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■乳児の口に薬剤を誤投与、准看護師が報告怠る 乳児はやけど負い入院、近江八幡市 [健康ダイジェスト]

 滋賀県近江八幡市立総合医療センターで3月、耳鼻咽喉科の外来を受診した生後6カ月未満の乳児に、50歳代の女性准看護師が誤った薬を投与する医療事故があり、同センターが25日、発表しました。乳児は口などにやけどを負い、10日間入院しました。
 発表によると、准看護師は3月11日午前、聴力検査のため受診した乳児に、鎮静剤の飲み薬「トリクロリールシロップ」を投与すべきところを、耳や鼻のイボの除去などに使う塗布治療薬「80%トリクロロ酢酸液」を1ccほど飲ませました。吐き出したため、小児科にシロップを取りに行き、改めて5cc飲ませました。
 乳児は帰宅後にミルクを飲まなくなるなどしたため2度、救急外来を受診。口の中のやけどがわかり、12日から入院しました。現在は回復したものの下顎に赤い痕が残り、今後も経過観察が必要だといいます。
 同センターは13日に准看護師に聞き取りをしたところ、「シロップだと思い飲ませた」と話したといいます。センターは薬品名が似ていて取り違えたとみています。
 宮下浩明・市病院事業管理者は記者会見で、「知識不足のため起きた。投与直後に対応せず、報告もしなかった」と陳謝。准看護師が事故を隠蔽(いんぺい)しようとした可能性もあり、処分を検討します。家族には謝罪しました。

 2024年4月27日(土)

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