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■新型コロナ、世界の感染者6555万人 死者151万人 サンフランシスコ、新たな外出制限命令 [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の5日午前3時の時点で、世界全体で6555万2911人となりました。また、感染して亡くなった人は、151万2396人に上っています。
 感染者が最も多い国はアメリカで1419万671人、インドが957万1559人、ブラジルが648万7084人、ロシアが238万2012人、フランスが231万369人。
 感染して亡くなった人が最も多い国もアメリカで27万6980人、ブラジルが17万5270人、インドが13万9188人、メキシコが10万8173人、イギリスが6万714人。
 アメリカで新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない中、西海岸のサンフランシスコ市は医療体制が機能不全に陥るのを防ぐ必要があるとして、市民の外出を制限する新たな命令を出しました。
 ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、3日に報告されたアメリカ国内の死者は2879人とこれまでで最も多くなりました。
 こうした中、サンフランシスコ市は4日、入院患者の増加によって医療体制が機能不全に陥るのを防ぐ必要があるとして、周辺の自治体と共同で市民の外出を制限する新たな命令を出しました。
 命令は12月6日の夜から順次適用され、小売店は客の数を収容可能人数の20%までに制限されるほか、レストランは持ち帰りや宅配に限って営業が認められるということです。
 サンフランシスコ市がある西部カリフォルニア州では、使用可能な集中治療室(ICU)の病床の割合が15%を下回った地域に対して、州政府が外出を制限する命令を出すことにしていますが、サンフランシスコ市ではより早い対応が必要だとして前倒しで命令を出しました。
 ロンドン・ブリード市長は記者会見し、「命令を遅らせればそれだけ患者が増え、感染を抑えることが難しくなる」と述べ、市民に理解と協力を呼び掛けました。 
 一方、世界保健機関(WHO)は4日、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まっても、それだけでウイルスがなくなるわけではないと警告しました。
 WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏はオンライン記者会見で、「ワクチンでウイルスがゼロになるわけではない」と指摘。「ワクチンとその接種により、我々が持ち合わせる手段一式に、非常に大きく強力な手段が加わる。だがそれだけでは十分ではない」と警鐘を鳴らしました。
 イギリスは2日、欧米諸国で初めて新型コロナウイルスワクチンの一般使用を認可。ほかの国々も、迅速に追随するようにとの圧力が高まりました。
 WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長はワクチン開発の進展について、「皆の士気を高めるものであり、トンネルの先にある光が見え始めた」とした一方で、「WHOは、新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が終わったとの見方が広がっていることを懸念している」と表明。「多くの場所でウイルス感染が非常に大きく拡大しており、病院や集中治療室(ICU)、医療従事者らが非常に大きな重圧を受けている」と指摘しました。

 2020年12月5日(土)

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