SSブログ

■原発事故の当面の収束に半年~9カ月、東京電力が会見 [健康ダイジェスト]

 東京電力の勝俣恒久会長が17日午後3時から記者会見し、放射性物質の漏洩が続き深刻な事態に陥っている福島第一原子力発電所について、事故収束の見通しを示す工程表を発表しました。
 事故収束への道筋として、2段階に分けて考え、第1段階(ステップ1)を3カ月間とし、目標を「原子炉を安定的に冷却し、高レベルの放射能汚染水の流出をさせないようにする」としました。
 さらに、第2段階(ステップ2)では「原子炉の核燃料を冷温停止状態にするとともに、放射能汚染水全体の量を減らす」とし、現在から半年~9カ月後の実現を目指すとしました。最終的に100度以下の冷温停止状態を目指します。
 工程表によれば、当面は(1)原子炉の冷却(2)使用済み燃料プールの冷却(3)放射性物質で汚染された水の閉じ込め処理(4)大気、土壌中の放射性物質の抑制(5)原発施設外への避難指示区域などの放射線量の測定と低減ーといった5つの目標を設定。
 原子炉の冷却作業では、現在進めている原子炉への淡水注入や水素爆発防止のための窒素注入作業を継続し、原子炉建屋をカバーなどで遮蔽することを目指します。
 勝俣会長は、「必要な対策を同時平行で進めていく」と述べました。

 2011年4月17日(日)




nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0