1人、中国人では30人に1人、白人では10人に8人、黒人では10人すべてとされています。
このように日本人では腋臭形質を持つ者が少数派という事情と、日本人が清潔好きという理由があいまって、自分の腋臭の症状が気になり、仕事や勉強に集中できない、臭いを嗅(か)がれるのが怖くて他人と交流できないなど、悩みを持つ人の中には、専門の医師による手術を希望するケースも多々あるようです。
しかし、腋臭は生命を左右するような病気ではないため、たとえ腋の下の汗が多くて臭いが強いからといって、必ず手術しなければいけないものでもありません。本人が気にしなければ、臭いが強くても治療の対象にはならないということです。
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専門家による腋臭の治療としては、ボトックス注入、スマートリポ、医療レーザー脱毛などがあります。
ボトックスは顔のしわの治療で知られますが、腋の下に注入することで、汗腺の活動を抑制し、汗の分泌を抑えます。注入後3~7日間で効果が現れ、約3、4カ月~半年の間は、汗の量を抑えることが可能です。
スマートリポでは、腋臭の原因となる腋の下のアポクリン腺とエクリン腺に、スマートリポレーザーを照射し、汗腺を燃焼させます。メスを使用せず、直径1mmの針状のレーザーを毛根部に差し込んで、汗腺を直接照射するので、傷跡が残る心配もありません。治療時間が約30分と短く、治療後すぐに帰宅が可能です。
医療レーザー脱毛では、高い出力レベルに設定したレーザーで、毛穴に沿って存在しているアポクリン腺を毛穴ごと破壊してしまうことで、臭いを軽減します。ただし、この治療法で腋臭を治療する場合、3 回程度の照射を必要とするなど、症状の適応に限界があります。1回の治療は5分ほどで、日常生活に制限はありません。腋の脱毛も、同時に可能です。
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■病気 腕神経叢まひ [病気(わ行)]
腕(わん)神経叢(そう)とは、首と鎖骨の間にある、腕にいく神経の束を指します。この束が強く引っ張られて、まひが発生した状態が、腕神経叢まひに当たります。
主として、次の二種類があります。一つは、出産時に痛め付けられて起こる分娩(ぶんべん)まひ。一つは、オートバイの転倒などによって、しばしば見られる外傷性の腕神経叢まひ。
どちらの場合でも、まひの分布の仕方により、上位型、下位型と、上位型と下位型の合併した全型に分けられます。
上位型では、第5・第6頸椎(けいつい)の脊髄(せきずい)神経根、下位型では、第8頸椎、第1胸椎の脊髄神経根のまひが見られます。全型では、第5から第8頸椎の脊髄神経根と第1胸椎の脊髄神経根のすべてのまひが見られます。
外傷の程度が強い時には、神経の根元が脊髄から引き抜かれ、重大なまひが発生します。
比較的軽度のケースの治療では、薬物療法や電気療法などが行われます。断裂している神経のギャップ部分に、神経移植をすることもあります。
引き抜き損傷のケースでは、どのような方法を行っても、まひの回復は望めません。代わりに、肩関節固定、肋間(ろっかん)神経の移行、神経筋移植などの手術が、早い時期から行われます。
詳しい病気の解説は四百四病の事典(http://ksjuku.com/jiten.html)へどうぞ![[ダイヤ]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/82.gif)
主として、次の二種類があります。一つは、出産時に痛め付けられて起こる分娩(ぶんべん)まひ。一つは、オートバイの転倒などによって、しばしば見られる外傷性の腕神経叢まひ。
どちらの場合でも、まひの分布の仕方により、上位型、下位型と、上位型と下位型の合併した全型に分けられます。
上位型では、第5・第6頸椎(けいつい)の脊髄(せきずい)神経根、下位型では、第8頸椎、第1胸椎の脊髄神経根のまひが見られます。全型では、第5から第8頸椎の脊髄神経根と第1胸椎の脊髄神経根のすべてのまひが見られます。
外傷の程度が強い時には、神経の根元が脊髄から引き抜かれ、重大なまひが発生します。
比較的軽度のケースの治療では、薬物療法や電気療法などが行われます。断裂している神経のギャップ部分に、神経移植をすることもあります。
引き抜き損傷のケースでは、どのような方法を行っても、まひの回復は望めません。代わりに、肩関節固定、肋間(ろっかん)神経の移行、神経筋移植などの手術が、早い時期から行われます。
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