SSブログ

■新型コロナ、世界の感染者9474万人 死者202万人 ブラジルで中国・イギリス製ワクチンの接種始まる [健康ダイジェスト]

 アメリカのジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、日本時間の18日午前3時の時点で、世界全体で9474万4048人となりました。また、感染して亡くなった人は、202万6396人となっています。
 感染者が最も多いのはアメリカで2380万9961人、次いでインドが1055万7985人、ブラジルが845万5059人、ロシアが353万379人、イギリスが340万5701人となっています。
 感染して亡くなった人が最も多いのもアメリカで39万6353人、次いでブラジルが20万9296人、インドが15万2274人、メキシコが14万241人、イギリスが8万9427人となっています。
 ブラジルの薬事当局である国家衛生監督庁は17日、中国の製薬会社の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)とイギリスの製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスのワクチン2種類について、緊急利用を認めると発表し、これを受けてサンパウロ州ではシノバック・バイオテックのワクチンの接種が他の地域に先駆けて医療従事者らを対象に始まりました
 ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領はアストラゼネカのワクチンを支持しており、過去には政治的に対立するサンパウロ州のジョアン・ドリア知事が推進する中国製ワクチンについて、「ブラジル人は(実験用の)モルモットにならない」と批判。国家衛生監督庁の判断が注目を集めていました。
 国家衛生監督庁は17日、複数の専門家の議論の末、全会一致で2種類のワクチンを承認すると発表。16日にはロシア製のワクチン「スプートニクⅤ」の緊急利用の申請を却下したため、当面は2種類のワクチンを接種することで集団免疫の獲得を目指します。
 ブラジル政府によりますと、シノバック・バイオテックのワクチンは、欧米のワクチンに比べて値段が安く、中国側もデータの提供などに協力的で、安全性も確保されているということです。
 ブラジルの新型コロナウイルス累計感染者数は、16日時点で約845万人で世界で3番目、死者数は約21万人で2番目。2020年12月から感染再拡大が始まっており、北部の工業都市マナウスで医療崩壊が発生するなど、深刻な事態となっています。

 2021年1月18日(月)

nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。