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■小林製薬「紅麹」サプリ摂取、延べ257人が入院 医療機関の受診者は延べ1492人に [健康ダイジェスト]

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)の成分を含むサプリメントを摂取した人が、腎臓の病気などを発症した問題で、厚生労働省は、24日の時点で延べ257人が入院したことが小林製薬からの報告で明らかになったと発表しました。
 小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントに関しては、摂取した後、腎臓の病気を発症するなどしてこれまでに5人が死亡し、全国で健康被害の訴えが相次いでいます。
 厚労省は、健康被害の状況について小林製薬から報告された24日時点の人数を明らかにしました。
 それによりますと、体調に異変を感じるなどして、延べ1492人が医療機関を受診し、延べ257人が入院したということです。
 また、3月29日に設置された厚労省と消費者庁のコールセンターには、4月24日までの27日間で、合わせて4609件の相談が寄せられたということです。
【コールセンター】 電話番号 0120-388-687 午前9時〜午後9時まで 土日や祝日も相談を受け付けます。
 厚労省は、各地の保健所などとも連携して被害の確認を進めるとともに、引き続き健康被害の原因について調べることにしています。

 2024年4月25日(木)

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■頸動脈疾患患者の6割、血管内から微小プラスチック検出 イタリアなどの研究チーム発表 [健康ダイジェスト]

 頸動脈疾患の患者257人の血管にできたプラーク(塊)を切除して分析したところ、6割から直径5ミリ以下の「マイクロプラスチック」などの微小プラが検出されたと、イタリアなどの研究チームが24日までに発表しました。検出されたグループは検出されなかったグループに比べ、脳卒中や心筋梗塞を発症したり、何らかの原因で死亡したりするリスクが4倍超でした。
 微小プラが人の体内で検出される事例が国内外で相次いで報告されているものの、健康影響についてはよくわかっていません。研究チームは、今回が微小プラと疾患との関連を示唆する「初めての研究」だとしています。
 包装容器などに使われたプラスチックがごみとして海や川に流れ、劣化して微小プラが発生。食事などの際に体内に取り込まれているとみられます。
 一方、プラスチックごみ汚染を国際的に規制する条約作りを目指す政府間交渉委員会が23日、カナダの首都オタワで始まりました。会合は4回目。
 厳しい規制をどこまで盛り込むかを巡り各国の隔たりは大きく、交渉は難航が予想され、11~12月の次回会合で目指す条約案合意に道筋を付けられるかどうかが焦点です。29日まで。

 2024年4月25日(木)

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■AIで胃がん進行度合いを高精度に診断 岡山大など [健康ダイジェスト]

 岡山大と両備システムズ(岡山市)は24日、胃がんの進行度合いを判断する材料の1つである「深達度」を、人工知能(AI)で診断できるシステムを開発したと発表しました。専門医を上回る精度での診断が可能で、患者への負担が重い外科手術の必要性をより正しく判断できると期待されます。すでに医療機器として製造販売承認を取得、年内の販売開始を目指します。
 岡山大などによると、胃がんの治療では、比較的早期には内視鏡でのがん切除が行われ、進行した場合は開腹して胃の切除を伴う外科的治療を実施します。がんが胃の粘膜にどれほど深く入り込んでいるかによって治療が決まるものの、深さの判別は専門医でも難しい面があります。内視鏡治療で治る症例に外科手術が行われたり、逆に内視鏡治療では不十分だったりする症例があり、課題となっていました。
 システムでは、さまざまな深達度の患者約500人分の内視鏡画像約5000枚を「浅い」「深い」の2種類に分類してAIに学習させました。その結果、専門医による正答率を10ポイント上回る82%の精度を達成。診断にかかる時間も1分弱だといいます。

 2024年4月25日(木)

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■アメリカで患者にブタの腎臓移植、2例目 遺伝子改変を最小限に  [健康ダイジェスト]

 アメリカのニューヨーク大の医療センターは24日、心不全と末期腎不全を患い透析治療を受けていた54歳の女性患者に、遺伝子操作したブタの腎臓を移植したと発表しました。患者の治療を目指した移植としては、3月にアメリカのマサチューセッツ総合病院が実施したのに続き2例目。
 ブタは1カ所の遺伝子を操作し、拒絶反応の原因となる糖を作れなくしてありました。患者の免疫機能の一部を抑える薬も使いました。69カ所も遺伝子操作した1例目とは対照的で、担当医は「迅速に多くの命を救うなら、遺伝子改変は最小限にして薬を併用するのが正解だろう」と述べました。
 異種移植はまだ実験的な医療で、最適な方法の探究が続きます。

 2024年4月25日(木)

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