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■ジカ熱懸念でリオ五輪辞退 男子ゴルフ、マキロイら [健康ダイジェスト]

 男子ゴルフの世界ランキング4位で、全英オープン選手権などで優勝経験のある、イギリスのローリー・マキロイ選手が、ブラジルなどで感染が拡大しているジカ熱への懸念を理由に、リオデジャネイロオリンピックに出場しないことを明らかにしました。
 ゴルフはリオデジャネイロオリンピックで112年ぶりに復活し、代表は7月の世界ランキング上位から選ばれます。
 このうち世界ランキング4位で、全英オープン選手権などメジャー通算4勝のイギリスの27歳、マキロイ選手は、22日に声明を発表し、「自分と家族の健康を最優先させる」として、ブラジルなどで感染が拡大しているジカ熱への懸念を理由に、オリンピックに出場しないことを明らかにしました。
 国際オリンピック委員会(IOC)などは、ジカ熱について、南半球の冬に当たる大会期間中は、ウイルスを媒介する蚊が減少することから、感染のおそれは極めて低いとしていますが、婚約者と数年以内に結婚する意向を示しているマキロイ選手は、「リスクがあることに変わりはなく、そのリスクは冒したくない」として理解を求めました。
 マキロイ選手は、北アイルランド代表として五輪に出る可能性がありました。北アイルランド・オリンピック委員会は、「大変失望したが、彼の決断を尊重する」との声明を出しました。
 また、男子ゴルフで世界ランキング11位で、今月行われた全米オープンで5位に入るなど活躍している南アフリカの28歳、ブランデン・グレース選手も、ジカ熱への懸念を理由に、リオデジャネイロオリンピックの出場を辞退すると明らかにしました。
 グレース選手は今年11月に結婚する予定で、競技よりも家族の健康を優先する意向を示したということです。
 ジカ熱を巡っては、これまでにも同じ男子ゴルフや自転車のトップ選手が、感染への懸念を理由にオリンピックに出場しないことを表明しているほか、大会前に精子を凍結保存する選手も出ています。

 2016年6月26日(日)

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