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■熱中症で538人搬送、北海道と埼玉の2人が死亡 [健康ダイジェスト]

 12日は全国的に気温が上がり、北海道から西日本の日本海側にかけての各地で35度以上の猛暑日になりました。九州北部では大気の状態が不安定になるため、これから13日昼前にかけて非常に激しい雨が降る恐れがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、それに川の増水に十分注意するよう呼び掛けています。
 気象庁によりますと、北日本や東日本を中心に広く高気圧に覆われたほか、西日本では台風9号の影響で暖かい空気が流れ込んでいるため全国的に気温が上がりました。
 最高気温は群馬県館林市で36度6分、北海道帯広市と足寄町で36度3分、福井市で35度7分、兵庫県豊岡市で35度1分の猛暑日になり、北海道では十勝地方などの14の観測地点で7月としては観測を始めて以降最も高い気温になりました。また、福島市で34度3分、名古屋市で33度1分、東京の都心で32度などと、全国の観測点の6割にあたる550余りの地点で真夏日になりました。
 気温の上昇で各地で熱中症を訴える人が相次ぎ、マスコミが各地の消防や警察に取材して12日午後5時現在でまとめたところ、熱中症とみられる症状で45の都道府県で少なくとも538人が病院に運ばれ、2人が死亡しました。
 都道府県別では、埼玉県が53人と最も多く、次いで北海道が40人、愛知県が39人、大阪府が32人などとなっています。
 このうち、北海道の清水町では正午すぎ、農作業をしていた83歳の女性が倒れていると消防に通報があり、女性は搬送先の診療所で死亡が確認されました。
 また、埼玉県三郷市では午後4時前に95歳の女性が自宅で意識を失っているのが見付かり、病院に運ばれましたが午後4時30分ごろ、死亡が確認されました。
 13日も東北から西日本にかけては気温が上がり、日中の最高気温は福島市で36度、金沢市や前橋市で35度、京都市で34度などと予想されています。気象庁は、こまめに水分を補給したり適切に冷房を使ったりして熱中症に十分注意するよう呼び掛けています。

 2015年7月12日(日)

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