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■新型コロナウイルス、子供の8割弱が家庭内で感染 日本小児科学会が調査 [健康ダイジェスト]

 新型コロナウイルスの子供への影響を調査している日本小児科学会が、これまでに感染した子供297人分のデータをまとめ、感染経路が特定できた子供の8割弱が家庭内で感染していたことがわかりました。
 日本小児科学会では、新型コロナウイルスの子供への影響を調べるため、全国の小児科などの医療機関が参加して0歳から19歳までの感染者の情報を登録するデータベースを立ち上げており、8日までに297人のデータが集まっています。
 それによりますと全体の85%に当たる253人は、特に治療をしなくても症状が改善していたということで、死亡した子供はいませんでした。
 また、感染経路が特定できた258人のうち77%に当たる198人が家庭内で感染したとみられ、このうち父親からが最も多く91人、母親からが48人、両親ともに可能性があったケースが19人、祖母からが11人、兄弟からが9人、祖父からが5人だったということです。
 幼稚園や保育所の関係者から感染したとみられるケースは16人、学校関係者からも16人で合わせて32人と、全体の1割程度にとどまっていました。
 データを取りまとめている聖マリアンナ医科大学の勝田友博講師は、「学校など、子供たちが外で感染したケースは比較的少なかった。むしろ感染を防ぐには保護者が家庭内にウイルスを持ち込まないよう注意することが重要だと考えられる」と話しています。

 2020年9月9日(水)

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