■世界の新型コロナウイルス感染者2757万人、死者89万人 5歳未満が半年で100万人死亡の恐れ [健康ダイジェスト]
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の9日午後3時の時点で、世界全体で2757万9437人となりました。また、亡くなった人は、89万7614人に上っています。
感染者が最も多いのは、アメリカで632万7793人、次いでインドが437万128人、ブラジルが416万2073人、ロシアが103万2354人、ペルーが69万1575人となっています。
亡くなった人が最も多いのもアメリカで18万9679人、次いでブラジルが12万7464人、インドが7万3890人、メキシコが6万8484人、イギリスが4万1675人となっています。
ユニセフ(国連児童基金)などは、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の多くの国で予防接種などの医療サービスが滞っているとした上で、今後半年間で5歳未満の子供が100万人以上死亡する恐れがあると警告しました。
ユニセフや世界保健機関(WHO)などが、9日に発表した報告書で明らかにしました。
報告書によりますと、昨年、世界中で死亡した5歳未満の子供は520万人と、30年前に統計を取り始めて以来、最も少なくなりました。
一方、今年は新型コロナウイルスの影響で、予防接種や健康診断などの医療サービスが滞っており、1歳未満の乳児では少なくとも68か国の合わせて8000万人が、ワクチンがあれば防げる感染症にかかる恐れがあるとしています。
また、親が職を失うなどして世帯収入が大幅に減った結果、推定670万人の子供が十分な栄養を取ることができず、特にサハラ以南のアフリカや南アジアでは栄養失調によって感染症にかかりやすくなると指摘しています。
こうしたことから、報告書は今後半年間で5歳未満の子供が100万人以上死亡する恐れがあると警告しています。
ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長は、「5歳未満で亡くなる世界の子供の数がこの数十年間で初めて増加に転じる恐れがある」と警告し、「医療サービスの再開に向けて緊急の支援をしなければ、5歳未満の何百万人という子供、特に新生児が命を落とす可能性が高い」として、国際社会に支援を呼び掛けています。
2020年9月9日(水)
感染者が最も多いのは、アメリカで632万7793人、次いでインドが437万128人、ブラジルが416万2073人、ロシアが103万2354人、ペルーが69万1575人となっています。
亡くなった人が最も多いのもアメリカで18万9679人、次いでブラジルが12万7464人、インドが7万3890人、メキシコが6万8484人、イギリスが4万1675人となっています。
ユニセフ(国連児童基金)などは、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の多くの国で予防接種などの医療サービスが滞っているとした上で、今後半年間で5歳未満の子供が100万人以上死亡する恐れがあると警告しました。
ユニセフや世界保健機関(WHO)などが、9日に発表した報告書で明らかにしました。
報告書によりますと、昨年、世界中で死亡した5歳未満の子供は520万人と、30年前に統計を取り始めて以来、最も少なくなりました。
一方、今年は新型コロナウイルスの影響で、予防接種や健康診断などの医療サービスが滞っており、1歳未満の乳児では少なくとも68か国の合わせて8000万人が、ワクチンがあれば防げる感染症にかかる恐れがあるとしています。
また、親が職を失うなどして世帯収入が大幅に減った結果、推定670万人の子供が十分な栄養を取ることができず、特にサハラ以南のアフリカや南アジアでは栄養失調によって感染症にかかりやすくなると指摘しています。
こうしたことから、報告書は今後半年間で5歳未満の子供が100万人以上死亡する恐れがあると警告しています。
ユニセフのヘンリエッタ・フォア事務局長は、「5歳未満で亡くなる世界の子供の数がこの数十年間で初めて増加に転じる恐れがある」と警告し、「医療サービスの再開に向けて緊急の支援をしなければ、5歳未満の何百万人という子供、特に新生児が命を落とす可能性が高い」として、国際社会に支援を呼び掛けています。
2020年9月9日(水)
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