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■厚労省、HPVワクチンの男性接種も了承  肛門がんなどの予防効果も [健康ダイジェスト]

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の部会は4日、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染を防ぐワクチン「ガーダシル」について、「有効性と安全性が認められる」として男性への使用を認めることを了承しました。
 肛門がんや、性器や肛門の周りにイボをつくる尖圭(せんけい)コンジローマの原因となるHPV感染の予防効果が期待されており、12月中にも正式承認されます。その後、公費で接種を受けられる「定期接種」に加えるかも議論される見通し。
 対象は9歳以上で、半年の間に合わせて3回接種します。接種後に健康被害が出た場合、公費で救済される対象となります。
 ガーダシルは、子宮頸(けい)がんなどにつながるHPV感染を防ぐ目的で、小6~高1の女子が定期接種の対象となっています。HPV感染は肛門がんなどの原因にもなるため、アメリカの製薬大手メルクの日本法人「MSD」が2月、男性への使用も認めるよう申請していました。
 厚労省によりますと、ガーダシルは102の国や地域で男性への接種が承認されており、このうち少なくとも40カ国程度が公費で接種を行っているということです。

 2020年12月5日(土)

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