イギリスの製薬大手アストラゼネカは8日までに、新型コロナウイルスワクチンの事業から撤退すると明かしました。新型コロナの感染拡大以降、世界に30億回分を超えるワクチンを供給してきたものの、新たなワクチンの登場で需要が落ち込んでいました。すでに生産と供給を終えたといいます。欧米メディアが報じました。
アストラゼネカはイギリスのオックスフォード大と新型コロナのワクチンを共同開発し、2021年1月にイギリスで接種が始まりました。
アストラゼネカは、「パンデミック(世界的な大流行)を終わらせるために果たした役割を誇りに思う」との考えを表明しました。
2024年5月9日(木)
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