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■はしか、ヨーロッパ地域で急増し世界的に流行 ワクチン接種減が影響か [健康ダイジェスト]

 世界各地ではしか(麻疹)の感染が拡大しています。世界保健機関(WHO)によると、2023年は前年比8割増の30万人以上の感染が報告され、特にヨーロッパでの増加が目立ちます。背景に新型コロナウイルス流行時に、はしかのワクチン接種率が下がったことがあります。日本でも2月以降、複数の感染例が出ており、今後拡大が懸念されるとして、厚生労働省はワクチン接種を呼び掛けています。
 WHOによると、ロシアや中央アジアを含むヨーロッパ地域での感染報告数は2022年の937人に対し2023年は5万8000人を超え、60倍以上となりました。
 日本では、今年に入って奈良市で20歳代の外国人観光客の感染が確認されたほか、東京都では感染経路が不明の0歳男児の感染が報告されています。
 流行を防ぐには、人口の95%がワクチンを2回接種することが望ましいとされます。日本では乳幼児期に2回の定期接種があるものの、厚労省によると、2回接種を終えた割合は2020年度以降減少し、2022年度は92・4%でした。
 厚労省の担当者は、「母子手帳などを確認し2回打っていなければ接種を検討してほしい」と話しています。

 2024年3月3日(日)

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