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■新型コロナウイルス、埼玉県で過去最多100人の感染確認 さいたま市の劇団の稽古場で62人集団感染 [健康ダイジェスト]

 国内では10日午後6時半の時点で、東京都で249人、埼玉県で100人、神奈川県で63人、大阪府で52人、千葉県で36人、北海道で24人、愛知県で21人、京都府で20人、沖縄県で20人など、全国で合わせて681人の新型コロナウイルスへの感染が新たに発表されました。
 また、大阪府で2人、愛知県で1人の、合わせて3人の死亡が発表されました。
 国内で感染が確認された人は、空港の検疫などを含め8万9054人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客・乗員が712人で、合わせて8万9766人となっています。
 亡くなった人は、国内で感染した人が1628人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者が13人の、合わせて1641人です。
 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、10日時点で147人となっています。
 症状が改善して退院した人などは、国内で感染した人が8万1356人、クルーズ船の乗客・乗員が659人の、合わせて8万2015人となっています。
 一方、埼玉県内では10日、新たに100人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表されました。
 1日の感染者としては、今年8月8日の84人を上回り、これまでで最も多くなりました。
 埼玉県が発表したのが86人、さいたま市が9人、川口市が4人、越谷市が1人となっています。
 また、さいたま市は10日夜、市内にある劇団の稽古(けいこ)場で新型コロナウイルスへの集団感染が発生し、これまでに劇団員やスタッフなど62人の感染が確認されたと発表しました。
 集団感染が発生したのは、さいたま市浦和区にある劇団「ミュージカル座」の稽古場です。この稽古場では10月4日と6日に、同市の彩の国さいたま芸術劇場で20日開幕予定だったミュージカル「ひめゆり」に向けた稽古が行われて、オーディションで選んだ俳優らを含め計91人が参加し、陽性者との接触がわかった参加者の男性1人が自主的に検査を受け、新型コロナウイルスに感染していたことが判明したということです。この男性は、すでに複数の感染者が確認されている東京都内の劇団の稽古にも参加していたということです。
 市によりますと、稽古に参加した91人のうち、10日までに東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県に住む合わせて62人の感染が確認されました。全員軽症か無症状といいます。感染者に観客はいないということです。
 稽古場はビルの4階で広さ80平方メートルほどの場所が2つあり、稽古中は音が出るため窓を閉めきり、1時間に1度換気をしていたということです。また、稽古中もマスクやマウスシールドを着用し、セリフを言う際も対面の相手の顔から少しずらして話していたといい、部屋や手すり、音響機器などもこまめに消毒していたということです。
 埼玉県内では10日、新たに100人の感染が確認されたと発表されましたが、このうち少なくとも38人は劇団に関係する感染者だということです。集団感染を受け、公演は中止します。埼玉県やさいたま市は、感染の経緯や濃厚接触者などを調べています。
 また、埼玉県は、同じ配送業の会社でアルバイトをしている20歳代から30歳代の外国籍の男性4人の感染を発表し、このアルバイト先に関係する感染者は合わせて21人となりました。
 埼玉県内でこれまでに感染が発表された感染者は、合わせて5048人になりました。

 2020年10月10日(土)

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