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■病気 爪甲軟化症 [病気(そ)]

[蟹座]ケラチン不足のために、つめが異常に軟らかい状態
 爪甲(そうこう)軟化症とは、成人のつめの甲が異常に軟らかい状態。
 つめは皮膚の付属器で、皮膚の最も表面にあって、軟ケラチンからなる角層が変化したもので、硬ケラチンで主に形成されています。ケラチンとは20種類のアミノ酸が結合してできた蛋白(たんぱく)質で、水分をよく含んで弾力性に富み、紫外線や衝撃など外部刺激から指先を守るクッション効果やバリア効果があります。
 そのつめの硬さは、人によってかなり違います。赤ん坊のつめは大変軟らかく、年齢を増すごとにだんだんと硬い、弾力のあるつめとなってくるものです。そして、さらに年を重ねると弾力のない、硬いつめに変わっていきます。つめは指先の保護の役割と細かい作業をするために必要で、もしも成人で赤ん坊のつめのように軟らかいつめをしていると、細かい指先の仕事は難しくなってしまいます。
 成人の爪甲軟化症では、つめを構成している成分の一つであるケラチンが不足することから、徐々につめの甲が薄く、軟らかくなります。色は青白く、曲がりやすくなります。よくカルシウム不足だとつめが軟らかくなどといわれますが、カルシウムの不足とは関係ないようです。
 爪甲軟化症は手や足に汗を多くかく人に起こりやすく、多汗のために、つめの甲の中の水分が多くなってしまうためと考えられています。若い女性に比較的多くみられます。また、クリーニング業の人などで、アルカリ性の薬品が長くつめに作用した場合、爪の甲がへこむ匙状(さじじょう)づめと一緒に生じることもあります。その他、マニキュアを多用する人、リウマチのある人にも多く見受けられます。
 全身的な栄養状態とは、無関係です。 ほとんどの場合、内臓の疾患とは関係ないようです。
[蟹座]爪甲軟化症の検査と診断と治療 
 爪甲軟化症を起こし得る外的物質や薬品、あるいは皮膚疾患、多汗症などを検査して、原因がわかるようであれば、それを除去ないし治療します。
 クリーニング業の人などに生じる匙状づめの治療では、鉄剤を内服します。仕事上、どうしても薬品を使用しなければいけないという人にとっては、食事で鉄分を意識的に摂取することがお勧めです。また、指を保護するアイテムを使用するのもお勧めです。

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■病気 爪甲横溝 [病気(そ)]

[手(グー)]つめの甲を横に走る溝状の変化
 爪甲横溝(そうこうおうこう)とは、つめの甲を横に走る水平の溝や波打った溝ができる状態。ボーズライン、コルゲーテッドネイルとも呼ばれます。
 つめに横溝ができるのは、つめの発育を抑えるような障害がつめを作り出す爪母に作用するためで、その障害の強さや期間によって深さや幅が変わってきます。非常に障害が強く加わると深くなり、期間が長くなると幅が広くなります。
 初めに、爪半月(つめはんげつ)の外側の当たりに横溝が現れ、つめの発育とともに先端に移動して行きます。この横溝は爪母に障害が加わってできるものですから、現れるのは障害が加わってから数週間後です。現在できている横溝の位置から、いつごろ障害が起こったのか推測することは簡単です。また、1本のつめに横溝が2~3本同時に見られる場合は、正常な期間をおいて繰り返し障害が加わったと考えらます。
 もしも、つめの横溝ができる原因が全身性疾患によるのものであるなら、すべてのつめの同じ場所に変化が見られます。一部のつめの変化の時は、爪母近くの皮膚の病変の影響が考えられます。 また、つめの根元にけがをしたり、マニキュアや薬剤によって爪母を傷付けた時に変化が見られることもあり、この時はつめの甲が凸凹になる場合もあります。
 つめの横溝が生じる原因となる全身性疾患としては、急性熱性疾患のほか、尿毒症、糖尿病、ビタミンA欠乏症、低カルシウム血症、亜鉛欠乏症などの慢性疾患が挙げられます。皮膚の疾患としては、湿疹(しっしん)、皮膚炎、円形脱毛症、乾癬(かんせん)などが挙げられます。
 さまざま原因がある中で、最も多いのは高熱で発病して、1~2週間で治るチフス、猩紅(しょうこう)熱などの感染症や、中毒の場合です。慢性疾患では代謝異常による疾患が多く、疾患が一時的に悪化した後に現れ、溝は浅く幅が広いのを特徴とします。
 皮膚の疾患で最も多いのは、手の湿疹。手の湿疹の大部分は水仕事の多い主婦によくみられて、治りにくい慢性的な湿疹であり、つめの周辺の病変が急激に悪化して爪母にまで広がった場合に、横溝が生じます。これと同様な症状で、化膿(かのう)性爪囲炎(ひょうそう)やカンジタ菌による爪囲炎の時にも生じ、いずれもつめ周辺の疾患が治れば自然に消えて行きます。円形脱毛症や乾癬の時には、点状の凹みと同様に横溝も現れることがあります。
 また、レイノー症状に伴って、横溝が現れることもあります。手が冷たい水や風に触れた時に、指が白くなる現象がレイノー症状であり、若い女性に多くみられて、指の小さな動脈が一時的に狭くなって血液が流れにくくなるために起こります。指先に血液が行かなくなると、つめの発育の障害になり、それが強く起こると横溝が現れます。何度も繰り返してレイノー症状が起こると、一枚のつめに何本もの横溝ができることもあります。
[手(グー)]爪甲横溝の検査と診断と治療 
 つめに横向きの溝ができる爪甲横溝は、一時的に爪母が障害されたために起こる場合がほとんどです。つめが形成される時期に体に何か異常があったということを示しているもので、現在の異常な状態を示すものではありません。過去、数週間から数カ月前に起こった異常の結果を見ているというわけなので、あまり気にしなくてもよいと思われます。
 すべてのつめに変化がみられる全身性の慢性疾患があれば、その治療を行います。一部のつめの変化がみられる皮膚の疾患があれば、その治療を行います。




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■病気 爪甲剥離症 [病気(そ)]

[手(グー)]爪の甲が爪床から離れて、浮いてくる状態
 爪甲剥離(そうこうはくり)症とは、爪(つめ)の甲が爪床からはがれる状態。爪の半分くらいまでははがれてくることがありますが、爪が抜け落ちることはありません。
 爪は本来、先端部以外は爪の下の皮膚とよく付着しているものですが、爪甲剥離症では爪が下の皮膚である爪床から遊離します。爪が爪床から離れて、浮いてくる状態は爪の先端から始まり、根元に向かって徐々に進行して、剥離した爪は白色ないし黄色に変化します。
 また、指と爪の透き間にゴミが入り、しばしば部分的に汚い褐色調を呈することもあります。こういう状態の時、爪の下をつまようじなどで掃除するのはよくありません。皮膚を痛めて、ますます悪化することになります。
 爪甲剥離症の原因としては、ごくまれに先天性ないし遺伝性の爪甲剥離症もありますが、多くは後天性で、外因、感染症、薬、あるいは皮膚疾患や全身疾患などに伴って生じます。最も多いのは、原因のはっきりしない特発性のもので、この場合、症状は軽くあまり進行するということもありません。
 外因によるものとしては、爪と爪床の間にトゲや鉛筆の芯(しん)などが入るなどのけが、あるいは、指先の細かい操作を必要とする職業によるものがあります。職業は、料理人、理髪師、美容師、庭師、パソコンのオペレーターなど。また、マニキュアや洗剤、さらには有機溶剤やガソリンなども原因になります。極めて軽い湿疹(しっしん)やかぶれが起こった場合、手の皮膚ではわずかに皮がむけるだけで治っていきますので、気付かずにすむことが多いのですが、爪の下ではほんのわずかに皮がむけた状態でも、爪ははがれて浮いた状態となります。
 感染症によるものは、カンジダという真菌、一種のカビの爪床部への感染によるものがほとんどです。この場合は、爪の下の皮膚がガサガサした感じになります。
 薬によるものとしては、内服するだけで爪甲剥離症を起こす薬もありますが、多くの場合は薬だけではなく、薬を内服した人の爪に日光の紫外線が作用することで生じる薬剤性光線過敏症、ポルフィリン症などの光線過敏症に伴うものです。多くは日光によるものですから、夏に悪化し、冬に軽快するのが特徴です。
 皮膚疾患に伴うものは、乾癬(かんせん)、接触皮膚炎、掌蹠(しょうせき)多汗症、扁平苔癬(へんぺいたいせん)、尋常性天疱瘡(てんぽうそう)、薬疹などが挙げられます。
 全身疾患に伴うものとしては、甲状腺(せん)機能高進症(バセドウ病)に伴う爪甲剥離症(プランマーズ・ネイル)が最も有名です。この場合、爪は平らになることが多く、時に反り返ったようになることもあります。最初1本の指から始まり、次第に他の指にも進行していきます。
 甲状腺機能高進症以外にも甲状腺機能低下症、ペラグラ、糖尿病、鉄欠乏性貧血、さらには黄色爪症候群、肺がんなどの肺疾患、強皮症、全身性エリテマトーデスなどの膠原(こうげん)病、梅毒などの感染症でみられます。
[手(グー)]爪甲剥離症の検査と診断と治療 
 念のために、皮膚科で診察を受けます。特に、1カ所または数カ所の爪だけが剥離を起こす通常の爪甲剥離症と異なって、手足すべての爪に変化がある場合は、甲状腺機能高進症を始めとする全身的な疾患が原因かもしれませんので、早めに受診するようにしましょう。
 よい治療方法はないのですが、カンジダ菌の感染の可能性の強い時には、抗真菌剤の外用を行います。一般的には、角質に浸透しやすい保湿剤やステロイド剤をこまめに塗ったり、ビタミンEの飲み薬を使用する場合もあります。爪の治療には、非常に時間がかかります。甲状腺機能高進症に伴うものは、その治療を行えばよくなります。
 日常では、保湿剤などのスキンケア、ネイルケアにより予防することが、重要となります。爪も皮膚の一部であり、角質を構成するケラチンという蛋白(たんぱく)質が変化したものですから、マニキュア、除光液、洗剤などを使いすぎるとダメージを受けるので、その使用を控えます。進行中は、水仕事を避けたほうが安全のようです。

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■病気 爪甲周囲炎(爪囲炎) [病気(そ)]

[どんっ(衝撃)]爪の周囲の皮膚が赤くはれる状態
 爪甲(そうこう)周囲炎とは、爪(つめ)の周囲の皮膚が赤くはれ、うみが出ることもある状態。爪囲炎とも呼ばれ、医学用語ではバロニキアと呼ばれています。
 これには、化膿(かのう)性の爪甲周囲炎と、カンジダ性の爪甲周囲炎のほか、学齢期に発症しやすい稽留(けいりゅう)性肢端(したん)皮膚炎などがあります。
 化膿性の爪甲周囲炎は、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などの化膿菌が入って急性の炎症を起こすものです。爪囲部のささくれ、小さな切り傷、足では爪切りの際の傷や爪が皮膚に食い込んでいるところなどから感染が起こり、爪囲が赤くはれ上がり、自発痛、圧痛が強くなります。
 この化膿性の爪甲周囲炎は、ひょうそ、ひょうそうとも呼ばれます。ひょうそという疾患名は、指趾(しし)の化膿性炎症全体に付けられるもので、化膿性の爪甲周囲炎から、さらに炎症症状が真皮深層、脂肪織にまで拡大した指の蜂窩織(ほうかしき)炎、あるいは骨、関節部の化膿性炎症が真皮にまで波及した時にも付けられます。
 従って、ひょうそという時には、指先全体が赤紫色に強くはれ、痛みが強い状況で、うみが出たり、皮膚が破れ、潰瘍(かいよう)になることもあります。
 カンジダ性の爪甲周囲炎は、水仕事の機会の多い中年女性や糖尿病などの人に起こりやすいものです。主に、爪の周囲が赤くはれ上がり、押すと圧痛があり、爪と皮膚の間から、うみが出ることがあります。非常に治りにくく、次第に爪も黄白色に濁り、厚くなってきます。これはカンジダ菌という真菌、いわゆるカビの一種が爪と皮膚の間で増殖し、爪にも入っているからです。この疾患は、指間びらん症と合併することもあります。
 稽留性肢端皮膚炎は、極めてまれに起こるものです。四肢の末端に紅斑(こうはん)や小さな膿疱(のうほう)を突然生じ、徐々に爪にまで炎症が拡大して、爪が変形してしまいます。文字通り、皮膚炎が肢端(四肢末端)に稽留して(とどまって)しまうという訳です。
 現在では、膿疱性乾癬(かんせん)の一種と考えられるようになってきました。原因については不明な点が多く、必ず生じる爪の変形についても、そのメカニズムは現在のところ不明なままです。
[どんっ(衝撃)]爪甲周囲炎の検査と診断と治療 
 爪甲周囲炎の検査では、細菌培養を必ず行います。慢性に経過し症状の軽い場合は、カンジダ性爪甲周囲炎などを疑ってカビの検査も行います。
 治療としては、軽い化膿性の爪甲周囲炎の場合は、抗生物質含有軟こうの塗布で十分です。治りが悪い場合には、抗生物質の内服と、局所の安静が必要となります。 カンジダ性の爪甲周囲炎の場合は、抗真菌剤を使用します。
 また、化膿が強い場合は、切開排膿が必要となります。糖尿病性のものは、血糖コントロールの悪い時にできやすいので、食事や生活の改善が必要です。
 予防法としては、爪甲周囲炎は水仕事の機会の多い女性や調理人などがかかりやすく、特にささくれ、小さい傷がある時に菌が入りやすくなりますので、指先に小さい傷がある時には、まめに消毒を行い、水などに指先をつける時には、手袋をして直接、触らないように注意する必要があります。
 稽留性肢端皮膚炎の診断を確定するためには、皮膚生検を行う場合もあります。ただし、爪のみに症状が現れる爪乾癬との鑑別が難しいといわれています。
 治療には、強めのステロイド外用剤を使用することが多いのですが、十分な効果が得られない場合もあります。ほかには、ビタミンA誘導体であるエトレチナートの内服や免疫抑制剤の内服、紫外線療法などが試みられています。生命に影響を及ぼすことはありませんが、再発を繰り返しやすく、非常に治りにくい疾患です。

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