■用語 低脂血症 [用語(て)]
血液中の脂質成分の濃度が正常値よりも低い値を示す疾患
低脂血症とは、血液に含まれる脂質の濃度が通常低いとされている濃度よりも、さらに低い値を示す疾患。
高脂血症と同じく、脂質代謝異常が原因の脂質異常症の一つです。
血液の中には、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)のほか、リン脂質、遊離脂肪酸といった脂質成分が含まれています。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となり、中性脂肪はエネルギーの貯蔵庫などとなり、体の機能を保持するために大切な働きを持っています。これらの脂質は肝臓で作られたり、食事から体に摂取され、血液中の脂質成分の量は保たれ調整されています。
脂質成分の中の1つが正常値以下ならば、低脂血症となります。一般に、総コレステロール130mg/dl未満、中性脂肪(トリグリセライド)40mg/dl未満、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)50mg/dl未満、HDLコレステロール(善玉コレステロール)35 mg/dl未満を低脂血症の基準としています。
低脂血症のほとんどが、栄養状態の悪化、甲状腺(せん)疾患や肝臓の疾患、悪性疾患による続発性(二次性)の脂質異常症に相当します。中でもよくみられるのが、低HDLコレステロール血症(低コレステロール血症)で、慢性肝炎、肝硬変、甲状腺機能高進症、糖尿病などの疾患によることが多い傾向にあります。
まれに、低βリポ蛋白(たんぱく)血症、無βリポ蛋白(たんぱく)血症、カイロミクロン停滞病(アンダーソン病)といった原因となる疾患のない遺伝性の低脂血症もあります。
よくみられる低HDLコレステロール血症では、動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロールの低い状態が継続します。原因として、疾患のほか、高糖質(炭水化物)食、多価不飽和脂肪酸食、喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣も考えられています。
HDLコレステロールは、血管や組織に蓄積した余剰なコレステロールを引き抜いて運び、肝臓に戻すというコレステロール逆転送系の中心的役割を担っています。
低HDLコレステロール血症により、HDLコレステロールの低い状態が継続すると、血液の清浄化機能が低下することにより、血液の中に含まれる脂質成分であるLDLコレステロールが増加し、LDLは血管壁に取り込まれて蓄積し、やがて動脈硬化を起こします。
動脈硬化が徐々に進行すると、心肺機能が低下することにより、心筋梗塞(こうそく)など生命にかかわる疾患へ進展することがあります。また、脳梗塞に進展することもあり、深刻な後遺症が残ることもあります。
低HDLコレステロール血症は多くの場合、初期の段階では体の自覚症状は全くないので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。無症状であっても、動脈硬化を予防する正しい治療が必要なので、自己判断せずに医療機関に相談して下さい。内科、ないし内分泌・代謝科が、担当の診療科です。
低脂血症の検査と診断と治療
内科、内分泌・代謝科の医師による診断では、血液検査で血中のコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値を測定します。朝食前の空腹時に採血します。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値は、これらから計算することもできますが、直接、測定する方法もあります。
低HDLコレステロール血症(低コレステロール血症)、低トリグリセライド血症(低中性脂肪血症)が認められた場合は、栄養障害、吸収不良性疾患、肝硬変、甲状腺機能高進症などの原因となる疾患を診断するための検査も行います。
内科、内分泌・代謝科の医師による治療では、低脂血症を引き起こす原因となる疾患がある場合には、その疾患の治療を優先します。
原因となる疾患のない遺伝性の低脂血症の場合は、症状によっては脂溶性ビタミン剤を補充したり、脂肪食を制限したり、必須脂肪酸を補充したりします。
低HDLコレステロール血症の場合は、食餌(しょくじ)療法と運動療法を行います。
食餌療法では、野菜や果物を豊富に摂取し、蛋白質は青魚や大豆製品などから摂取するといった低カロリー食や低脂肪食、低炭水化物食を中心とした食生活に切り替えます。症状が軽い場合は、HDLコレステロールの数値を正常にすることができます。
運動療法では、積極的に運動を行います。適切な体重の維持につながるばかりか、適度な運動を行うことで基礎代謝の向上効果が期待できます。
また、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足など生活習慣全般を改善することでも、HDLコレステロールの減少を抑えて症状の進行を止めることが可能になります。
半年ほど経過しても数値が改善されず、高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)を伴う場合は、薬物療法を併用します。
高LDLコレステロール血症が優位な場合は、スタチン薬、レジン薬、ニコチン酸誘導体を使用します。高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)が優位な場合は、フィブラート系薬剤、ニコチン酸誘導体を使用します。
一方、糖尿病に伴う低HDLコレステロール血症では、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態であるインスリン抵抗性の是正や、必要に応じたインスリン投与で改善することもあります。
低脂血症とは、血液に含まれる脂質の濃度が通常低いとされている濃度よりも、さらに低い値を示す疾患。
高脂血症と同じく、脂質代謝異常が原因の脂質異常症の一つです。
血液の中には、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)のほか、リン脂質、遊離脂肪酸といった脂質成分が含まれています。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となり、中性脂肪はエネルギーの貯蔵庫などとなり、体の機能を保持するために大切な働きを持っています。これらの脂質は肝臓で作られたり、食事から体に摂取され、血液中の脂質成分の量は保たれ調整されています。
脂質成分の中の1つが正常値以下ならば、低脂血症となります。一般に、総コレステロール130mg/dl未満、中性脂肪(トリグリセライド)40mg/dl未満、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)50mg/dl未満、HDLコレステロール(善玉コレステロール)35 mg/dl未満を低脂血症の基準としています。
低脂血症のほとんどが、栄養状態の悪化、甲状腺(せん)疾患や肝臓の疾患、悪性疾患による続発性(二次性)の脂質異常症に相当します。中でもよくみられるのが、低HDLコレステロール血症(低コレステロール血症)で、慢性肝炎、肝硬変、甲状腺機能高進症、糖尿病などの疾患によることが多い傾向にあります。
まれに、低βリポ蛋白(たんぱく)血症、無βリポ蛋白(たんぱく)血症、カイロミクロン停滞病(アンダーソン病)といった原因となる疾患のない遺伝性の低脂血症もあります。
よくみられる低HDLコレステロール血症では、動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロールの低い状態が継続します。原因として、疾患のほか、高糖質(炭水化物)食、多価不飽和脂肪酸食、喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣も考えられています。
HDLコレステロールは、血管や組織に蓄積した余剰なコレステロールを引き抜いて運び、肝臓に戻すというコレステロール逆転送系の中心的役割を担っています。
低HDLコレステロール血症により、HDLコレステロールの低い状態が継続すると、血液の清浄化機能が低下することにより、血液の中に含まれる脂質成分であるLDLコレステロールが増加し、LDLは血管壁に取り込まれて蓄積し、やがて動脈硬化を起こします。
動脈硬化が徐々に進行すると、心肺機能が低下することにより、心筋梗塞(こうそく)など生命にかかわる疾患へ進展することがあります。また、脳梗塞に進展することもあり、深刻な後遺症が残ることもあります。
低HDLコレステロール血症は多くの場合、初期の段階では体の自覚症状は全くないので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。無症状であっても、動脈硬化を予防する正しい治療が必要なので、自己判断せずに医療機関に相談して下さい。内科、ないし内分泌・代謝科が、担当の診療科です。
低脂血症の検査と診断と治療
内科、内分泌・代謝科の医師による診断では、血液検査で血中のコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値を測定します。朝食前の空腹時に採血します。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値は、これらから計算することもできますが、直接、測定する方法もあります。
低HDLコレステロール血症(低コレステロール血症)、低トリグリセライド血症(低中性脂肪血症)が認められた場合は、栄養障害、吸収不良性疾患、肝硬変、甲状腺機能高進症などの原因となる疾患を診断するための検査も行います。
内科、内分泌・代謝科の医師による治療では、低脂血症を引き起こす原因となる疾患がある場合には、その疾患の治療を優先します。
原因となる疾患のない遺伝性の低脂血症の場合は、症状によっては脂溶性ビタミン剤を補充したり、脂肪食を制限したり、必須脂肪酸を補充したりします。
低HDLコレステロール血症の場合は、食餌(しょくじ)療法と運動療法を行います。
食餌療法では、野菜や果物を豊富に摂取し、蛋白質は青魚や大豆製品などから摂取するといった低カロリー食や低脂肪食、低炭水化物食を中心とした食生活に切り替えます。症状が軽い場合は、HDLコレステロールの数値を正常にすることができます。
運動療法では、積極的に運動を行います。適切な体重の維持につながるばかりか、適度な運動を行うことで基礎代謝の向上効果が期待できます。
また、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足など生活習慣全般を改善することでも、HDLコレステロールの減少を抑えて症状の進行を止めることが可能になります。
半年ほど経過しても数値が改善されず、高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)を伴う場合は、薬物療法を併用します。
高LDLコレステロール血症が優位な場合は、スタチン薬、レジン薬、ニコチン酸誘導体を使用します。高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)が優位な場合は、フィブラート系薬剤、ニコチン酸誘導体を使用します。
一方、糖尿病に伴う低HDLコレステロール血症では、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態であるインスリン抵抗性の是正や、必要に応じたインスリン投与で改善することもあります。
■用語 低HDLコレステロール血症 [用語(て)]
血液中の脂質成分であるHDLコレステロールが低い状態が継続する疾患
低HDLコレステロール血症とは、血液の中を流れる脂質成分であるHDL(高比重リポ蛋白〔たんぱく〕)コレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dl未満と、低い状態が継続する疾患。脂質異常症の一つです。
血液の中には、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)のほか、リン脂質、遊離脂肪酸といった脂質成分が流れています。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となり、中性脂肪はエネルギーの貯蔵庫などとなり、体の機能を保持するために大切な働きを持っています。これらの脂質は肝臓で作られたり、食事から体に摂取され、血液中の脂質成分の量は保たれ調整されています。
このような調整機能が低下したり、食事からの摂取量が多量になっている状態が脂質異常症で、脂質異常症の一つである低HDLコレステロール血症では、動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロール(善玉コレステロール)の低い状態が継続します。
低HDLコレステロール血症を引き起こす原因として、高糖質(炭水化物)食、多価不飽和脂肪酸食、喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣が考えられています。糖尿病、肝臓疾患、腎臓(じんぞう)疾患や、遺伝的な要因が、原因となることもあります。
HDLコレステロール(善玉コレステロール)は、血管や組織に蓄積した余剰なコレステロールを引き抜いて運び、肝臓に戻すというコレステロール逆転送系の中心的役割を担っています。
低HDLコレステロール血症により、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の低い状態が継続すると、血液の清浄化機能が低下することにより、血液の中を流れる脂質成分であるLDL(低比重リポ蛋白)コレステロール(悪玉コレステロール)が増加し、LDLは血管壁に取り込まれて蓄積し、やがて動脈硬化を起こします。
動脈硬化が徐々に進行すると、心肺機能が低下することにより、心筋梗塞(こうそく)など生命にかかわる疾患へ進展することがあります。また、脳梗塞に進展することもあり、深刻な後遺症が残ることもあります。
低HDLコレステロール血症は多くの場合、初期の段階では体の自覚症状は全くないので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。無症状であっても、動脈硬化を予防する正しい治療が必要なので、自己判断せずに医療機関に相談して下さい。内科、ないし内分泌・代謝科が、担当の診療科です。
低HDLコレステロール血症の検査と診断と治療
内科、内分泌・代謝科の医師による診断では、血液検査で血中のコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値を測定します。朝食前の空腹時に採血します。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値は、これらから計算することもできますが、直接、測定する方法もあります。
脂質異常症の診断基準では、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dl以下を低HDLコレステロール血症とするほか、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dl以上を高LDLコレステロール血症、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が120〜139mg/dl以上を境界域高LDLコレステロール血症、中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上を高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)とします。
内科、内分泌・代謝科の医師による治療では、食餌(しょくじ)療法と運動療法を行ないます。
食餌療法では、野菜や果物を豊富に摂取し、蛋白質は青魚や大豆製品などから摂取するといった低カロリー食や低脂肪食、低炭水化物食を中心とした食生活に切り替えます。症状が軽い場合は、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の数値を正常にすることができます。
運動療法では、積極的に運動を行ないます。適切な体重の維持につながるばかりか、適度な運動を行なうことで基礎代謝の向上効果が期待できます。
また、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足など生活習慣全般を改善することでも、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少を抑えて症状の進行を止めることが可能になります。
半年ほど経過しても数値が改善されず、高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)を伴う場合は、薬物療法を併用します。
高LDLコレステロール血症が優位な場合は、スタチン薬、レジン薬、ニコチン酸誘導体を使用します。高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)が優位な場合は、フィブラート系薬剤、ニコチン酸誘導体を使用します。
一方、糖尿病に伴う低HDLコレステロール血症では、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態であるインスリン抵抗性の是正や、必要に応じたインスリン投与で改善することもあります。
低HDLコレステロール血症とは、血液の中を流れる脂質成分であるHDL(高比重リポ蛋白〔たんぱく〕)コレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dl未満と、低い状態が継続する疾患。脂質異常症の一つです。
血液の中には、コレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)のほか、リン脂質、遊離脂肪酸といった脂質成分が流れています。コレステロールは細胞膜やホルモンの材料となり、中性脂肪はエネルギーの貯蔵庫などとなり、体の機能を保持するために大切な働きを持っています。これらの脂質は肝臓で作られたり、食事から体に摂取され、血液中の脂質成分の量は保たれ調整されています。
このような調整機能が低下したり、食事からの摂取量が多量になっている状態が脂質異常症で、脂質異常症の一つである低HDLコレステロール血症では、動脈硬化を防ぐ働きを持つHDLコレステロール(善玉コレステロール)の低い状態が継続します。
低HDLコレステロール血症を引き起こす原因として、高糖質(炭水化物)食、多価不飽和脂肪酸食、喫煙、肥満、運動不足などの生活習慣が考えられています。糖尿病、肝臓疾患、腎臓(じんぞう)疾患や、遺伝的な要因が、原因となることもあります。
HDLコレステロール(善玉コレステロール)は、血管や組織に蓄積した余剰なコレステロールを引き抜いて運び、肝臓に戻すというコレステロール逆転送系の中心的役割を担っています。
低HDLコレステロール血症により、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の低い状態が継続すると、血液の清浄化機能が低下することにより、血液の中を流れる脂質成分であるLDL(低比重リポ蛋白)コレステロール(悪玉コレステロール)が増加し、LDLは血管壁に取り込まれて蓄積し、やがて動脈硬化を起こします。
動脈硬化が徐々に進行すると、心肺機能が低下することにより、心筋梗塞(こうそく)など生命にかかわる疾患へ進展することがあります。また、脳梗塞に進展することもあり、深刻な後遺症が残ることもあります。
低HDLコレステロール血症は多くの場合、初期の段階では体の自覚症状は全くないので、血液検査で初めてわかることがほとんどです。無症状であっても、動脈硬化を予防する正しい治療が必要なので、自己判断せずに医療機関に相談して下さい。内科、ないし内分泌・代謝科が、担当の診療科です。
低HDLコレステロール血症の検査と診断と治療
内科、内分泌・代謝科の医師による診断では、血液検査で血中のコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値を測定します。朝食前の空腹時に採血します。LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値は、これらから計算することもできますが、直接、測定する方法もあります。
脂質異常症の診断基準では、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が40mg/dl以下を低HDLコレステロール血症とするほか、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が140mg/dl以上を高LDLコレステロール血症、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が120〜139mg/dl以上を境界域高LDLコレステロール血症、中性脂肪(トリグリセライド)が150mg/dl以上を高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)とします。
内科、内分泌・代謝科の医師による治療では、食餌(しょくじ)療法と運動療法を行ないます。
食餌療法では、野菜や果物を豊富に摂取し、蛋白質は青魚や大豆製品などから摂取するといった低カロリー食や低脂肪食、低炭水化物食を中心とした食生活に切り替えます。症状が軽い場合は、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の数値を正常にすることができます。
運動療法では、積極的に運動を行ないます。適切な体重の維持につながるばかりか、適度な運動を行なうことで基礎代謝の向上効果が期待できます。
また、喫煙、ストレス、過労、睡眠不足など生活習慣全般を改善することでも、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の減少を抑えて症状の進行を止めることが可能になります。
半年ほど経過しても数値が改善されず、高LDLコレステロール血症、高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)を伴う場合は、薬物療法を併用します。
高LDLコレステロール血症が優位な場合は、スタチン薬、レジン薬、ニコチン酸誘導体を使用します。高トリグリセライド血症(高中性脂肪血症)が優位な場合は、フィブラート系薬剤、ニコチン酸誘導体を使用します。
一方、糖尿病に伴う低HDLコレステロール血症では、肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態であるインスリン抵抗性の是正や、必要に応じたインスリン投与で改善することもあります。
■用語 低酸素症 [用語(て)]
低圧低酸素状態に置かれた時に発症
低酸素症とは、低圧低酸素状態に置かれた時に発生する病的症状。組織低酸素症、高山病、高度障害とも呼ばれます。
高い所では気圧が下がるため空気が薄くなり、それに応じて含まれる酸素の量も減ります。体がそのような環境への急激な変化に順応できずに、極端な酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れます。
一般的には、3000メートル以上の高山に登った際に発症するといわれていますが、標高2500メートルぐらいから発症する可能性があり、日本国内でも報告例があります。海外のトレッキングコースには4000メートルを超えるものもあるので、国内での経験が豊富な人でも、十分な注意が必要となります。
また、低酸素症は登山に伴うものばかりではありません。チベットや南米には、標高3000~4000メートルの高地に乗り物で行ける観光地があり、そこを訪れる人にも発症の可能性があります。
低酸素症の症状が出現する標高や、その高さに慣れるまでの時間には個人差があり、同じ人でもその時の体調によって異なります。
低圧低酸素状態において6~12時間で発症し、一般的には4~5日後には自然消失します。主な症状としては、頭痛、食欲不振、吐き気、嘔吐(おうと)、疲労、脱力、めまい、ふらつき、睡眠障害などです。
ほかにも、すぐに眠ってしまう、日時や場所がわからなくなるなどの精神状態の変化、真っすぐ歩けない、立っていられないなどの運動失調、顔や手足のむくみが挙げられます。
低酸素症の重症型として注意しなければならないものに、高地肺水腫(すいしゅ)と高地脳浮腫(ふしゅ)があります。
高地肺水腫は、肺がむくみ、水分が浸み出した状態で、呼吸がたいへん苦しくなります。呼吸とともにガラガラする音がしたり、せきや血痰(けったん)がみられたりします。肺を通して体に取り込める酸素の量がとても少なくなり、命の危険があります。
高地脳浮腫は、脳がむくんだ状態で、足元がふらつきバランスを崩して転ぶ、意識を失うなどの症状が出現し、こちらも死に至る危険があります。
2006年7月に発表された外務省診療所の調査によると、1996年からの10年間で、ネパール、ペルー、タンザニアの日本大使館が把握している日本人の低酸素症発症者の内、少なくとも26人が死亡しています。死亡者の平均年齢は50歳。
低酸素症の治療法と予防法
最も基本的で効果的な低酸素症(高山病)への対処法は、高度を下げることです。楽になる所まで下ることが大切です。症状が軽い場合は、それ以上高度を上げずにとどまるだけで体が慣れてくることがあります。普通は1~2日で回復し、パラセタモールかアスピリンを服用すれば、頭痛は治ります。
とどまっていても症状が続いたり、次第に具合が悪くなる場合は、直ちに高度を下げるべきです。500メートル下がるだけでも、症状は軽くなります。
重症の場合は、できるだけ速やかにに低地に搬送し、集中的治療が必要です。低地域へすぐに搬送できない場合は、酸素吸入やガモフバッグ(携帯型加圧バッグ)、内服薬による治療を考慮しなくてはなりませんが、そのためには事前の準備が必要です。
ガモフバッグは、携帯用の軽量布製大型バッグまたはテントで、手動のポンプによって中の気圧を上げることができます。重症者を中に入れ、きっちりと口をふさぎ、ポンプを使って内部の気圧を上げて2~3時間過ごさせます。登山の際には酸素吸入が使えない場合が多いのですが、ガモフバッグには同様の効果があります。ただし、それらで完全に治せるわけではなく、若干時間稼ぎができる程度と考えるべきで、下山に勝る治療法はありません。
低酸素症の予防法は、以下のとおりです。標高3000メートル以上では、眠る場所の高度を前日に比べて300メートル以上上げないこと。高度を1000メートル上げるごとに、1日休息日をとること。自分が背負う荷物を重くしすぎないこと。ゆっくり登ること。
眠る場所の高さが大切な理由は、睡眠中は起きている時に比べて呼吸回数が減り、体の中の酸素状態が悪化しやすいからです。いきなり高度を上げると、悪化の程度も大きくなります。また、アルコールや睡眠薬、安定剤などは睡眠中の呼吸状態を悪化させることにつながるので、高い所では控えておくほうが安全。
高所に滞在していると次第に低酸素の状態に慣れてきますが、慣れる速さは人によって違いますし、標高によっても違います。毎日自分の体調をチェックし、必要に応じて休息日を入れることが大切です。
高所の低圧低酸素環境で運動すると、平地での運動に比べて心拍数が増加しやすく、心臓への負担が大きくなります。肺に問題がある場合は、他の人より体に取り込む酸素量が少ないため、体調を崩しやすくなります。
従って、心臓や肺に疾患のある人は、体への負担を考慮し、あらかじめ主治医に相談しておいたほうがよいでしょう。荷物を重くしないこと、ゆっくり登ることは、健康な人にとっても大事です。
高所の冷えた空気は乾燥しており、その中で汗をかくような運動をする場合は、体の中の水分を失いやすく、脱水症に対する注意が必要です。体調維持のため、軽い、高炭水化物の食事を取るとともに、十分な水分を取るよう心掛けてください。また、乾燥した冷たい空気はのどを痛めやすく、風邪をひくことにもつながりますので、マスクを用意しておくとよいでしょう。
低酸素症の予防と症状の緩和のために、アセタゾールアミド、デキサメタゾンの服用を勧める医師もいます。しかし、これらの薬で危険な症状が隠されてしまうこともあるとして、使用には異論もあります。
低酸素症とは、低圧低酸素状態に置かれた時に発生する病的症状。組織低酸素症、高山病、高度障害とも呼ばれます。
高い所では気圧が下がるため空気が薄くなり、それに応じて含まれる酸素の量も減ります。体がそのような環境への急激な変化に順応できずに、極端な酸欠状態に陥った場合に、さまざまな症状が現れます。
一般的には、3000メートル以上の高山に登った際に発症するといわれていますが、標高2500メートルぐらいから発症する可能性があり、日本国内でも報告例があります。海外のトレッキングコースには4000メートルを超えるものもあるので、国内での経験が豊富な人でも、十分な注意が必要となります。
また、低酸素症は登山に伴うものばかりではありません。チベットや南米には、標高3000~4000メートルの高地に乗り物で行ける観光地があり、そこを訪れる人にも発症の可能性があります。
低酸素症の症状が出現する標高や、その高さに慣れるまでの時間には個人差があり、同じ人でもその時の体調によって異なります。
低圧低酸素状態において6~12時間で発症し、一般的には4~5日後には自然消失します。主な症状としては、頭痛、食欲不振、吐き気、嘔吐(おうと)、疲労、脱力、めまい、ふらつき、睡眠障害などです。
ほかにも、すぐに眠ってしまう、日時や場所がわからなくなるなどの精神状態の変化、真っすぐ歩けない、立っていられないなどの運動失調、顔や手足のむくみが挙げられます。
低酸素症の重症型として注意しなければならないものに、高地肺水腫(すいしゅ)と高地脳浮腫(ふしゅ)があります。
高地肺水腫は、肺がむくみ、水分が浸み出した状態で、呼吸がたいへん苦しくなります。呼吸とともにガラガラする音がしたり、せきや血痰(けったん)がみられたりします。肺を通して体に取り込める酸素の量がとても少なくなり、命の危険があります。
高地脳浮腫は、脳がむくんだ状態で、足元がふらつきバランスを崩して転ぶ、意識を失うなどの症状が出現し、こちらも死に至る危険があります。
2006年7月に発表された外務省診療所の調査によると、1996年からの10年間で、ネパール、ペルー、タンザニアの日本大使館が把握している日本人の低酸素症発症者の内、少なくとも26人が死亡しています。死亡者の平均年齢は50歳。
低酸素症の治療法と予防法
最も基本的で効果的な低酸素症(高山病)への対処法は、高度を下げることです。楽になる所まで下ることが大切です。症状が軽い場合は、それ以上高度を上げずにとどまるだけで体が慣れてくることがあります。普通は1~2日で回復し、パラセタモールかアスピリンを服用すれば、頭痛は治ります。
とどまっていても症状が続いたり、次第に具合が悪くなる場合は、直ちに高度を下げるべきです。500メートル下がるだけでも、症状は軽くなります。
重症の場合は、できるだけ速やかにに低地に搬送し、集中的治療が必要です。低地域へすぐに搬送できない場合は、酸素吸入やガモフバッグ(携帯型加圧バッグ)、内服薬による治療を考慮しなくてはなりませんが、そのためには事前の準備が必要です。
ガモフバッグは、携帯用の軽量布製大型バッグまたはテントで、手動のポンプによって中の気圧を上げることができます。重症者を中に入れ、きっちりと口をふさぎ、ポンプを使って内部の気圧を上げて2~3時間過ごさせます。登山の際には酸素吸入が使えない場合が多いのですが、ガモフバッグには同様の効果があります。ただし、それらで完全に治せるわけではなく、若干時間稼ぎができる程度と考えるべきで、下山に勝る治療法はありません。
低酸素症の予防法は、以下のとおりです。標高3000メートル以上では、眠る場所の高度を前日に比べて300メートル以上上げないこと。高度を1000メートル上げるごとに、1日休息日をとること。自分が背負う荷物を重くしすぎないこと。ゆっくり登ること。
眠る場所の高さが大切な理由は、睡眠中は起きている時に比べて呼吸回数が減り、体の中の酸素状態が悪化しやすいからです。いきなり高度を上げると、悪化の程度も大きくなります。また、アルコールや睡眠薬、安定剤などは睡眠中の呼吸状態を悪化させることにつながるので、高い所では控えておくほうが安全。
高所に滞在していると次第に低酸素の状態に慣れてきますが、慣れる速さは人によって違いますし、標高によっても違います。毎日自分の体調をチェックし、必要に応じて休息日を入れることが大切です。
高所の低圧低酸素環境で運動すると、平地での運動に比べて心拍数が増加しやすく、心臓への負担が大きくなります。肺に問題がある場合は、他の人より体に取り込む酸素量が少ないため、体調を崩しやすくなります。
従って、心臓や肺に疾患のある人は、体への負担を考慮し、あらかじめ主治医に相談しておいたほうがよいでしょう。荷物を重くしないこと、ゆっくり登ることは、健康な人にとっても大事です。
高所の冷えた空気は乾燥しており、その中で汗をかくような運動をする場合は、体の中の水分を失いやすく、脱水症に対する注意が必要です。体調維持のため、軽い、高炭水化物の食事を取るとともに、十分な水分を取るよう心掛けてください。また、乾燥した冷たい空気はのどを痛めやすく、風邪をひくことにもつながりますので、マスクを用意しておくとよいでしょう。
低酸素症の予防と症状の緩和のために、アセタゾールアミド、デキサメタゾンの服用を勧める医師もいます。しかし、これらの薬で危険な症状が隠されてしまうこともあるとして、使用には異論もあります。
■用語 滴状乾癬 [用語(て)]
扁桃炎などに引き続いて、水滴くらいに小さい発疹が現れる皮膚疾患
滴状乾癬(てきじょうかんせん)とは、扁桃(へんとう)炎や風邪などに引き続いて、1センチほどの水滴状の赤い発疹(はっしん)が急速に現れる皮膚疾患。滴状類乾癬とも呼ばれます。
滴状乾癬は多くの場合、突然、発症します。扁桃炎や風邪などウイルスまたは溶連菌の上気道感染の1週間から3週間後に、腹部や背中、尻(しり)などの体幹や大腿(だいたい)部に水滴くらいから1センチ大くらいの赤い発疹が現れます。
この小さな赤い発疹は、体の狭い部分に限定して現れる場合もあれば、一度に多発して体中に広まって現れる場合もあります。
一見、乾癬という皮膚疾患、すなわち表皮の細胞の新陳代謝が異常に早くなり、皮膚の細胞が垢(あか)になる角化が早く進む皮膚疾患に、よく似ていることから乾癬の一種とされていますが、症状は比較的軽く、かゆみや痛みを感じることはほとんどありません。
乾癬との大きな違いは、発疹部に集まって血管に炎症を起こしている白血球のタイプの違いで、発疹を表面から見ただけではなかなか区別はつきません。
やがて、小さな赤い発疹の表面は、垢(あか)のような銀白色の鱗屑(りんせつ)となり、その一部がポロポロとはがれ落ちます。
いったん滴状乾癬を発症すると、再発を繰り返し慢性化しやすいのですが、一度出た一つ一つの小さな赤い発疹はそう長続きせず、すぐに治る傾向にあります。再発を繰り返すと、新しい発疹と古い発疹が皮膚に混在し、古い発疹は色素沈着や、皮膚の一部の色が白く抜け落ちる白斑(はくはん)を残すことがあります。
再発を繰り返す傾向がある一方、扁桃炎や風邪がよくなると症状も改善し、自然に治癒することもあります。しかし、時には、滴状乾癬から移行して、乾癬を発症することもあります。
滴状乾癬は、男女を問わず子供から30歳未満の成人に、比較的多くみられる傾向が強いのが特徴です。
自然に治癒することもありますが、もちろん治療を受けたほうが早く治るため、滴状乾癬の症状に気が付いたら早めに皮膚科、ないし皮膚泌尿器科を受診したほうがよいでしょう。
滴状乾癬の検査と診断と治療
皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断は、乾癬の場合と同じように、特徴的な発疹とその分布、経過から判断します。細菌検査をすると、溶連菌、インフルエンザ菌などが検出されることがあります。
皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、軽い場合は、炎症を抑制するステロイド(副腎〔ふくじん〕皮質ホルモン)の外用剤を用います。多くは1カ月から3カ月で治癒します。
発疹の範囲が広くて目立つ場合は、内服剤を用いたり、紫外線治療を行います。
内服剤には、かゆみに有効な抗アレルギー剤から、炎症を抑制するステロイド剤や免役抑制剤まで、多くの選択肢があります。滴状乾癬の原因が感染症であった場合、内服剤の服用によって感染が終息すれば、多くは数週間で治癒します。
紫外線治療には、波長や使用する薬の違いにより、PUVA(プーバ)療法、UVB療法、ナローバンドUVB療法などがあります。
滴状乾癬(てきじょうかんせん)とは、扁桃(へんとう)炎や風邪などに引き続いて、1センチほどの水滴状の赤い発疹(はっしん)が急速に現れる皮膚疾患。滴状類乾癬とも呼ばれます。
滴状乾癬は多くの場合、突然、発症します。扁桃炎や風邪などウイルスまたは溶連菌の上気道感染の1週間から3週間後に、腹部や背中、尻(しり)などの体幹や大腿(だいたい)部に水滴くらいから1センチ大くらいの赤い発疹が現れます。
この小さな赤い発疹は、体の狭い部分に限定して現れる場合もあれば、一度に多発して体中に広まって現れる場合もあります。
一見、乾癬という皮膚疾患、すなわち表皮の細胞の新陳代謝が異常に早くなり、皮膚の細胞が垢(あか)になる角化が早く進む皮膚疾患に、よく似ていることから乾癬の一種とされていますが、症状は比較的軽く、かゆみや痛みを感じることはほとんどありません。
乾癬との大きな違いは、発疹部に集まって血管に炎症を起こしている白血球のタイプの違いで、発疹を表面から見ただけではなかなか区別はつきません。
やがて、小さな赤い発疹の表面は、垢(あか)のような銀白色の鱗屑(りんせつ)となり、その一部がポロポロとはがれ落ちます。
いったん滴状乾癬を発症すると、再発を繰り返し慢性化しやすいのですが、一度出た一つ一つの小さな赤い発疹はそう長続きせず、すぐに治る傾向にあります。再発を繰り返すと、新しい発疹と古い発疹が皮膚に混在し、古い発疹は色素沈着や、皮膚の一部の色が白く抜け落ちる白斑(はくはん)を残すことがあります。
再発を繰り返す傾向がある一方、扁桃炎や風邪がよくなると症状も改善し、自然に治癒することもあります。しかし、時には、滴状乾癬から移行して、乾癬を発症することもあります。
滴状乾癬は、男女を問わず子供から30歳未満の成人に、比較的多くみられる傾向が強いのが特徴です。
自然に治癒することもありますが、もちろん治療を受けたほうが早く治るため、滴状乾癬の症状に気が付いたら早めに皮膚科、ないし皮膚泌尿器科を受診したほうがよいでしょう。
滴状乾癬の検査と診断と治療
皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による診断は、乾癬の場合と同じように、特徴的な発疹とその分布、経過から判断します。細菌検査をすると、溶連菌、インフルエンザ菌などが検出されることがあります。
皮膚科、皮膚泌尿器科の医師による治療では、軽い場合は、炎症を抑制するステロイド(副腎〔ふくじん〕皮質ホルモン)の外用剤を用います。多くは1カ月から3カ月で治癒します。
発疹の範囲が広くて目立つ場合は、内服剤を用いたり、紫外線治療を行います。
内服剤には、かゆみに有効な抗アレルギー剤から、炎症を抑制するステロイド剤や免役抑制剤まで、多くの選択肢があります。滴状乾癬の原因が感染症であった場合、内服剤の服用によって感染が終息すれば、多くは数週間で治癒します。
紫外線治療には、波長や使用する薬の違いにより、PUVA(プーバ)療法、UVB療法、ナローバンドUVB療法などがあります。
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