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■眼鏡型の拡大鏡、目に異常感じたら使用中止を 国民生活センターが呼び掛け [健康ダイジェスト]

 新聞や文庫本などの小さい文字を読む時に眼鏡のように顔にかけるタイプの拡大鏡について、使い方を誤ると表示された倍率通りに見えなかったり、目のトラブルにつながったりする恐れがあるとして、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
 国民生活センターによりますと、全国の消費生活センターなどには眼鏡型の拡大鏡に関する相談が昨年10月までの5年半ほどで、400件余り寄せられているということです。
 「表示された倍率通りに拡大されなかった」、「使用中に目がチカチカした」といったもののほか、「着用したまま歩いていて転倒し骨折した」というものもあったということです。
 国民生活センターが25種類の商品を調べたところ、いずれも焦点距離が25センチから51センチと、手が届く程度の距離のものは拡大されて、はっきり見えましたが、それより遠くなるとはっきり見えなかったということです。
 また、国民生活センターがコメントを求めた眼科の専門医によりますと、自分の目に合っていない拡大鏡を使い続けた場合、気持ちが悪くなったり目がチカチカしたりする恐れがあるということです。
 このため国民生活センターは、拡大鏡は手が届く程度の距離のものを拡大するためのもので、個人用に調整された老眼鏡と異なり、歩く時や運転する時に使うものではないことを理解し、購入前に自分の目に合っているかや、使用目的を確認し、異常を感じたら使用を中止するよう呼び掛けています。

 2021年2月5日(金)

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