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■ジェネリック医薬品の日医工、29日に上場廃止 品質不正で経営危機の末に [健康ダイジェスト]

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)大手で経営再建中の日医工(富山市)は28日、同社の株式が29日に上場廃止になると発表しました。上場最終日となった28日は35円で取引を終えました。
 今後は、企業再生ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)と医薬品卸大手のメディパルホールディングス(HD)の傘下で再建を進めます。
 1965年設立の日医工は1980年に名証に株式を上場し、現在は東証プライム市場に所属しています。後発薬大手として国の普及策を追い風に成長を続けたものの、品質不正が発覚し、2021年に富山県から業務停止命令を受け、主力工場で32日間生産を停止しました。2022年12月に私的整理の一つである事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)が成立し、金融機関から事業再生計画が承認されました。
 3月8日にJWPとメディパルHDが出資する合同会社ジェイ・エス・ディー(JSD)を引受先とする第三者割当増資の払い込みが完了。株式併合を経て日医工はJSDの完全子会社になります。同日付で後発薬のサンド(東京都港区)で社長を務めた岩本紳吾氏が社長に就いています。

 2023年3月29日(水)

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